K-3 Mark IIIで
オールドレンズを使ってみる!第二弾
皆さまこんにちは。スクエア東京のモ~リ~です。
家族でいただく鍋料理がおいしい季節になってきましたね。
テレビを見ていても、シチューの宣伝や入浴剤の宣伝など暖かいCMが増えてきました。
いよいよ寒い冬がやってきますね。
さて、今回は前回に引き続きK-3 Mark IIIにオールドレンズを付けて撮影を楽しみました。さらにせっかくのデジタル一眼レフカメラです。カメラ内RAW展開を活用してちょっと色づくりもして見ましたのでぜひご覧ください。
今回はRICOH XR RIKENON 55mm F1.2を使ってみました。
リコーの古い一眼レフ用レンズはKマウントで設計されています。
PENTAXのKマウント開発には少なからず当時のリコーのエンジニアも関わっていたようですね。その関係もあり、マウントが完成した時にPENTAXがKマウントをライセンス提供する話が出たときに、早い段階から参加していたようです。
今回も最新のK-3 Mark IIIをオールドレンズで活用するための設定を確認しましょう。
・カスタマイズメニュー>絞りリングの使用>オン
・カスタマイズメニュー>MFレンズの焦点距離入力>55mm
・カスタマイズメニュー>絞り情報記録>オン
メニューからこれらの項目を設定して、モードダイヤルを「AVモード」に設定しましょう。こうすることにより、シャッターボタン半押しで測光して適正露出をセットしてくれて全押しでシャッターがおります。
後電子ダイヤルでは、絞り値の入力が出来るようになっているのでレンズの絞りリングの値を毎回セットします。(残念ながらF1.2は設定値がありませんでした。代わりにF1.0を設定してしのぎました。)
後は、ピントを合わせて撮影するだけです。
こんなに楽しいデジタル一眼レフカメラの活用は無いですよ。
便利になった、K-3 Mark IIIのオールドレンズ対応機能をぜひ使いましょう。
なお、これまでのPENTAX Kシリーズも「Mモード」+ハイパーマニュアル機能の活用でオールドレンズを使った撮影が楽しめますよ。
紅葉している枝もあれば、まだまだ夏の色を残した枝もあり、それがまた美しい。
背景がとんでいるので、このレンズ特有のちょっとうるさいモヤモヤボケがすっきりした感じになっています。この画像はRAW展開で以下の加工をかけています。
カスタムイメージ:ポップチューン(彩度+1、キー+3、コントラスト+4、コントラストシャドー-4)
ホワイトバランス:白色蛍光灯
緑色を鮮烈な印象にしてみたかったんです。そこでポップチューンにしてちょっと強い発色にしてみました。
はじめは手前のおしゃれな車に目が行ってファインダーをのぞいた瞬間その奥に見えたレトロな車に意識が行ってしまい、そちらにピントを合わせました。K-3 Mark IIIのファインダーだから見えた被写体です。
近所の方の情報によると、現役でバリバリ走っているそうです。
カスタムイメージ:ほのか(彩度+2、色調オレンジ、キー+2、コントラスト0、コントラストハイライト-1、コントラストシャドー+1)
ホワイトバランス:日陰
レトロな車だし、ちょっとレトロな雰囲気が出ないかと思いほのかベースにしてみました。
怖い顔かと思ったら、意外とひょうきんな印象もありますね。最初は鮮やかで撮っていましたがちょっとしっとり落ち着いた感じが出ないかと思い銀残しを使ってみました。
カスタムイメージ:銀残し(調色グリーン、キー-2、コントラスト+3、コントラストハイライト-2、コントラストシャドー-2)
ホワイトバランス:AWB
紅葉もまだ未完成。ちょっと緑が残る中で赤が目立ちます。風景設定ですが、緑を強めるためにWBをCTEにして、でも、赤を落とさないために彩度を挙げてみました。このレンズに特徴的な背景のボケが意外ときれいに出ました。
カスタムイメージ:風景(彩度+1、色相-2、コントラストハイライト-2、コントラストシャドー-2)
ホワイトバランス:CTE
菊の仲間なのか、小さく可憐な花が咲いていました。特徴的な赤を強調するためにいろいろ調整してみました。
カスタムイメージ:リバーサルフィルム(ファインシャープネス-2)
ホワイトバランス:昼白色蛍光灯
オールドレンズの光に最新のデジタル技術を加えて作品を作ってみました。先日のイベントで新しいカスタムイメージ「里び」も追加になるとの発表がありました。デジタル一眼レフカメラは皆さんの写真作品作りをサポートするためたくさんの機能を持っています。
ぜひ、これらを活かしつつ楽しいフォトライフを送っていただければと思います。
カメラの操作や設定のご相談。ファームウェアのアップデートなどはスクエア大阪/東京にていつでも対応中。ぜひ、ご活用ください。
それでは今後も、スクエア通信をお楽しみください。ありがとうございました。
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