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PENTAX K-3 Mark IIIで
オールドレンズを使ってみる!

皆さま、こんにちは。スクエア東京のモ~リ~です。

急に寒くなってきましたが、皆さま体調を崩したりしていませんか?日本の秋はもっとゆったりしていて一雨ごとに冬が近づく印象でしたが、最近はそうでもないですね。おいしい果物を堪能する間もなく、冬の装いになる感じでしょうか?
日本の四季が心配です。

さて、今回はK-3 Mark IIIをメインに出掛けてみました。
皆さんはPENTAXのK-シリーズにフィルム時代の古いレンズを付けて撮ったことはありますか?実はPENTAXのカメラはマウントが共通な古いレンズを付けてちゃんと適正露出で撮影することができます。ファンの中には、オールドレンズを楽しんでいる方も多いですよね。
そして、最新のK-3 Mark IIIはさらにオールドレンズを楽しめるように進化しました。

・カスタマイズメニュー>絞りリングの使用>オン

メニュー操作でこの設定にしていただくことでオールドレンズの絞り制御を有効にできます。これまでのモデルでも「Mモード」にして絞り確定をし、ピント合わせの後にグリーンボタンを押すことで実絞りに絞り測光をしてシャッタースピードをセットしてくれる動作をしてくれていました。
今回のK-3 Mark IIIでは、この機能が進化し、P/SV/AVモードの時にAVモードとして動作してくれるように変わりました。つまり、絞りを確定した後は、ピント合わせをしてシャッターボタンを押すだけ!

こんなに便利になったのに使わない手はないですよ!

今回は、PENTAX K-3 Mark III+XR RIKENON 50mmF1.4を付けて撮り歩きました。
一緒にGR IIIも持ち歩き比較してみたので写真を見てください。

【写真1】ペンタスの花(K-3 Mark III:SS1/100,F4.0,ISO400,EV-1.0)

【写真2】ペンタスの花(GR III/50mmクロップ:SS1/80,F2.8,ISO100,EV-0.7)

まずは、比較的ニュートラルの色で撮影してみました。
【写真1】のカスタムイメージはナチュラル。【写真2】イメージコントロールはスタンダード。
どうですか、色の出方はとても素直だと思います。同じ素材でポジフィルムやビビットなどの設定にすると色やコントラストが強くなっていきます。

【写真3】バラの花(K-3 Mark III:SS1/100,F4.0,ISO125,EV-0.7)

【写真4】バラの花(GR III/50mmクロップ:SS1/320,F4.5,ISO100,EV-0.7)

【写真3】の方がちょっと色が強く出てしまいまいした。コントラストが高めです。
【写真4】もビビットで彩度やコントラスト高めに調整しています。今回GR IIIは50mmにクロップして使っていますが最短撮影距離の違いのためGR IIIの方が寄った感じになっています。

【写真5】赤いバラ(K-3 Mark III:SS1/6400,F1.4,ISO200,EV-2.0)

赤いバラを開放F値1.4で撮ってみました。私のレンズでは開放の時ちょっとふわっとしたボケたにじみが出てきます。昔のレンズはだいたい開放ではやわらかくソフトな感じが出て絞るとシャープになる。そんな印象のレンズが多かったように思います。
あと、レンズそのものに色が乗っているので今のデジタル用のレンズと比べるとちょっと独特の色が出てくる時がありますね。
それもまた楽しい。

【写真6】ピンクのバラとベンチ(K-3 Mark III:SS1/200,F2.8,ISO200,EV-1.7)

【写真7】ピンクのバラとベンチ(GR III/35mmクロップ:SS1/125,F2.8,ISO200,EV-0.7)

【写真6】は、ビビットの設定に加えて彩度+2、色相+2、コントラスト+2などの調整を加えています。
【写真7】は、【写真6】の雰囲気に近づく様にGR IIIのカメラ内RAW現像でポジフィルムの設定に調整を加え周辺光量を落としてあります。色が濃く幻想的な雰囲気ですね。

【写真8】ハロウィンの飾り(K-3 Mark III:SS1/100,F4.0,ISO250,EV-1.0)

撮影した時は、10月中旬ということもあり、あちこちにハロウィンの飾りがありました。お約束ということでその飾りも撮ってみました。かわいいですね。
いつから日本ではこんなにハロウィンを、お祭りにするようになったのかな?って最近しみじみ考えることがあります。私の世代は、ちょうどクリスマスが当たり前になりつつあった時代でしたがハロウィンはそれほどでもなかった気がします。今は、ハロウィン>クリスマス>お正月の順番で季節がめぐる感じですね。

さてさて、最後は撮影に使ったカメラとレンズです。

【写真9】PENTAX K-3 Mark III+XR RIKENON 50mmF1.4

このレンズは、以前職場の先輩に譲っていただいたレンズで今も時々使ってみては楽しんでいます。オールドレンズは、便利になった今のカメラ撮影にひと手間もふた手間も手を加える撮影になりますが、そこがまた、写真を撮っている感じがしてとても楽しいのです。

みなさんも、お試しになってはいかがですか?
PENTAX K-3 Mark IIIには、このほかにもオールドレンズを活用する設定や様々な機能があります。詳しく知りたい方はぜひリコーイメージングスクエア東京/大阪にお越しいただきスタッフまでお声掛けください。

まだまだ、オールドレンズがよくわからないという方には、おすすめの講座もあります。
PENTAX K-3 Mark IIIで楽しむオールドレンズの世界 鈴木啓太先生 11/21(日) 終日 東京校

この講座では、カメラボディはもちろん、オールドレンズも借りることができます。
オールドレンズの提供は、東京秋葉原に店舗を構える中古カメラ専門店2nd BASE様にご協力をいただいております。

オールドレンズは思いもよらない光や色を楽しめる、また、独特の風合いが素敵なレンズがたくさんあります。ご興味のある方はぜひ!
みなさまの参加をお待ちしております。

それでは今後も、スクエア通信をお楽しみください。ありがとうございました。

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