オンライン相談室
2011年5月23日
「京都のまちなかで鉄道を撮影できるおすすめの場所は」と聞かれると、真っ先に「本町通の歩道橋」を教えてあげる。橋の上から西を眺めると、右手に京都タワーや京都駅ビルが見え、眼下はJRの複々線と引き込み線、左には新幹線が行き来し、振り返ると東山トンネルが目の前だ。在来線は琵琶湖・東海道線と草津線、北陸線、湖西線、それに貨物列車も加わり、次から次にやってくる。鉄道好きは時間の経過を忘れるほどだ。
京都市内の中心地の四条大宮から西へ、嵐山までの嵐山本線と、途中の帷子(かたびら)ノ辻から北野白梅町を結ぶ北野線の京福(けいふく)電鉄は嵐電(らんでん)の名で親しまれる観光客にも人気の鉄道で、一部の区間は京都唯一の路面電車。2010年3月25日に開業100周年を迎えました。
京福電気鉄道 嵐電ホームページ
内藤靖正 ないとう・やすまさ
1933年、京都市生まれ。広告代理店勤務の折に趣味ではじめた小冊子が京福電鉄のPR誌になったことなどにより1972年に独立。京福電鉄や東映太秦映画村の広告制作を担当する傍らフリーペーパー「Kyo!」発行。京都ピイアールセンター代表取締役。
Kyo!のトップへ戻る
ページトップへ