赤外線カメラ
PENTAX赤外線カメラ活用例
文化財撮影
産業および農業、
医療分野での活用
PENTAX 赤外線カメラの近赤外線撮影機能を活用することにより、産業・農業・医療分野等においても通常撮影では得られない画像を記録・観察することが期待できます。
また、美術館、博物館など文化財の撮影や修復分野にて活用されています。
烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)(撮影機材:PENTAX K-70 IR, DA 35mmF2.8 Macro Limited)
可視光線では確認できない文化財の表面を近赤外撮影を行う事で素材の違いによる反射や吸収による写り方の違いを比較できます。
可視光写真(カラー)

IR写真(白黒)IR840シャープカットフィルター装着)

可視光写真(カラー拡大))

木材表面装飾の変色/退色が見られます
IR写真(白黒拡大)IR840シャープカットフィルター装着)

表面装飾物の違いや傷み具合がはっきりと出ています
■国宝高岡山瑞龍寺所蔵
『烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)』
■撮影:リコージャパン
■撮影協力:高岡山瑞龍寺
高札(撮影機材:PENTAX K-70 IR, DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR)
可視光写真(カラー)

IR写真(白黒)IR840シャープカットフィルター装着

可視光写真(カラー 拡大)

長期保存のため木材表面の変色/文字の退色が見られ読みづらくなっています。
IR写真(白黒 拡大)IR840シャープカットフィルター装着

赤外撮影によって文字をはっきりと撮影しています。
■神奈川県立公文書館所蔵
『武蔵国都筑郡勝田村文書』
■撮影:リコージャパン
■撮影協力:神奈川県立公文書館
古文書(撮影機材:PENTAX KP IR DA35mmMacroLimitedレンズ)
可視光写真(カラー)

紙が変色し表面にカビのような白い粉が付着して墨の文字が読みにくいです。
IR写真(白黒)IR840シャープカットフィルター装着

墨の成分が残っていれば文字がハッキリ確認できます。
■資料提供:飯塚 卓二
■撮影:田村鑑定調査
■撮影協力:リコージャパン株式会社
血管
可視光写真

IR写真

近赤外線は体内を透過しやすい一方、血液中のヘモグロビンに反応するという性質があります。
それを利用して、肉眼では見えない血管を撮影することが可能です。大型の検査装置を使うことなく、診察室や臨床で血管の観察が行えます。
可視光写真

IR写真

撮影対象になる人物の年齢、性別、体形などにより、光源の種類や照射角度、撮影方向が同一な場合でも見え方が異なります。
撮影後ソフトウエアにて画像処理

撮影後ソフトウエアで画像処理を行う事で
皮膚下の血管やシミなど見えにくい画像をより鮮明に確認できます。
(元映像の写り方によって見え方に差が生じます)
■撮影/技術協力 SERENDIPITY株式会社
眼球の虹彩模様(撮影機材:PENTAX KP IR FA100mmMacroレンズ)
可視光写真(カラー)

通常の可視光では瞳孔部分が分かりにくいです。
IR写真(白黒) IR840シャープカットフィルター装着

瞳孔の部分がハッキリ写ります。
IR写真(白黒) IR840シャープカットフィルター装着

虹彩を見やすくするためコントラストを調整しました。
IR写真(白黒) IR840シャープカットフィルター装着

さらに画像を拡大すると虹彩の模様までクッキリ見えます。
赤外レーザー(撮影機材:PENTAX KP IR DA35mmMacroLimitedレンズ)
可視光写真(カラー)

赤外レーザー照射でミラー部が赤く見えますがどのような照射になっているかが分かりません。
IR写真(白黒)IR840シャープカットフィルター装着

赤外レーザーの照射軌道が白く写り、照射が視認できます。
※右写真のピンクで示した位置 
シリコンウェハー
全体 可視光写真

表

裏
全体 IR写真

表

裏
近接 可視光写真

表

裏
近接 IR写真

表

裏
シリコンは約1100nmまでの赤外光で撮影できる、PENTAX 645Z IRを使用すればウェハー面内の回路を撮影することが可能になります。
ウェハー全面をワンショットで撮影しても高い解像度が得られるため、回路の観察・検査に有効です。
ICカード
可視光写真

表

裏
IR写真

表

裏
ICカード表面に印刷されたインクを透過して、内部の回路を撮影可能です。
コーヒー飲料(撮影機材:PENTAX KP IR 50㎜Macroレンズ)
可視光写真

IR写真

950㎚シャープカットフィルター使用
ミルク成分の無いブラックコーヒーは赤外線を透過しペットボトルの裏に▲のシールが見えます。
年輪(可視光、赤外光、照明、紫外光 / 撮影機材:PENTAX 645Z IR 120㎜Macroレンズ)
可視光写真(カラー)

照明:蛍光灯
IRカットフィルター装着
可視光写真(白黒)

照明:蛍光灯
IRカットフィルター装着
IR写真(白黒)

照明:ハロゲンランプ
IR86フィルター装着
IR写真(白黒)

照明:赤外LED860㎚
IR86フィルター装着
白黒写真

照明:紫外LED400㎚
フィルター装着なし
注)
400㎚前後~1100㎚前後の感度範囲がありますので
比較用のためテスト撮影してみました。
※通常のレンズを使用しての撮影
※UVレンズは生産、販売はしておりませんので
本来の紫外線撮影の画像とは異なります。
※紫外撮影を推奨する画像ではありません。
材木提供:株式会社太田材木店
顕微鏡への装着も可能です。
※顕微鏡に装着する場合は、市販品の顕微鏡用のKマウントアダプターが必要になります。

顕微鏡に装着した画像

シリコンウエハーの細かい部分がハッキリと確認できます。









