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PENTAX K-1 Mark IIで
いつもと違う羽田にトライ!

こんにちは、スクエア銀座のモ~リ~です。

新年おめでとうございます。2020年がいよいよ始まりました。令和2年ですね。
皆さまは、どんなお正月を迎えられているでしょうか?この1年が、皆さまにとって良き1年となりますようお祈りいたします。

さて写真の整理をしていたら、昨年秋に撮った写真で面白いのがあったので今回記事にしてみました。台風が通過した後で、まだ海の波も普段より大きな時期でしたが羽田空港を海側から撮るチャンスがありました。機材は、PENTAX K-1 Mark II+HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE。クロップモードを「APSC」に設定して使用しました。海辺での撮影ということで、基本的にレンズ交換をせずに使えること。飛行機を大きくしたいので、クロップモードを生かして55-300mmのレンズでも82-450mmとして使えるので、HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REをチョイスしました。
カメラのモード設定は「Pモード」を基本にハイパーTVモードを用いてシャッタースピード1/200~1/500くらいを目安に設定をして撮影いたしました。

【写真1】ANAの機体、羽の先端が反りあがったウィングレットを装備

【写真2】JALのウィングレット装備の737型機

航空機の翼の先端が反りかえっている形状を「ウィングレット」と言います。主に航続距離の改善、燃費の改善、飛行の安定などを目的に装備されるパーツです。旧型機に装備されることで運用され運用されるようですが、先日JALの整備用ハンガーで見かけたエアバスA350は最初から翼がこの形に設計されているそうです。

【写真3】ANAの機体を真下から!

【写真4】スターフライヤーの黒い機体をアップで!

航空機の機体を下から見上げると、着陸の際の機体の状態がよくわかりますね。揚力をあげるために翼を広げて面積を大きくしている様子や、着陸ギアが出ている様子などがわかりますね。着陸後に大きな轟音が響く場合は逆噴射による制動をかけているということですが必ずしも逆噴射をかけるのではないそうです。普通に翼に装備しているエアブレーキで減速している場合も多いそうですが、そこには騒音の問題もあるようです。

【写真5】海に浮かぶ進入灯を目印に航空機は滑走路へ侵入

海に伸びる進入灯は夜見るととてもきれいですね。昼間この角度から見るのは初めてでした。

今回撮影したのは東京国際空港。通称「羽田空港」として親しまれている空港ですね。普段モ~リ~は、空港のターミナルビルの展望デッキから写真を撮るか、城南島海浜公園側でお弁当を食べながら飛行機を眺めることが多いのですが、こうして船からの眺めでは普段見ることのできない所を見ることができてうれしいですね。

【写真6】D滑走路を進むJALの機体

【写真7】桟橋構造の滑走路の足元

羽田空港のD滑走路は環境に配慮した桟橋構造と埋め立て構造のハイブリッド構造を持つ世界でも珍しい滑走路ですね。NHKの昔の朝ドラで主人公の先輩がこの工事に従事するために潜水士の訓練をしていたことが思い出されます。多摩川から流れ出てくる豊かな川の水を阻害することなく海に流してゆくための構造は何とも自然にやさしい設計ですね。そして、美しい。

【写真8】【写真9】海が近いこの空港ではよく見られる、カモメと航空機のコラボ。

同じく空を飛ぶものとして、一緒に撮りたい航空機と鳥。でも、空港関係者の方々はこのことにはとても慎重ですね。バードストライクと言われる航空機と鳥の衝突事故は思いがけなく大きな事故につながる場合があると聞いています。羽田空港でも対策のために定期的に鳥を追い払う対策を行っているそうです。

【写真10】JALの777通称トリプルセブン。大きいです!

こうした旅客機は飛行するためのエンジンに加えてもう一台エンジンを搭載しています。機体のお尻の方に煙突穴が開いているんですが、そこにジェネレーターと呼ばれるエンジンが隠れています。ボーイング社の777はこのジェネレーターの排気管の形が特徴的でわかりやすいですね。

さて、皆さまも身近な空港に出かけて飛行機を撮ってみませんか?首都圏なら東京国際空港や成田国際空港、大阪なら大阪国際空港通称伊丹空港、福岡なら福岡空港。身近な飛行場に足を運んでみるのも楽しいですね。スクエア銀座にお越しいただける方は、撮影のポイントなどぜひ聞きに来てください。リコーイメージングスクエア銀座スタッフ一同、お待ちしております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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