数十年をかけて、東日本を重点的に巡り、「水ある風景」をテーマに二人で撮影してきた中から選りすぐりのカラー作品約35点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「追想の水景」(ついそうのすいけい)飯塚 光男(いいづか みつお)・井川 クキ子(いかわ くきこ)
開催期間 | 2014年7月2日(水)~7月14日(月) |
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開館時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP 03-3348-2941 担当:松枝・江上 |
作品コメント
ふっと振り返ると、二人で撮影の旅を始めてから数十年が経っていました。
そして想いを巡らすと、深山の森から湧きだす水辺に癒されて、常に「水」にカメラを向けていたことに気づきました。
二人で同じ位置に並んで三脚を立てても、それぞれの感性・目線そして持つ機材の違いによって異なる風景が写しだされるということはとても面白いと感じました。
時には吹雪の日であったり、陽春の花園であったり、緑豊かなブナの森であったり、そこで感じた自然の息吹を映像に封じ込めようとして、シャッターを切った思い出が蘇ってきます。
老年に差し掛かった二人だが、印象深い風景はつい昨日出会ったかのように鮮やかに浮かんできます。中でもここに展示した作品は、特に「水の色が見えますか?」「水の音が聞こえますか?」「水の香りが判りますか?」と自問自答しながら、水に魅せられて飽きることなく水を追いかけてきた二人の心を、強く動かした場所の風景を長年二人とともに歩んだフィルムカメラを使って空気感を出すように撮影しました。
飯塚 光男・井川 クキ子
作者プロフィール
- 飯塚 光男
- 東京都生まれ、東京都八王子在住
現在、日本写真協会会員、日本山岳写真協会会員、日本リンフォフクラブ会員 - 井川 クキ子
- 大阪市生まれ、東京都三鷹市在住
現在、ネイチャーフォト「青」の会会員、日本山岳写真協会会員、ワイズ大中判写真の会会員、ペンタックスリコーファミリークラブ会員
使用機材
PENTAX 67II、645NII、ほか