
ローパスフィルターレス
有効約2424万画素/APS-CサイズCMOS
精緻な画像を描き出すイメージセンサーユニット
CMOSイメージセンサーの性能を最大限に引き出す、ローパスフィルターレス設計を採用。
APS-Cサイズ・多階調14bit・高精細CMOSイメージセンサーが生み出す、有効約2424万画素の解像力をありのままに活かします。
精緻な画像を描き出すイメージセンサーユニット
CMOSイメージセンサーの性能を最大限に引き出す、ローパスフィルターレス設計を採用。
APS-Cサイズ・多階調14bit・高精細CMOSイメージセンサーが生み出す、有効約2424万画素の解像力をありのままに活かします。
階調再現、質感描写にすぐれた
画像処理とノイズ低減
画像処理エンジンPRIME MIIと、高度なノイズ処理を実現するアクセラレーターユニットのコンビネーションにより、すべての感度域で優れた階調再現や質感描写を実現しています。
超高感度と優れた描写力実現
高性能ノイズ処理技術を実現するアクセラレーターユニットとPRIME MIIとの組み合わせにより高度にノイズを低減し、ISO102400(標準出力感度)の超高感度撮影が可能です。常用感度での画質向上はもちろん、高感度でもざらつきを抑え、より美しく描写します。
暗所での撮影限界を大きく広げることができます。
すべてのレンズで手ぶれを軽減
4.5段の手ぶれ補正効果※が得られる独自のボディ内手ぶれ補正機構SR(シェイクリダクション)を搭載。 広角から望遠まで、装着できるすべてのレンズで手ぶれを効果的に軽減します。手ぶれが起きやすい望遠の撮影や暗いシーンなどで絶大な効果をもたらします。
また、流し撮りでも効果を発揮します。ジャイロセンサーがカメラの一定方向への振りを検知し、SRユニットを制御。SRをオンにしておくだけで、通常撮影と流し撮りのどちらにも対応できます。
※CIPA規格準拠[ f=135mm、smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF]DC WR使用時 ]
センサーの実力を余すことなく活かす「超高精細画像」
手ぶれ補正機構SRを応用し、イメージセンサーを1画素ピッチずつ動かしながら4枚を連続撮影。1画素ごとにRGB各色の情報を得ることで、1枚の超高精細画像を生成する技術です。通常撮影では表現できない解像力と色再現性が得られ、画質に違いがあらわれます。動体補正をオンにすると撮影中に動いた領域を検出し、その影響を低減する合成処理を行います。
リアル・レゾリューション・システムで撮影した画像はRAW保存が可能です。
リアル・レゾリューション・システム
【取得した色情報】
4枚の連続撮影を行い、
1画素につきRGBそれぞれの輝度情報を取得
分解能の高い色・輝度情報から生成するため
高解像・多階調
画素補間を行わないため
色モアレ(偽色)が発生しない
リアル・レゾリューション・システム
※画像はイメージです
通常撮影
【取得した色情報】
1枚の撮影、
1画素につき1色の輝度情報を取得
カラーフィルターのRGB構成比により、
各色の解像度はRとBが1/4、Gが1/2となる
【デモザイク処理】
近傍の画素や輪郭などを参照し、足りない画素を推測(画素補間)
実際の色と予測が異なる部分があると、そこが色モアレ(偽色)となる
通常撮影
偽色・モアレを低減する機能
ローパスレスセンサーにより微細な繰り返しパターンの撮影で発生しやすいモアレや、高コントラストのエッジ部などで発生する偽色に有効な独自機能の「ローパスセレクター」。手ぶれ補正機構SRを利用し、露光中にイメージセンサーを微小駆動させることでモアレや偽色の発生を抑えます。ローパスフィルターの安心感とローパスフィルターレスの高解像力を表現意図に応じて選べます。
ローパスフィルター
光を4画素分に広めることで偽色やモアレを防ぐ
ローパスセレクター
サブピクセル精度で受光センサーを微小駆動させ、偽色やモアレを防ぐ
異なる光源下でも白が色転びしないオートホワイトバランスのほか、マルチパターンオートWB、CTEなど、13種類の多彩なモードをプリセットしています。
ホワイトバランス一覧
オートWB/マルチパターンオートWB/太陽光/日陰/曇天/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球色蛍光灯/白熱灯/CTE (Color Temperature Enhancement)/マニュアルWB/色温度/撮影画像設定
忠実な色再現より記憶色を重視したいシーンに
光源色が色再現性に与える影響を抑える通常のオートホワイトバランス(AWB)とは逆に、色を強調する方向にホワイトバランスを自動設定します。朝焼けや夕焼け・新緑など、記憶色に近い印象的な色で表現できます。
AWBで撮影
CTEで撮影
被写体に合った色調やメリハリ感を自在に表現
被写体や表現意図に合わせて画像の仕上がりを変えられる、14種類のカスタムイメージを搭載しています。それぞれのカスタムイメージはデフォルトの画像仕上げから、彩度や色相、キー、コントラスト、シャープネスなどのパラメーター調整が可能。カスタムイメージのパラメーター設定変更は、どの感度設定においても、画像が破綻しないように設計されています。デフォルトのカスタムイメージの設定をベースに、パラメーター値を変更して、より自分好みの画像仕上げにして楽しむことができます。
カスタムイメージ一覧
カスタムイメージの詳細について
カスタムイメージSpecial Edition は、画作りのテーマを設け、カスタムイメージと特定のレンズを掛け合わせて唯一無二の画作りを追求したモードです。
※パートナーレンズを装着時に有効となります。
カスタムイメージSpecial Edition一覧
一眼レフを初めてお使いの方でも、カメラのモードダイヤルを「AUTO」にセットし、シャッターを押すだけでカメラが被写体の距離などを分析し、9つのシーンから、その場面に合った最適な設定をカメラが自動的に選択し、撮影します。
カメラが自動的に選ぶ9つのシーン:
標準/人物/風景/マクロ/動体/夜景人物/夕景/青空/フォレスト
SCN(シーン)モードでは19シーンを用意。選んだシーンに合った、カメラの動作や露出など、最適な撮影設定をカメラが自動的に制御します。
シーン一覧:
人物/風景/マクロ/動体/夜景人物/夕景/青空/フォレスト/夜景/夜景HDR/ナイトスナップ/料理/ペット/キッズ/サーフ&スノー/逆光シルエット/キャンドルライト/ステージライト/美術館
シャドーからハイライトまで見たままを記録
露出が異なる3枚の画像を撮影して合成し、広階調な1枚を生成。極端に明暗差が大きいシーンでも白とびや黒つぶれを抑え、肉眼で見たままに近い描写が得られる撮影機能です。露出の振り幅設定や画像間の構図ズレを正す自動位置調整が可能。
明瞭コントロールの技術を応用し、ドラマチックな写真表現が可能なA-HDR(アドバンスドHDR)撮影もこのモードから選択することができます。
HDR一覧
印象的な写真表現を可能に
任意の枚数(2~2000枚)を撮影し、1枚の画像に合成します。合成方法は、露光量を平均する[平均]、露光量を加算する[加算]、各画像の明るい部分を合成する[比較明]の3種類。ライブビューでは撮影済み画像が透過表示されるため、重なり具合を確認しながら撮影を継続できます。
平均
作品のクオリティを上げるシャープネス機能
輪郭の太いシャープネス処理では、画像の解像感が損なわれることがあります。
PENTAX KFは、 2種類の高度なシャープネス機能を搭載。「ファインシャープネス」は、一般的なシャープネスより細いラインで、細部まで美しく自然に処理。「エクストラシャープネス」は、細密でありながら輪郭をくっきりと強調します。低コントラストの繊細な被写体などでも、質感の高い描写が可能です。
被写体に最適な質感を自在に表現
「明瞭コントロール」は、金属の光沢感、空や水しぶきの透明感などを表現したい場合に有効な画像処理技術です。被写体表面の滑らかさを調整することで、質感や明瞭感を−4から+4まで9段階で調節できます。「肌色補正」は髪や衣装、背景は高解像のまま、肌を柔らかな質感と健康的な色合いに再現。色と明るさを調整するType1、さらに肌の質感も調整するType2から補正効果が選べます。
※「肌色補正」は撮影した画像から顔が検出された場合に補正されます。
画像の周辺部まで高画質を実現
レンズ特性によって生じる歪曲収差、周辺光量の低下、倍率色収差をカメラが補正。画像の周辺部まで良好な描写が得られます。
さらにRAW展開時は、フリンジ補正も可能です。
絞り込み時の回折ボケを低減
回折現象によって生じる解像力の低下を、画像処理で補正します。
レンズデータに基づく適切な処理により、絞り値換算で最大約2段※の補正効果を実現。風景撮影など、解像力を保ちつつ絞り込んで被写界深度を得たいときに有効です。
特殊効果を重ねて個性的な一枚を演出
撮影時に9種類、再生時に21種類のフィルターを自在に選択でき、さまざまな演出やユニークな表現が楽しめます。1枚につき最大20回の重ねがけが可能です。
撮影時および再生時に選択可能
色抽出/色の置換え/トイカメラ/レトロ/ハイコントラスト/シェーディング/ネガポジ反転/ソリッドモノカラー/ハードモノクローム
再生時のみ選択可能
ベースメイク/ドラマチックアート/デッサン/水彩画/パステル/ポスタリゼーション/ミニチュア/ソフト/クロス/フィッシュアイ/スリム/モノトーン
ソリッドモノカラー