外出自粛要請中にできること。
改めて写真を見返してみては？

こんにちは。スクエア東京の藤本です。
現在、リコーイメージングスクエア東京と大阪は、新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため臨時休館させていただいております。皆さまには大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

現在、政府から「緊急事態宣言」発令中のため、新たに写真撮影に行ける状況ではありません。皆さまもこの外出自粛要請中はなかなか撮影ができずに歯がゆい思いをされていることと思います。かくいう私もここ数年は、毎月のようにLCCを利用して海外への弾丸旅行に行って撮影をしておりましたが、今年は今のところすべてキャンセル。全く撮影に行けておりません。外出もままならないこのような時は、やはり昔の写真を改めて見返す時間が増えてしまいます。今回のスクエア通信は、その中からこの10年間に撮影したラオスの写真を撮影データとともに紹介したいと思います。

東南アジアの内陸国で、日本から直行便のないラオスは、皆さまにはなかなか馴染みがないかもしれません。マレーシアかタイ経由で行くためいつも滞在時間が短いのですが、周辺国とは時間の流れが違う、のんびりとしたころがおすすめです。

■2010年2月4日 ルアンパバーンにて撮影（使用機材：PENTAX K-x / smc PENTAX-FA 35㎜F2AL）
当時はデフォルトのオート感度設定がISO200-1600の時代。あまり感度を上げないように撮影していました。絞り優先、ISO固定で撮影。狙ったわけでなく、何気なくシャッターを押したスナップ写真。ツーリストに人気のルアンパバーンの熱気が感じられる、お気に入りの1枚。当時は販売店勤務でしたが、K-xの作例集にも入っていました。

■2012年1月10日 ルアンパバーンにて撮影（使用機材：PENTAX Q / 02 STANDARD Z00M）
この時はたしか一眼レフではなく、01単焦点レンズと02ズームレンズを装着した2台のQのみを持って行った、別の意味で気合の入った旅でした。Qは、今は出番がほぼなくなりましたが、かっこよくて大好きなカメラです。のんびりとしたラオスらしい写真です。

■チベット高原を源流とし、6か国を流れるメコン川は内陸国のラオスを1,900㎞にわたって蛇行しながら流れています。ラオスの人々にとって欠かせないこの川は、北から南まで様々な顔を見せてくれます。

■2018年9月12日 ビエンチャンにて撮影（使用機材：PENTAX K-1 / smc PENTAX-FA 31㎜F1.8AL Limited）
世界一何もない首都とも言われるビエンチャンですが、旧フランス領ということもありパリと同様に凱旋門があります。ラオス語でアヌーサワリ―・パトゥーサイというその門は、本家とは違いラオス様式で建てられています。

■2018年5月16日 ルアンパバーンにて撮影（使用機材：PENTAX K-1 / smc PENTAX-FA 31㎜F1.8AL Limited）
青空マーケットで撮影した色鮮やかな野菜。PENTAXの一眼レフが得意な被写体の一つだと思います。

■2018年5月15日 ルアンパバーンにて撮影（使用機材：PENTAX K-1 / smc PENTAX-FA 77㎜F1.8 Limited）
僧侶の托鉢は、ラオス全土で毎朝見られる祈りの風景です。80ほどの寺院がある世界遺産の古都ルアンパバーンは最も規模が大きく、オレンジ色の袈裟をまとった僧侶の行列が早朝の神秘的な風景を演出します。

今回のスクエア通信は、外出自粛要請中ということもあり、再び気軽に旅行に行けますようにという思いを込めた、私の自己満足的な内容でした。まだまだ厳しい状況が続いておりますが、少しでも早くこの事態が収束し、再びリコーイメージングスクエアで皆さまとお会いできることを願っております。