すべては会心の一枚のために。
画期的な撮影アシスト機能。



光軸上でモニターの向きを自在に変えられる画期的な機構
光軸と視野の一致、アングルの自由、液晶モニターの理想のあり方を目指し、液晶モニターを4本のステーで保持する、画期的な機構を開発しました。これまでのカメラで不可能だった「光軸から離れない」かつ「上下左右、どの方向にも向けられる」液晶モニターを実現。さらに、ローアングルやウェストレベルでの撮影時は、液晶モニターを上方向約90度までチルトすることも可能です。

・上下方向:約44度
(ウェストレベル時:約90度)
・左右方向:約35度

強化ガラス製のカバーと液晶パネルの空隙に樹脂を充填し、内部反射を効果的に抑制。アウトドアモニターとの併用で、眩しい日差しの下でも良好な視認性を確保できます。




ライブビュー撮影では、作画をサポートする豊富な機能を使用可能。フレキシブルチルト式液晶モニターの搭載により、広い角度から優れた視認性を確保でき、撮影が快適です。
手ぶれ補正機構SRの活用により、完璧な構図づくりをカメラがアシスト。自動水平補正は、カメラの左右の傾きをイメージセンサーが回転して補正する機能で、手持ち撮影時に効果を発揮します。構図微調整は、カメラを固定したまま、イメージセンサーをシフトすることで構図を微調整できる機能。三脚を使ったライブビュー撮影時に有効です。
ファインダー視野内の右側と下部に、左右/前後の傾きを示すバーを表示。被写体から目を離すことなく、水平と垂直を確認できます。また、ファインダー、ライブビュー、動画それぞれの撮影時にも、液晶モニターに表示することが可能です。

表示例(ライブビュー撮影時)
必要な機能をダイレクトに操作

必要な機能をダイレクトに操作
豊富な機能と使いやすさを両立させる新しい操作系が、スマートファンクションです。カメラ上面の2つのダイヤル操作だけで機能を選択、設定。メニューを介さないダイレクトな操作で、撮影の機動性がアップします。
| 機能ダイヤル | 設定ダイヤル |
| ● | 無効 |
| +/- | 露出補正値変更 |
| ISO | ISO感度変更 |
| CH/CL | 連続撮影の速度/1コマ撮影切り替え |
| BKT | ブラケット撮影のブラケット幅変更 |
| HDR | HDR撮影のタイプ変更 |
| Grid | ファインダー撮影時:グリッドのオン/オフ切り替え ライブビュー撮影時:グリッド種類変更 |
| SR | 静止画:Shake Reductionのオン/オフ 動画:Movie SRのオン/オフ |
| Crop | クロップの切り替え |
| Wi-Fi | Wi-Fiのオン/オフ切り替え |
スマートファンクションは、カメラにとって最も基本的な露出設定においても、新しい操作感を提供します。これまでのカメラでは、ISO感度を設定するために前後いずれかのダイヤルの機能を切り替える必要があり、そのたびに撮影のテンポが乱れがちでした。
スマートファンクションなら設定ダイヤルにISOを振り分けることで、
ISO感度、絞り値、シャッター速度のダイレクト設定が可能。
ISO感度を積極的にコントロールできる。
また、露出補正や連続撮影の速度なども設定ダイヤルに振り分けられるので、考えられる操作方法はユーザーの数だけ増えます。
デジタル時代ならではの合理的な操作系です。


GPSユニットを内蔵。さらに、カメラが向いている方角(偏角が補正された正確な方角)を液晶モニターに表示する、電子コンパスも搭載。撮影位置やカメラの向き、撮影日時(協定世界時)などをExif情報に付加することが可能です。また、日の出や星景のように、撮影準備に際して方角を考慮する必要があるシチュエーションでも役立ちます。

電子コンパス画面

カメラの位置情報を定期的に自動記録。ログをパソコンに読み込み、Google Earth™等の地図サービスを利用して軌跡を表示することも可能です。
赤道儀なしで天体追尾撮影が可能
GPS機能と電子コンパス、手ぶれ補正機構SRを活用することで、これまで赤道儀が必要だった天体の追尾撮影を、カメラ単体で実現。GPS衛星から取得した緯度と、カメラの各種センサーから得た情報(左右/前後の傾きと方位)に基づいて、天体の動きを算出。イメージセンサーを天体の動きに精密に同調させます。長秒時露光でも星が流れずに撮影できるので、肉眼で見えにくい微光星も点像のままとらえることができます。

HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR