• ブランド
  • 製品
  • ストア
  • フォトアカデミー
  • コミュニティ
  • サポート

赤外線カメラ赤外線カメラ PENTAX 645Z IR赤外線カメラ PENTAX 645Z IR

隠れた“真実”に迫る! 

当モデルは図書館や博物館、研究機関、官公庁など専門機関向けのため、
ご購入に際しては使用条件を規定した「PENTAX 645Z IR使用契約書」を締結していただきます。また、個人利用を目的とする一般のお客様への販売はおこないません。

オープン価格
〈付属品〉
● ストラップ O-ST150 ● 大型アイカップ645 O-EC107
● 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI90P
● 充電器 D-BC90P ● ACコード ● ソフトウエア(CD-ROM)S-SW160
● アイカップ645 ● ホットシューカバーFK ● シンクロソケット2Pキャップ
● ボディマウントキャップ645 ● 三角環 ● 傷防止カバー

ご購入についてのお問い合わせはこちら

特長

赤外線と可視光線、
両領域に対応する
撮影システム。
研究・鑑定に新たな視野と
スピードをもたらす、
優れた画質と機動性を
備えた一台。

赤外線撮影が可能

一般的なデジタルカメラは、撮像センサー前面にIRカットフィルターを装備し、可視光線域だけを受光するよう設計されています。それに対してPENTAX 645Z IRは、このIRカットフィルターを赤外線を透過するガラスに置き換えることで、赤外線域にまで感度を広げた特別仕様のカメラです。またレンズ前面に可視光カットフィルターを装着することで、赤外線域だけを使った特殊撮影が可能です。赤外線は、例えば絵画の絵の具や壁画等の顔料、資料表面の汚れを透過し、その下層にある下絵などの像をとらえます。特に墨や炭素成分の観察に適し、すすけて判読が困難な木簡から文字を鮮明に浮かび上がらせるなど、さまざまな資料の解析に有効です。なお、このPENTAX 645Z IRは可視領域から約1100nmまでカバーする広帯域赤外感度特性を有しています。

ライブビュー撮影による赤外光のピント合わせが実現

赤外光は可視光とピント位置が異なるため、可視光しか確認できないファインダーを使っての赤外光撮影は大変技術を要しました。PENTAX 645Z IRはライブビュー機能を利用して、赤外光でのピントを確認しながらの撮影が可能です。さらに、拡大表示(最大16倍)で厳密にピントを確認できます。またハイ/ローアングル時も撮影を容易にする3.2型、約103.7万ドット(アスペクト比3:2)の高精細大型液晶モニターを搭載しています。加えて、保護カバー部は耐久性の高い強化ガラスを採用し液晶面との間の空気層を無くしたエアギャップレス構造とすることで光の反射を効果的に抑制、映り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コートも施すことで、視認性を大幅に高め、屋外での調査撮影にも最適です。

独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所による出土木簡のIR撮影例

可視光線域撮影も可能

レンズ前面にIRカットフィルター(オプション)を装着することで通常のPENTAX 645Zとほぼ同等の可視光線域撮影が可能です。またそのままの状態で、レンズ前面のフィルターを可視光カットフィルターに交換すると、撮影範囲や角度を変えず、可視光線域・赤外線域の両画像を撮影・比較できます。

導入しやすさと優れた運用性、文化財に優しい非破壊解析が可能

  • 赤外線域光線
  • 可視光線域光線
  • = 表面絵の具
  • = 下絵
  • = キャンバス

レンズ前面のIRフィルター(76〜95号数)で撮影波長域を調整可能

PENTAX 645Z IRはCMOSの感度範囲が広く、赤外線域の幅広い波長に対応します。市販の可視光カットフィルターを使い分けることで、撮影する波長をコントロール可能。撮影対象物にほとんど影響を与えることない非破壊解析が可能で、鑑定・研究用の撮影カメラに好適です。

有効約5140万画素、43.8×32.8mm大型CMOS

PENTAX 645Z IRは43.8×32.8mmの大型・高画素CMOSセンサーを搭載。このセンサーと画像処理エンジン“PRIME III”、ローパスフィルターレス仕様を組み合わせることで、高い解像力と立体描写性能に優れた有効約5140万画素の超高精細画像を実現しています。また、高感度撮影時のノイズも徹底的に低減させ、最高ISO感度204800という超高感度撮影も可能となり、資料の細部まで鮮明に捉えることが可能です。

防塵・防滴構造/-10℃耐寒動作保証

カメラ本体の外装と背面液晶モニターのフレームに堅牢、軽量なマグネシウム合金を、シャシーには温度変化に強く、高い動作精度のアルミダイキャストを採用しています。また、上面と背面のLCDカバーには傷がつきにくい強化ガラスを採用し、強度を高めています。さらに、76ヶ所にシーリングを施した防塵・防滴構造、マイナス10℃までの耐寒性能、耐久性を大幅に高めて10万回の動作試験をクリアしたシャッター機構を備え、信頼性を高めています。そのため洞窟や遺跡の壁画の記録・調査はもちろん、発掘品を現地で解析するなど、さまざまな環境と用途に対応し、柔軟な運用と調査の効率化に大きく貢献します。

※防塵・防滴構造のD FA645、DA645レンズ装着時

光軸変動が無い縦横位置撮影

三脚装着時に一般的な三脚を使用し雲台を回転させて縦横位置撮影を切り換えると、構図の中心が大きく動いてしまいます。PENTAX 645Z IRはボディ側面に縦位置撮影用の三脚穴を備えているので縦位置撮影時にはそれを利用することでレンズの光軸を動かさずに撮影が可能です。カメラ側のポジションを逐一調整する煩わしさや時間を省き、スムーズな撮影・調査を実現します。

電子水準器

左右方向、上下方向の傾きを検知・表示する電子水準器を搭載し基準が判りにくい撮影の場合に役立ちます。また、ファインダーの内表示の露出バーを電子水準器表示に切り換えることも可能(左右方向のみ)。接眼したまま構図とカメラの傾きを同時に調整できて便利です。

1920×1080:60iのフルHD動画撮影

記録形式にH.264を採用した1920×1080:60i/30PのフルHD動画撮影が可能です。大型センサーならではの、被写界深度が浅く、背景を効果的にぼかした動画を滑らかに撮影することが可能です。

センサーに付着したゴミを除去する
“DRII(Dust Removal II)”機構

撮影画像へのゴミの写り込みを防ぐ“DRII”機構を搭載しています。イメージセンサー前面のカバーガラス部を圧電素子で超音波振動させることにより、万一ゴミが付着した場合でも、効果的に除去することが可能です。また、ゴミの付着状況を撮影前に確認できる“ダストアラート”機能も備えており、屋外など埃の多い場所でのレンズ交換や、史跡内などで撮影する際の安心感を高めています。

  • 圧電素子
  • カバーガラス(超音波振動面)

その他

  • ①用途に応じて使い分けができるデュアルSDカードスロット装備(SDHC、SDXC UHS-I:SDR104規格対応)
  • ②撮影画像への著作権情報添付と、同梱ソフトウェアでの画像改ざんの有無が確認可能
  • ③レンズのディストーション、倍率色収差に加えて周辺光量、回折も補正可能
  • ④Wi-Fi内蔵メモリーカード“Eye-Fi”連動機能に対応
  • ⑤外部インターフェースはUSB3.0端子とHDMI®(type D)端子を装備
  • ⑥高速で画像処理が可能なユーティリティソフト「Digital Camera Utility 5」を同梱
  • ⑦PC転送ソフト「IMAGE Transmitter 2」(別売:発売中)に対応

「PENTAX 645Z IR」は図書館や博物館、研究機関、官公庁など専門機関向けモデルのため、ご購入に際しては使用条件を規定した「PENTAX 645Z IR使用契約書」を締結していただきます。また、個人利用を目的とする一般のお客様への販売はおこないません。

主な仕様すべて読む

有効画素数 約5140万画素
撮像素子 種類:原色フィルター/CMOS、サイズ:43.8×32.8mm
レンズ ペンタックス 645AF2マウントレンズ、645AFマウントレンズ、645Aマウントレンズ
外形・寸法 約156mm(幅)×117mm(高)×123mm(厚) (突起部を除く)
質量(重さ) 約1550g(バッテリー、SDカード1枚付き) 約1470g(本体のみ)

アクセサリー

ページトップへ