グリーンモード、P（プログラム）、Sv（感度優先）、Tv（シャッター優先）、Av（絞り優先）、TAv（シャッター＆絞り優先）、M（マニュアル）、B（バルブ）、X（フラッシュ同調速度）を用意。露出補正は±5E Vと幅広く、思い切ったローキー、ハイキーな表現も楽しめます。
プログラムライン自動露出時のプログラムラインを変更できます。
| オート | カメラが適切な設定を判断 |
|---|---|
| 標準 | 基本のプログラム自動露出 |
| 高速優先 | 高速シャッターを優先 |
| 深度優先（深い） | 被写界深度を深くする |
| 深度優先（浅い） | 被写界深度を浅くする |
| MTF優先※ | 使用レンズの最良の絞り値を優先 |
※DA・DAL・D FA・FAレンズ使用時に有効
感度アップポイントISO AUTOの制御方法を変更できます。
| 低速側 | できるだけ感度を上げない |
|---|---|
| 標準 | （初期設定） |
| 高速側 | 積極的に感度を上げる |
最高1/8000秒の高速・高精度シャッターユニットを搭載。高感度、高速ドライブと相まって、すばやく動く被写体も、瞬間の姿を鮮やかに切り取ることが可能です。
また、大口径レンズ装着時、明るい環境でも絞りを開き背景を美しくぼかせます。
［分割］［中央重点］［スポット］の3モードを搭載。測光方式ボタンを押し、後電子ダイヤルを操作して切り替えます。［ 分割］では約8.6万画素RGB測光センサーの分解能を活かした高精度な測光を実現。なお、［分割］［スポット］の2モードでは測光エリアとAF測距点を関連づけることも可能です。
露出モードPは、ペンタックス独自のハイパープログラム。モードダイヤルを操作せず、ファインダーを覗いたまま意図したシャッター速度や絞りで撮影できます。さらにMはハイパーマニュアルで、プログラムラインを基準に任意の露出設定がすばやく行えます。
背面のライブビューボタンでファインダー撮影とライブビュー撮影を瞬時に切り替えられます。高速化したコントラストA F、フォーカスアシストや最大10倍の拡大表示などにより、快適な撮影が可能。グリッド表示は［ 黄金分割］［16分割］［スケール］から選択できます。
ライブビュー撮影時もファインダー撮影と同様に快適な撮影が可能です。PRIME IIIの高速画像処理などにより、撮影開始後、すばやく撮影結果を表示。そのまま連続撮影を続けても画像がブラックアウトすることが少なく、快適に撮影を継続できます。
カメラの左右と前後の傾きを検知・表示する電子水準器を搭載。風景や夜景などで役立ちます。また、ファインダー内の露出バーを使用して、左右の傾きを表示することも可能です。
※電子水準器表示はオン/オフを選択可能です。
画像モニター表示時
カメラの左右の傾きを、CMOSセンサーを回転させて補正。自動で水平に近づけます。補正可能角は最大約±2度（SRオン時は最大約±1度）。手持ち撮影時はもちろん、三脚使用時にも有効です。
自動水平補正ON
自動水平補正OFF
三脚を使用してライブビュー撮影時、CMOSセンサーを上下左右にシフト（最大±1. 5 mm /24ステップ、回転時は±1mm）、回転（最大±1度/8ステップ）させ、構図と画像の傾きを微調整できます。
クリップオンタイプの高機能GPSユニット、O-GPS1（別売）に対応。画像に緯度・経度・高度・方位情報を記録できます。また、SRを応用した赤道儀いらずの天体追尾撮影や、G P S情報に基づいた自動時刻修正などが可能です。
詳しくはこちら。
11種類のカスタムイメージを用意。表現したい雰囲気や好みの色味が簡単に得られます。それぞれのカスタムイメージは、彩度や色相、キー、コントラスト、シャープネスといったパラメーターをお好みで調整可能。自分だけの表現が、手軽に楽しめます。
※調整可能なパラメーター項目はカスタムイメージによって異なります。
ほのか
ポップチューン
銀残し
ソリッドモノカラー、ドラマチックアート、ハードモノクロームなどを加え、デジタルフィルターがさらに充実。効果の調整が可能なほか、1枚につき最大20回の処理を重ねることもできます。
ソリッドモノカラー
ドラマチックアート
ハードモノクローム
カメラが一定間隔で自動撮影。時間をかけてゆっくりと変化するような被写体の記録に役立ちます。撮影間隔は2秒間～24時間、撮影回数は2～2000回で設定可能。撮影開始時刻の指定も可能です。
インターバル撮影した画像を重ね合わせ、一枚の画像を生成します。合成方法は多重露出と同じく［平均］［加算］［比較明］を用意。撮影途中の画像を保存しておくことも可能です。
露出が異なる3枚から、広階調な1枚を生成。シーンに応じて露出の振り幅を調整できるほか、画像間のわずかな構図のズレをカメラが自動で位置補正するため、手持ちでもHDR撮影が楽しめます。また、素材となる3枚は、RAWで保存しておき、独立した作品として展開し直すことも可能。ひとつのRAWファイルに3枚分をまとめて保存するため、データの管理が容易です。
※ズレの大きさ、焦点距離や被写体パターンなどによっては、自動位置調整ができない場合があります。
任意の枚数（2～2000枚）を撮影し、1枚の画像に重ね合わせます。合成方法が3種類から選択でき、多彩な表現が可能です。
露光量を平均して合成します。1枚ごとに露出を調整しなくても合成結果は標準露出となり、多重露出撮影が簡単に楽しめます。
露光量を加算して合成します。たとえば1枚ごとに露出を加減すると、その明暗差を仕上がりにも反映させられます。
各画像の明るい部分を合成します。暗い部分は暗いまま、月や花火、ライトアップされた建物などを重ねたい時に有効です。
一定間隔で撮影した静止画をひとつの動画ファイルで保存。微速度撮影で時間を圧縮し、被写体の変化を鑑賞できます。記録サイズにFullHD、HD、4K（3840×2160）も用意。圧縮形式はMotion JPEG、コンテナ形式はAVI。パソコンで再生が可能です。
※撮影間隔は2秒/5秒/10秒/20秒/30秒/1分/5分/10分/30分/1時間から選択。
※撮影所要時間は14秒～99時間で設定可能。撮影間隔によって設定可能時間が変わります。
※4Kインターバル動画を再生する場合は、４K動画再生に対応したパソコン環境をご利用ください。
高感度やレンズ特性、ボケ味を活かしたFull HD動画撮影が楽しめます。60iに対応し、速い動きを滑らかに記録・再生。動画撮影時も、カスタムイメージをはじめとする画作り機能を活用できます。
※ファイル形式はMPEG-4 AVC/H.264、コンテナ形式はMOVとなります。
カメラ内蔵のマイクでモノラル録音できるほか、市販の外部マイクによるステレオ録音にも対応。市販ヘッドホンを接続して音声をモニタリングすることも可能です。また、録音レベルマニュアル設定時は画像モニターにバーグラフを表示します。
録音レベル調整
外部マイク装着可能
RAWデータをカメラ内で展開でき、TIFFまたはJPEGで保存できます。その際、ホワイトバランスやカスタムイメージなど各種パラ メーターを調整でき、カメラだけで自由な画作りが楽しめます。
RAWデータを展開し、JPEGまたはTIFF形式で保存できるソフトウェアです。定評あるSILKYPIX®のエンジンのチューニングにより、RAW展開が大幅に高速化。また、展開時のパラメーターも柔軟かつ簡単に設定でき、現像作業が快適です。
