北野線は緑のなか
2010年5月28日
嵐電は前回お知らせした通り3月25日に開業100周年を迎えましたが、それは現在の嵐山本線(四条大宮-嵐山)のことで、北野線(北野、現在は北野白梅町-帷子ノ辻)は大正14年から15年(1925年から1926年)にかけて開業しました。
単線で運行する北野線沿線は昔から緑豊かな高級住宅地。大きい邸宅や宇多野、鳴滝あたりには造園業も多く、しかも駅名のように等持院、龍安寺、妙心寺、仁和寺などの有名寺院が点在しています。
地方の山野ではない京都の住宅地の緑のなかを駆け抜ける嵐電北野線の情景をお届けします。
宇多野駅の上りホームから北野白梅町行きを撮影。いまはもっと緑豊かです。
御室-妙心寺の中間。道路ぞいにカーブを描く電車が撮れる好ポイントです。
「2」と同じ場所の反対側から撮影。午前は「2」、午後は「3」と撮り分けを。
緑の木々が覆う龍安寺駅に帷子ノ辻行き電車が進入。ちょっと憩える空間です。
5月の龍安寺駅は近隣の人が世話するチューリップが満開。6月はなんの花?
単線の北野線はここ龍安寺駅、西の鳴滝駅で上り下りの電車が行き違います。
宇多野駅も緑のなか。ベンチに腰かけて次の電車を待つ間の心癒やせる時間。
切り通しの軌道を抜けて御室仁和寺駅に進入するモボ105。5月の昼下がり。
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