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春と夏の星空を撮影してみませんか?
~初めての星空撮影~

5月に入り、夜も冷え込むことが少なくなってきました。
今回は星空撮影についてのお話です。
春から梅雨入り前までのこの時期は、夜の早い時間帯が春の星座、日付が変わってからは夏の星座が見られますので、明け方まで起きて頑張れる方にはオススメです。
初めて星空を撮ってみようとお考えの方に準備しておくものをご紹介しておきます。

1)広角レンズを用意する。
広角レンズを使用することでいくつもの星座や天の川を同時に撮ることができます。
なるべくF値の明るいレンズをオススメしますが、レンズキットのレンズでも十分に撮影可能です。
※特定の星座や惑星(火星や土星)を撮る場合は望遠レンズをオススメします。

2) 三脚とできればリモコン(またはケーブルレリーズ)を用意する
スローシャッター(長秒露出)になるのでブレは厳禁です。風に強いしっかりとした三脚をオススメします。
直接カメラを触ると星がブレて写りますので、リモコンやケーブルレリーズがあると便利です。
(カメラのドライブモード設定でタイマー2秒などでも代用可能です)

3) 予備電池
長時間シャッターを切るので消耗が早くなります。予備電池があると安心です。

撮影設定は、周囲の明るさによって変わります。
基本は(B(バルブ)シャッター・・・30秒、絞りF8、ISO800)
撮影してみて明るい(白っぽい)画像が撮影できた場合は露出がオーバー気味になっています。
ISOの感度を低く(数字を小さく)するか、絞り込む(絞りに数字を大きくする)と星がよく写るようになります。
ピント合わせもAFは暗すぎて正しく動作しません。MF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせます。
一番遠くにある目標物(山やビルなど)に合わせるか、明るい星を狙ってピントを合わせます。
ライブビューにすると合わせやすいです。

今日見られる星空は国立天文台のHPで紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
また最近ではスマートフォン向けの月齢・月の出・月の入などがわかる便利なアプリがたくさんあります。(月は明るいので他の星が映らなくなることがありますのでご注意ください)

撮影方法については修理サービスセンターや各スクエア窓口でも使い方などのアドバイスや必要な機材・用具の販売も行っております。皆さまのご来店をお待ちしております。

夏の大三角 K-1とDA14mmの組み合わせで撮影
SS60秒/絞りF4.0 ISO3200
(APS-Cクロップ※アストロトレーサー使用) 

いて座とさそり座
K-1/DA18-135mm SS8秒/絞りF3.5
ISO3200  APS-Cクロップ

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