場所の雰囲気のある写真 見出しにもあるように、今回は、撮影する場所の雰囲気のある写真に挑戦してみました。といっても、お部屋やお店が持っている雰囲気を生かす感じと言いますか、あるがままで撮ると言いますか・・・。 テーブルや照明などは、そこにあるものをなるべくそのまま使うことにしました。唯一演出したとすれば、今回はテーブルの上にスポット照明が当たっているところがあったのでそこを使ったことくらいでしょうか。テーブルの木の感じをそのまま生かし、そこに同系色の食器を配置。アクセントのマットも素材感のあるものを選んで使用しました。 カメラは前回と同じなのですが、レンズにはマクロレンズを使わせてもらいました。ストロボなしなのに手持ちと、横着極まりない撮影ではありますが、手ぶれ補正のSR機構にお世話になるのと同時に、明るいレンズのおかげで、薄暗い室内でも手ぶれを気にせず撮ることができました。 手ぶれの軽減とキレイなボケ味を得るため絞りは開放。シャッタースピードは大体1/30~1/13くらいで撮影することができました。これは前回のズームレンズに比べると明らかに速く、このくらいなら私でも手ぶれを気にせず撮れそうです。 雰囲気重視ということではじめましたが、結局はあるものだけで撮っているわけですから、一番自然な料理写真が撮れたということでしょうか。こういう感じの方が私は好きです。 |
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今回のお料理
材料 ガンモドキ、カブ、ジャコほか 料理のポイント 今回の写真を「こんな感じにしよう」と思ったときに出てきた料理がこれでした。ガンモドキとカブを、だし汁に薄口しょうゆを少し足して煮込みました。煮終わった後にジャコをふりかけてでき上がりです。ポイントとしては、必要に応じてガンモドキの油分を落とすため湯通しすることと、カブを煮すぎないことくらいでしょうか。 プロフィール
神奈川県藤沢市生まれ&育ち。グラフィックデザイナーから転身した異色の料理人。現在はひっそりとごはんバーを仕切りながら、フードコーディネイトなどもこなしている。得意&目指している料理のテーマは、懐かしくて新しい家庭料理。だしと素材の味を大切に日々思考錯誤中。 |