西日本最高峰、四国の石鎚山。それに連なる石鎚山系の山里に住む人達の素朴な暮らしの風景や、そこで古くから受け継がれ伝わり残る伝統文化、いつまでも残しておきたい有形無形の文化遺産などカラー作品約50点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「四国 石鎚 山里物語」 (しこく いしづち やまざとものがたり)一色龍太郎 (いっしきりゅうたろう)
作者 | 一色龍太郎 (いっしきりゅうたろう) |
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作品名 | 「四国 石鎚 山里物語」 (しこく いしづち やまざとものがたり) |
会期 | 2018年7月11日(水)~7月23日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーI |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡03(3348)2941 担当:狩野、和田 |
作品コメント
修験道の山としても名高い霊峰 石鎚山、そして東西に連なる石鎚山系、それらの石鎚山系の山々の森に覆われた急峻な山肌にある山里にも、大昔から沢山の人々が神仏に寄り添いながら、自然の驚異や自然の恵みを受けながら大自然の中で暮らし続けてきた。そして、その暮らしの中で、それぞれの地域特有の有形無形の沢山の文化が生まれて人々の長い営みの中で受け継がれてきた。しかし、時代の変遷とともに、今日、山から人がどんどん減ってきている。石鎚山系の山里も例外でなく、すでに廃集落になり深山の中に埋もれてしまい、かつてはそこで大昔から人々が暮らし続けた事や、文化を育んだ事も記憶や記録から忘れ去られようとしている所もある。又、限界集落を越え廃集落になろうとしている集落も沢山ある。そんな山里で自然と共に暮らす人達の素朴な暮らし風景や、それぞれの地域特有の残しておきたい伝統文化や石造物等の文化遺産等を、ライフワークとして撮り続けた作品で構成します。
一色龍太郎
作家プロフィール
- 1951年
- 愛媛県西条市生まれ。
- 1968年
- 我が家から一望できる石鎚山系の瓶ヶ森山に17歳で初めて登り、そこから西日本最高峰の石鎚山への2泊3日の石鎚縦走登山を初めて経験する。その後は、地元の石鎚山や石鎚山系の山々に様々な登山ルートから登り山河に親しむ。
- 1970年
- 大学で探検部に入部する。
入部して地元四国はじめ、鹿児島県のトカラ列島、沖縄が日本に返還された翌年の73年には沖縄の北と南の大東島に行き洞穴探し等をする。
又、フイリピンのルバング島で残留兵の小野田寛郎氏が発見された時期には、ミンダナオ島を訪れていて、主に洞穴探検等を行う。前人未踏の洞穴を発見した時の感動は今も忘れない。
この頃から旅にカメラを持って行くようになる。
- 1972年
- カメラを持って自転車で四国一周旅をする。
- 1973年
- 船で初めて沖縄に行き、初日は沖縄県護国神社の物置小屋に泊めてもらう。
その後は沖縄の魅力に惹かれて通い続ける。
今も年に一度ペースだが7月の沖縄の離島等へ撮影旅に出かける。
- 2010年
- この頃から愛媛と高知にまたがる石鎚山系の山里をテーマに撮影活動を開始する。
写真展
- 2010年
- 「太陽の沖縄」開催 (於:ペンタックスフォーラム(現・リコーイメージングスクエア東京))
- 2015年
- 「大保木今昔」開催 (於:西条市東予郷土館)
- 2015年
- 「太陽の沖縄」開催 (於:西条市ひうちギャラリー)
- 2016年
- 「石鎚山に抱かれて」開催 (於:リコーイメージングスクエア東京)
受賞歴
- 1979年
- 日本広告写真家協会展(APA展) 奨励賞受賞
- 1991年
- 日本写真家協会展(JPS展) 優秀賞受賞など、他多数
所 属
一般社団法人二科会写真部会員、一般社団法人日本写真作家協会会員、一般社団法人日本写真文化協会会員、一般財団法人全日本剣道連盟(錬士7段)
使用機材:PENTAX K-3II、K-5、K-7