故・黒川紀章が設計し、1972年銀座に完成した中銀カプセルタワービルも築年数からくる老朽化でビルの存続が危ぶまれている。そんな中銀カプセルタワービルの「今」を知ることの出来る写真展。カラー作品20点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「中銀カプセルタワービル」 (なかぎんかぷせるたわーびる)山本華漸 (やまもとかざん)
作者 | 山本華漸 (やまもとかざん) |
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作品名 | 「中銀カプセルタワービル」 (なかぎんかぷせるたわーびる) |
会期 | 2017年8月2日(水)~8月14日(月) *8月6日(日)新宿センタービル休館日のため、臨時休業させていただきます。 |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡03(3348)2941 担当:狩野・和田・江上 |
作品コメント
故・黒川紀章設計のもと1972年に完成した「中銀カプセルタワービル」は、大阪万博が開催された時代背景もあり、当時日本人がイメージした近未来社会の象徴的建築物だった。人間とロボットは共存し、人は気軽に宇宙を旅し、中銀カプセルタワービルのような近未来建築物が日本のランドマークになっている。そんな21世紀を全国民が想像していた。
しかしながら、実際に21世紀が訪れると、当時夢見た近未来社会とのギャップは大きく、そこには「ドラえもん」の世界観も「Back to the Future 2」の未来感もなく、今現在もまだまだ追いつく様子がない。
今回の写真展は、昔の日本人が夢見た近未来デザインの象徴「中銀カプセルタワービル」の「今」をカメラで記録。
かつての日本人が夢見た近未来建築物は現在の日本と融合するのか?
それともどこか違和感が残ってしまうのか?
日本を代表するアート建築の「今」をお楽しみください。
山本華漸
作家プロフィール
1972年 広島県生まれ
2017年 「中銀カプセルガール」(青月社)写真集発売
2017年 「ヌードアーカイブス」(玄光社)掲載
2017年 APA日本広告写真家協会入会
写真展
2015年 「空想広告写真展1」
2015年 「空想広告写真展2」
2016年 「ぬめなま展」
2016年 「中銀カプセルガール」
2017年 「24人のツナマヨ展」
2017年10月開催予定 「APA2017新入会員展」
http://kazanyamamoto.wix.com/photo
使用機材:PENTAX 645Z