中判デジタル一眼レフカメラ/645Dカタログ(3.5MB)

画像の管理と仕上げの統合ソフトウェア
PENTAX Digital Camera Utility 4(Ver.4.20)
統一されたインターフェースで画像の管理・閲覧、RAWファイルの現像・画像処理が可能なソフトウェアです。関連機能をタブページにまとめることにより、多機能と直観的な使いやすさを両立。表示設定切替ボタンにより、必要なタブページを瞬時に呼び出し、画像検索・閲覧から画像処理までをシームレスに行うことができます。

ファイル表示ペイン(画像表示エリア)の左右にコントロールパネルを配置。タブをクリックすることにより、必要な機能をすばやく呼び出すことができます。タブのうち、どれを表示/非表示にするか、コントロールパネルのどこに表示させるかカスタマイズ可能。写真家ごとに、最も使いやすい環境がつくれます。
■多彩なプレビュー表示
ファイル表示ペインは2分割(上下/左右)表示が可能。それぞれの画面を独立操作できるため、逐一表示を切り替える煩わしさが軽減。画像ファイル一覧と選択画像プレビュー、2つの画像の比較表示、2つのフォルダーの内容比較などがスムーズに行えます。また、コントロールパネルにプレビュー画像を表示することも可能です。
■JPEGの画像調整
一般的に画像調整できる範囲が狭いとされるJPEG画像にも、多彩な仕上げ機能を適用できます。作品としての完成度を高めたり、雰囲気の違う別の作品に仕立てたりと、画像活用の可能性が広がります。
※645Dで撮影したJPEG画像に限ります。 ※対応機能と効果に一部、制限があります。
【ユニークな機能】
●覆い焼き:スライダーでシャドー部の再現性をコントロール。トーンカーブを操作する煩わしさを解消
●スポッティング:万が一ホコリなどが写り込んでいた場合、目立たなくするよう処理
●カラー微調整:画像を破綻させないよう限定した色相の範囲内で、デリケートな色調整が可能
●ホームフォルダー、お気に入り:ブラウジングや画像の検索性が向上
■システム環境
カメラから画像を転送し、「PENTAX Digital Camera Utility 4」をインストールして使用するためには、次のシステム環境が必要です。
※推奨環境のすべてのPCについて動作を保証するものではありません。
【Windows】〈USB接続〉
●Windows XP(SP3以降)、Windows VistaTM、Windows 7がプリインストールされたパソコン
●USB2.0ポートが標準で搭載されていること
〈アプリケーションソフト〉
●OS:Windows XP(SP3以降)、Windows Vista TM、Windows 7 (各×64版では32bitアプリケーションとして動作可能) ●CPU:Pentium D 3.0GHz相当以上(Intel Core 2 Duo プロセッサ 2.0GHz相当以上を推奨) ●メモリ:2.0GB以上 (3.0GB以上を推奨) ●モニター:1280×800以上 (1920×1200以上を推奨)、24bitフルカラー(約1677万色)表示可能なもの ●ハードディスクの空容量:1GB以上(8GB以上を推奨)
【Macintosh】
〈USB接続〉
●Mac OS X 10.4.11、10.5、10.6 がプリインストールされたMacintosh ●USB2.0ポートが標準で搭載されていること
〈アプリケーションソフト〉
●OS:OS Mac OS X 10.4.11、10.5、10.6
●CPU:CPU PowerPC G5 Dual-core 2.0GHz以上(Intel Core 2 Duo プロセッサ 2.0GHz以上を推奨。Universal Binary対応)
●メモリ:2.0GB以上 (4.0GB以上を推奨)
●モニター:1280×800以上
(1920×1200以上を推奨)、24bitフルカラー(約1677万色)表示可能なもの ●ハードディスクの空容量:1GB以上(8GB以上を推奨)
画像を加工しオリジナリティをプラス
デジタルフィルター
デジタルフィルターを搭載。RAWはもちろんJPEG画像も、PCレスで加工することができます。選べるフィルターは5種類。最大10回までフィルターを重ねられるため、よりオリジナリティの高い作品づくりが可能です。加工した画像は履歴確認や新規保存ができるため、パラメーターを工夫したり、1枚の画像を印象の違う複数の作品に仕立てたりと、楽しみが広がります。
※各デジタルフィルターは、パラメーターにより加工内容や効果の強弱などを調整できます。
●モノトーン:単色の画像に加工
●色抽出:指定した色を残し、他の部分を白黒に加工
●カラー:カラーフィルターをかけた画像に加工
●ベースメイク:画像仕上げの各パラメーターを任意設定
●ソフト:輪郭をぼかした柔らかな印象に加工
画像モニター上で構図調整が可能
トリミング
撮影した画像をカメラ単体でトリミングし、作品の完成度を高めることができます。画像モニターを見ながら、トリミングする大きさと範囲を調整できるほか、1度刻みで回転させることも可能なため、微妙に傾いた画像も救済できます。トリミングした画像は新規保存。あらためてPCで構図を調整し直すプロセスが省けます。
作品をハイビジョン対応テレビで観賞
HDMI端子
ビデオ出力またはHDMI出力でAV機器と接続できます。HDMI出力では、市販のHDMIケーブル(タイプC mini)を使用して接続先のAV機器に合わせて最大の表示サイズを自動設定。高精細なハイビジョン対応テレビで再生すれば、中判ならではの解像感や空気感を、いつでも気軽に味わうことが可能です。