©縄倉瑠璃子
2015年にアメリカと国交正常化を果たし、新たな変革期を迎えたキューバ。変わりゆく時代の中に息づく同国の現在(いま)を捉えたカラー作品約50点で構成。
©縄倉瑠璃子
2015年にアメリカと国交正常化を果たし、新たな変革期を迎えたキューバ。変わりゆく時代の中に息づく同国の現在(いま)を捉えたカラー作品約50点で構成。
作者 | 縄倉瑠璃子 (なわくら るりこ) |
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作品名 | 「Calle 15」 (カジェ 15) |
会期 | 2017年2月15日(水)~2月27日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡03(3348)2941 担当:江上・大塚 |
キューバに降り立ったとき、初めて訪れた場所だというのにどこか懐かしさに包まれた。
歴史ある街並み、目にも鮮やかな色彩の数々。
キューバの地方部においては現役で馬車が交通手段として活躍していたりと、まるで前時代にタイムスリップしたような錯覚すら覚える。
国全体として未だ統治時代の雰囲気を色濃く残すものの、首都ハバナをはじめあらゆるところで確実に街並みの変化は訪れている。
旅を続けていくなかで、いま自分の目の前に広がるキューバの姿を写真に残したい思った。
タイトルのCalleとは、スペイン語で「通り」の意味。
細かく区画された通りによって街が形成され、遊ぶ子供や、友人や家族との会話に興じる者、音楽に合わせ踊り歌う者。滞在中、通りのいたるところに彼らの日々の営みが感じられた。
この作品は、今まさに時代の移り変わりの狭間にいるキューバの現在を、日常の視点から切り取った記録である。
縄倉瑠璃子
1992年 東京都大田区生まれ。
2012年 DAYS JAPAN school of journalism修了。
2013年 フリーランスとして活動開始。
日本をはじめとし中南米、欧州を舞台に取材、撮影。
使用機材:RICOH GR
縄倉瑠璃子 ギャラリートーク 開催
日時:2017年2月18日(土)
各 14:00~(参加費無料)
場所:リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム)
東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービルMB階
℡03(3348)2941