ご愛用機を永くお使いいただくために・・・
カメラの保管についてのお話し
もうすぐ6月。各地でも梅雨入りし始めていることと思います。
この時期修理サービスセンターのそばにある「都立浮間公園」では色々な種類のアジサイが見られます。
また野鳥も多くみられますので、修理サービスセンターにお越しの際は公園をぶらりひとまわりしてみてはいかがでしょう。
さて梅雨と言えば雨ですが、水はカメラやレンズにとっては大敵です。弊社の製品には防滴性能を有した製品はありますが、その後のメンテナンスや保管をしっかりしないと不具合の原因となります。
以前カビについてのご注意をご紹介いたしましたが、今回は保管方法についてのお話しです。
保管する前の準備:
カメラやレンズについた砂塵や土ホコリなどのゴミをブロアで吹き飛ばすように取り除きましょう。
ホコリが残ったままだとわずかな隙間から中に入り込んで故障の原因となります。
保管するときの注意:
カメラやフラッシュのバッテリーは外しましょう。入れたままではバッテリーが消耗するだけでなく過放電を起こし、バッテリーの液漏れが発生することがあります。
また、長期間使用予定が無くても月一回程度はカメラやレンズの動作確認をしてください。
リチウムイオン充電池はフル充電状態で保管すると早く劣化します。また消耗状態で長期間保管しても劣化します。大体電池容量の半分ほど充電(電池残量表示が1目盛程減った状態)して保管し、使用直前に充電する事で長持ちします。
保管場所について:
カメラ・レンズをタンスの中やカメラバックに入れたまま保管している方もいらっしゃいますが、あまりよい保管方法とは言えません。カメラ、レンズはケースを外して、乾いた布に包んでから、防湿庫や密閉可能な簡易型のドライボックスに市販の防カビ用品や乾燥剤を入れて、乾燥した風通しの良い涼しい場所で保管してください。不安定な場所や直射日光のあたる場所、磁気の発生する機器の近くも保管場所には適していませんので、ご注意ください。
簡易型のドライボックスは弊社ストアでも取り扱っております、またその他メンテナンス用品も取り揃えておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
このようなカメラやレンズの詳しいメンテナンスの方法については、フォトスクール「デジタル一眼・メンテナンスの基本」を開講中です。次回は6月19日(水)を予定しています。
ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。
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