機能拡張ファームウェアは、ご愛用いただいているPENTAX K-3 Mark IIIに新機能や設定可能な項目などを増やすことで、さらに性能、使い勝手を向上させ、最新の機能にアップデートするものです。
新着情報
- 2024.10.30
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン2.20を公開
- 2024.03.14
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン2.13を公開
- 2023.12.07
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン2.12を公開
- 2023.11.01
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン2.11を公開
- 2023.09.07
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン2.10を公開
- 2023.06.08
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン2.00を公開
- 2023.03.09
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン1.80を公開
- 2022.12.01
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン1.70を公開
- 2022.10.18
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン1.60を公開
- 2022.06.23
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン1.50を公開
- 2022.03.03
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン1.41を公開
- 2021.12.07
- 「PENTAX K-3 Mark III」機能拡張ファームウェアバージョン1.31を公開
機能拡張内容 バージョン2.12ダウンロード
ファームウェアのアップデート(ver.2.12)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます。
フォーカスリミッター機能対応レンズの追加
ボディ側のメニュー画面から「近距離/遠距離/オフ」が選択できるフォーカスリミッター機能対応のレンズが追加になりました。この機能でAFのサーチ範囲を絞ることで、スムーズなピント合わせが可能です。
追加レンズ:
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
その他対応レンズ:
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW
更新履歴
機能拡張内容 バージョン2.10
ファームウェアのアップデート(ver.2.10)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます
1. 新・カスタムイメージ「Gold」
新たなカスタムイメージ「Gold」を搭載。
光のあるシーンで、黄金に彩るカスタムイメージ。このカスタムイメージではシャドー部が青味を帯び、
ハイライト部に向かって黄色味を帯びていく画作りになっています。

2. Fx押し続け機能
各ボタンの機能が変更できる「Fxボタン」の選択肢のなかに、「(押し続け中)」という機能が追加されました。
「Fxボタン」を押し続けている間だけ機能が有効になります。
割り当て可能な機能
- ユーザーAF
- AEロック
- プリセットSv
- プリセットTv
- プリセットAv
- 測光モード
- フラッシュモード
- HDR撮影
- ローパスセレクター
- 撮影情報表示
Fx押し続け機能が使用できるボタン
- SRボタン
- RAWボタン
- キーロックボタン
- 測光モードボタン
- 再生ボタン
- AEロックボタン
- ドライブモードボタン
- アウトドアモニターボタン
- ホワイトバランスボタン
- カスタムイメージボタン
機能拡張内容 バージョン2.00
ファームウェアのアップデート(ver.2.00)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます
1. AF. C設定(ファインダー撮影時)
・AF.C時の測距点追尾方法
従来の測距点追尾方法に「Type3」を追加。
(従来)
Type1
AFセンサーの情報の他にAEセンサーの情報も利用して測距点を追尾させます。
Type2
AFセンサーの情報のみを利用して測距点を追尾させます。
(追加)
Type3
AFセンサーの情報のみを利用して、選択した測距点を重点的に追尾させます。

選択した測距点を優先しながら、他の測距点を補助として被写体を追尾することで、測距点から外れにくい追尾が可能です。
・AF.C時のピント感度設定
AF.C時のピント感度(奥行き方向に動く被写体のピント)を5段階で設定できるようになりました。
奥行き方向に動く被写体をとらえるときに、ピント位置の変化に細かくレンズを駆動させる「追従性重視」から、
ピント位置の変化が大きいときにレンズを駆動させる「安定性重視」までの5段階で設定することが可能です。
5:追従性重視 (被写体の奥行方向の動きが小さくてもAF追従)
4
3:標準 (従来の追従感度。デフォルト設定)
2
1:安定性重視 (被写体が奥行方向に大きく動くとAF追従)

2. USERモード設定「BOX」書出し/読込み機能追加
「BOX」とはよく使用する設定を保存できる機能で、10種類まで登録できます。BOXに登録してある設定値はUSERモードに割り当てて使用することができます。今回の機能拡張では、この「BOX」に登録してある設定値をSDカードに書出し(保存)たり、書出した設定値をK-3 Mark IIIで読み込める機能を追加しました。「BOX」に登録してある設定値に加え、「現在のカメラ設定」もSDカードに書出し可能です。
※K-3 Mark IIIとK-3 Mark III Monochrome双方の互換性はありません。
その他の機能拡張
クロップ撮影時の連続撮影可能コマ数向上
機能拡張内容 バージョン1.80
ファームウェアのアップデート(ver.1.80)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます
カスタムイメージ Special Edition「春紅(HARUBENI)」
被写体やシーンに応じて好みの画作りをカメラで選択できる「カスタムイメージ」と個性的で独特な描写が人気のPENTAX Limited レンズシリーズを掛け合わせた唯一無二の画作りを追求した新たなカスタムイメージSpecial Editionを公開します。新たな試みとして、装着したレンズをカメラが判別し、対応レンズの場合のみ使用できるカスタムイメージとなっています。
今回のカスタムイメージSpecial Editionのテーマは「春夏秋冬」。それぞれの季節にあったLimited Lensと組み合わせることで完成するカスタムイメージになっています。年間を通して季節ごとに計4回公開していきます。
第四弾のカスタムイメージは「春紅(HARUBENI)」
春の訪れを感じさせてくれる桜のピンクや、春霞のくすんだ青空を意識した画作りとしています。対応レンズを
やわらかい描写のレンズにしつつ、コントラスを高めにした画作りにすることで、春らしい紅色を表現しました。
対応レンズ:HD PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
HD PENTAX-DA 20-40mm F2.8 ED Limited DC WR
メニュー画面
対応レンズを装着すると、カメラが判別し、表示されるメニュー画面を変更します。


機能拡張内容 バージョン1.70
ファームウェアのアップデート(ver.1.70)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます
カスタムイメージ Special Edition「冬野(FUYUNO)」
被写体やシーンに応じて好みの画作りをカメラで選択できる「カスタムイメージ」と個性的で独特な描写が人気のPENTAX Limited レンズシリーズを掛け合わせた唯一無二の画作りを追求した新たなカスタムイメージSpecial Editionを公開します。新たな試みとして、装着したレンズをカメラが判別し、対応レンズの場合のみ使用できるカスタムイメージとなっています。
今回のカスタムイメージSpecial Editionのテーマは「春夏秋冬」。それぞれの季節にあったLimited Lensと組み合わせることで完成するカスタムイメージになっています。年間を通して季節ごとに計4回公開していきます。
第三弾のカスタムイメージは「冬野(FUYUNO)」
冬の冷たい空気感を表現する色彩と、シャープでハイキーな画づくりが特長です。
対応レンズ:HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited
メニュー画面
対応レンズを装着すると、カメラが判別し、表示されるメニュー画面を変更します。


その他の機能拡張
フォーカスリミッター機能の追加
ボディ側のメニュー画面からフォーカスリミッターが選択できるようになりました。「近距離側/遠距離側/オフ」から選択できます。近景か遠景かAFのサーチ範囲を絞ることで、スムーズなピント合わせが可能です。
対象レンズ:HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW
クロップ項目に「1.7x」を追加
「縦横構図の測距点」項目を追加。
ファインダーでAF作動時とライビュビューでAF作動時、各々で設定が可能です。
AFエリアの選択項目に「セレクト(XS)」を追加
セレクト(S)よりも狭い範囲の測距点を選択することが可能です。
機能拡張内容 バージョン1.60
ファームウェアのアップデート(ver.1.60)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます。
カスタムイメージ Special Edition「九秋(KYUSHU)」
被写体やシーンに応じて好みの画作りをカメラで選択できる「カスタムイメージ」と個性的で独特な描写が人気のPENTAX Limited レンズシリーズを掛け合わせた唯一無二の画作りを追求した新たなカスタムイメージSpecial Editionを公開します。新たな試みとして、装着したレンズをカメラが判別し、対応レンズの場合のみ使用できるカスタムイメージとなっています。
今回のカスタムイメージSpecial Editionのテーマは「春夏秋冬」。それぞれの季節にあったLimited Lensと組み合わせることで完成するカスタムイメージになっています。年間を通して季節ごとに計4回公開していきます。
第二弾のカスタムイメージは「九秋(KYUSHU)」
いろいろなシーンで感じる秋を、気軽に撮影できるようなレンズをラインアップしました。
撮影した写真から移ろいゆく季節や秋の儚さを感じ取れるような画作りにしています。
対応レンズ:HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited
HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited
HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited
HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited
メニュー画面
対応レンズを装着すると、カメラが判別し、表示されるメニュー画面を変更します。


機能拡張内容 バージョン1.50
ファームウェアのアップデート(ver.1.50)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます。
カスタムイメージ Special Edition「夏天(KATEN)」
被写体やシーンに応じて好みの画作りをカメラで選択できる「カスタムイメージ」と個性的で独特な描写が人気のPENTAX Limited レンズシリーズを掛け合わせた唯一無二の画作りを追求した新たなカスタムイメージSpecial Editionを公開します。新たな試みとして、装着したレンズをカメラが判別し、対応レンズの場合のみ使用できるカスタムイメージとなっています。
今回のカスタムイメージSpecial Editionのテーマは「春夏秋冬」。それぞれの季節にあったLimited Lensと組み合わせることで完成するカスタムイメージになっています。年間を通して季節ごとに計4回公開していきます。
第一弾のカスタムイメージは「夏天(KATEN)」
夏の日差しの強さ、夏の濃い青空、眩しく白い雲のディテールなどをより表現している画作りとなっています。
対応レンズ:
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR
HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited


■メニュー画面
対応レンズを装着すると、カメラが判別し、表示されるメニュー画面を変更します。


機能拡張内容 バージョン1.41
ファームウェアのアップデート(ver.1.41)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます。
アストロトレーサー Type3
GPSユニットO-GPS1を用いずに天体追尾撮影を実現する新たな簡易赤道義機能「アストロトレーサーType3」を搭載。実際の撮影前に自動的に予備撮影が行われ、星の動きから天体追尾を可能とします。
これにより、従来のアストロトレーサーでの撮影で不可欠であったGPSの測位待ちや、撮影前、およびレンズ交換時に必要な精密キャリブレーションの作業が不要となります。さらに、従来苦手だった磁気の影響を受けるような場所でも撮影することが可能になります。
インターバル撮影を併用することで、一回の予備撮影に対して本露光を複数回行うことも可能です。


F8、60秒、450mm、ISO1600、ボディ内RAW現像、レベル補正、ノートリミング


【ご注意事項】
- バルブ露出モードのタイマー露光で利用可能です(通常のバルブ撮影はできません)。
- 魚眼レンズには対応していません※。
- ズームレンズはワイド端とテレ端のみご使用ください。ただし、以下のレンズではズーム位置に関係なく使用可能です。
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW - 星空とともに景色も写し込む星景写真や、画面内に星以外のもの(雲など)が入りこむ場合には予備撮影に失敗したり、正しい追尾が行えない場合があります※。
※星空とともに景色も写し込む星景写真や、画面内に星以外のもの(雲など)が入りこむ場合、また魚眼レンズを使用される撮影にはGPSユニットを用いた従来のアストロトレーサー(Type1、2)での撮影をおすすめします。
従来のアストロトレーサー(Type1、2)について
K-3 Mark IIIをはじめとした対応機種にGPSユニットを装着することで、カメラ本体に内蔵した手ぶれ補正機構“SR(Shake Reduction)”と連動して簡易的な天体追尾撮影が行なえる画期的な機能として誕生したのが“アストロトレーサー”です。GPS情報から取得した緯度で天体の動きを算出し、内蔵している磁気センサーおよび加速度センサーから得られたカメラの状態(左右および上下の傾きと方位)によって、イメージセンサーを天体の動きに同調して移動させることで、長時間露光しても星が流れることなく、点像のままで撮影することができます。
機能拡張内容 バージョン1.31
ファームウェアのアップデート(ver.1.31)を行うことで、K-3 Mark IIIに以下の機能が追加されます。
1. 新・カスタムイメージ
「里び(SATOBI)」
新たなカスタムイメージ「里び(SATOBI)」を搭載。
シアンがかった青、くすんだ黄色、褪せたような赤色など、60~70年代のカラー写真の風合いにも似たカスタムイメージ。独特な赤の表現は、人物撮影などにも向いています。
「里び(SATOBI)」の詳細はこちら
特徴的な色表現
2. 各種カスタムイメージ設定画面にトーンカーブ表示
カスタムイメージの設定画面にトーンカーブ表示を追加。
詳細設定で「キー」「コントラスト」「コントラスト(明部)」「コントラスト(暗部)」の値を変更すると、設定値に応じてトーンカーブに反映され、より直感的に画づくりのパラメーター調整が可能です。
カスタムイメージ一の詳細設定解説はこちら
