目、鼻、口、肉球…。猫好きには誰しも、お気に入りのパーツがあったります。今回は、そのパーツをドアップで撮影できるマクロレンズ3種類を使ってみました。
まずは第2回でも使用したDA 35mm F2.8 Macro Limited。このレンズで部分撮りをするには超至近距離まで詰め寄る必要があるため、ライブビューモードにしてシャッターを切る方法が使いやすかったです。細部がくっきりと写って、それだけでもう感動!ただ、唯一撮影できなかったのが目…。寄っちゃいますので、やはりどうしても目をそらすんですよね。
次はD FA Macro 50mm F2.8です。この長さだと、カメラ目線の顔面ドアップが撮れます。また、光によって変化する猫の目の微妙な色合いを忠実に写し出してくれるのが素晴らしい。撮影後、画像フォルダを改めて見てみると、このレンズでは目ばかり撮っていました。
最後にD FA Macro 100mm F2.8 WR。猫を撮る際は基本手持ちなので、100mmでの接写はやはりブレやすいし、被写界深度が浅いのでピンボケとも大格闘。さすがに何度か三脚を引っ張り出した出したわけですが、それよりも、狙うときの猫の状況と自分の体勢をしっかり確保したほうがヒット率が高いです。すごく難しいけど、肉眼では見られない世界を求めどんどんハマってしまいました。
マクロ撮影は、猫に潜む別世界を写し出してくれます。時間をかければかけるほど、より多くの魅力に気づかせてくれそうです!