石仏を撮る！

こんにちは、スクエア銀座のモ～リ～です。

暑さ寒さも彼岸まで。と、昔の人は良く言ったものですが、あんなに暑かった夏の日々が嘘のように気温が下がって来ています。一雨ごとに秋を感じる季節となりました。

紅葉には、まだ早い。でも植物たちはそろそろ秋から冬の支度を始める季節ですね。
こんな季節の挟間に石仏を被写体に撮るのはいかがでしょうか？

石仏。石でできた仏様ですから、見つけられるのは大抵お寺様ですね。モ～リ～が好きな石仏は、神奈川県足柄下郡箱根町にある長安寺さん。五百羅漢と言って、自然豊かな境内に様々な表情をした石仏が点々と並びます。

石仏のある風景を撮るときに気を付けたいのは、ホワイトバランスですね。AWBで撮るのが基本ですが、全体の色調によってはCTEを選んでも良いかもしれません。また、露出補正をマイナスに振ることで、石が持つ重さを表現できます。

石仏には、それを作った仏師の思いがのっていますよね。その気持ちを感じながらシャッターを切ることが大切かもしれません。

この石仏たちの近くにはススキで有名な仙石原ススキ草原や湿原や水辺の植物がみられる箱根湿生花園など夏から秋に楽しい風景のスポットがたくさんあります。これからの季節、ぜひ行ってみたいエリアですね。

また、石仏と言うと、モ～リ～の記憶にあるのは大分の国宝臼杵石仏や奈良明日香村の飛鳥の石仏群などです。九州出身の身としては、帰省の際に見た、大分の臼杵石仏は、大きさやお姿に感動と畏怖を覚えた記憶があります。また、就職して住んでいた大阪からたびたびバイクや車で出かけた、奈良県明日香村は異なる世界とのつながりやロマンを感じさせる素晴らしい遺跡でした。全国には様々な石仏や石造りの像などが見られると思います。ぜひ、皆さまのお住いの身近な場所の石仏をこの秋、捉えてみてはいかがですか？

紅葉が始まる前の一時、スクエア銀座からは石仏という被写体をご案内いたしました。撮影のテクニックや、お勧めのカメラ・レンズについてのご相談、使い方がわからないなどお困りの際にはぜひ弊社スタッフまでご相談ください。リコーイメージングスクエア銀座スタッフ一同、お待ちしております。