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サポート&サービス Support & Service

FAQ


K-70製品情報

ペンタックスデジタルカメラ PENTAX K-70の「よくある質問」とその「回答」をご紹介いたします。


基本仕様・機能

この製品の特徴は?
回答

K-70には以下のような特徴があります。

◇有効約2424万画素 14bit/ APS-Cサイズ CMOSイメージセンサー
 14bit読み出しが可能な、最新のCMOSイメージセンサーによる有効約2424万画素の超高精細画像を実現しています。さらに光学ローパスフィルターレス仕様とすることでイメージセンサーの解像感を最大限に引き出します。
◇最高ISO感度102400
 新開発のアクセラレーターユニットと高速画像処理エンジン"PRIME MII"との組み合わせにより、各ISO感度でのノイズを効果的に抑制し、ISO102400の超高感度撮影をはじめ、階調再現性や質感描写に優れた画像が得られます。
◇ライブビュー撮影時のAF高速化を実現するハイブリッドAFを採用
 ライブビュー撮影時のAFには、ペンタックス初のハイブリッドAF方式を採用。素早く快適なピント合わせを可能にしています。
◇アウトドアに最適な防塵・防滴ボディ
 持ち運びしやすい小型ボディに、100カ所にシーリングを施した防塵・防滴構造とマイナス10℃までの動作を保証する耐寒性能を備えています。
◇ボディ内手ぶれ補正機能SR
 カメラ内蔵の手ぶれ補正機構"SR"(Shake Reduction)は4.5段分の高い補正効果を実現しています。また、流し撮り撮影時には、カメラが一定方向への振りを検知し、SRユニットの制御をおこないます。
◇リアル・レゾリューション・システム注1
 イメージセンサーの持つ解像力と色再現性を最大限に引き出すリアル・レゾリューション・システムを搭載。動体補正注2のオン・オフ機能を備えており、利用できるシーンを広げています。
◇ローパスセレクター 注3
 光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果が得られる独自機能"ローパスセレクター"を採用。
 注1:撮影の際は三脚等を利用してカメラをしっかりと固定してください。また、動く被写体が画面内にあると、その部分の画像が再現できない場合があります。
 注2:動体の動き方によっては補正できない場合があります。また、全ての被写体で効果を保証するものではありません。
 注3:本機能は、1/1000より低いシャッタースピードでより効果的にご利用いただけます。"リアル・レゾリューション・システム"など、一部の撮影モードとの併用はできません。

◇進化したフルHD動画撮影機能
 動画撮影中にピントを合わせ続けながら撮影することができるコンティニュアスAF(AF.C)注4や、明るさが変化する環境でも自然な露出が得られる動画撮影中の絞り制御も可能です注5

 注4:動画撮影中のコンティニュアスAF (AF.C)は、以下のレンズでご使用になれます。
  smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
  HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
  HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
  smc PENTAX-DA L 18-50mm F4-5.6 DC WR RE
  HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE
  HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR
  HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
  HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
  HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW
  HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW 
 注5:動画撮影中の絞り制御は、HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR装着時のみ可能です。

◇視認性の高いバリアングル液晶モニター搭載
 液晶モニターの角度を自在に調整できるバリアングルモニターを採用することで、腕を伸ばしてのハイアングル撮影や地面すれすれのローアングル撮影などでも構図がとりやすく撮影シーンを広げます。
◇多彩な機能カスタマイズ
 各機能の設定状態を一覧で確認・変更できるコントロールパネルの表示項目と並び順を自由に設定可能です。また、2つのFxボタンには、それぞれ7つの機能から任意の1つを割り当てることができます。さらに、撮影意図や被写体に応じたカメラ設定を登録できるUSERモードを3つ搭載しています。注6

 注6:USERモード1~3には、初期設定としてそれぞれ、CLEAR TONE, HDR LANDSCAPE, ASTROPHOTOが登録されています。
◇スマートフォンとの連携に便利な無線LAN対応
 スマートフォンやタブレットとワイヤレスで連携できる無線LAN(Wi-Fi)機能を搭載しています。
付属品は何がありますか?
回答

以下のものが付属しています。
・ホットシューカバーFK(※)・アイカップFR(※)
・ボディマウントカバー・ストラップ O-ST132(※)
・ソフトウェア(CD-ROM) S-SW168・スタートガイド
・充電式リチウムイオンバッテリー D-LI109(※)・バッテリー充電器 D-BC109(※)
・ACコード D-CO2J・保証書
(※)の付属品は別売りもしています。
購入時に同梱付属品以外に何か必要なものはありますか?
回答

SDメモリーカードは同梱していませんので、撮影目的に合ったSDメモリーカードを別途ご用意ください。
・テレビなどに接続してライブビュー画像を表示したり、撮影した画像や動画を再生したりするには市販のHDMIケーブル(タイプD)をご用意ください。
 ※AV機器と接続中は、カメラの画像モニターは表示されません。
・パソコンと接続するにはmicroB端子を備えた市販のUSBケーブルをご用意ください。
 ※パソコンと接続中は、カメラの操作はできません。
別売りアクセサリーはどんなものがありますか?
回答

別売りアクセサリーは以下のものを用意しております。
・ケーブルスイッチ CS-310
・GPSユニット O-GPS1
・ホットシューカバーFK
・アイカップFR
・MEファインダーキャップ
・ストラップ O-ST132
・充電式リチウムイオンバッテリー D-LI109
・バッテリー充電器キット K-BC109 (充電器 D-BC109およびACコードのセット)
・ボディマウントキャップK
 ※同梱品のボディマウントカバーは別売りアクセサリーでのご用意がありません
・ACアダプターキット K-AC168J
・ハンドストラップ O-ST128
・拡大アイカップ O-ME53
・リモートコントロール F
・リモートコントロール O-RC1
 写真などはこちらをご覧ください。
対応言語を教えてください。
回答

表示される言語は日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・オランダ語・デンマーク語・スウェーデン語・フィンランド語・ポーランド語・チェコ語・ハンガリー語・トルコ語・ギリシャ語・ロシア語・韓国語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)の20言語です。
外観の素材は何ですか?
回答

樹脂(エンジニアリングプラスチック)です。
防塵・防滴構造ですか?
回答

はい、各ダイヤルやボタン部、ボディの接合部、開閉部など100ヶ所ものシーリング部品をボディ全体に使用し、水滴やホコリの侵入を防いでいます。
※防塵、防滴性能を発揮するには、各端子カバーを閉じ、ホットシューカバーFKを付けた状態でご使用ください。
防滴性能を持ったレンズとの組み合わせであれば、雨の中で使用しても大丈夫ですか?
回答

AW / WRレンズを装着時、ボディとレンズが一体となって優れた防滴性能を発揮します。ただし、雨の中での長時間の撮影はお勧めできません。 継続的に雨の中で撮影する場合は、レインカバーなどのご利用をお勧めします。 ※AW:All Weather (防塵・防滴) 、WR:Weather Resistant (防滴)

※本機は接合部や操作部材の周りにもシーリングを施していますが、濡れたまま放置すると、徐々に浸水する可能性がありますので、濡れたらこまめに水滴を拭いて使っていただくことをお勧めします。 レンズについても同様に、水滴を拭いてからズーミングなどの操作をしていただくことをお勧めします。
撮像素子のゴミ対策はされていますか?
回答

イメージセンサーの表面にホコリなどが付着しにくいよう、SPコーティングを施しています。それでも付着したホコリはDR (ダストリムーバル:撮像素子駆動)で除去、高速振動でほこりを落とし、画像への写り込みを防ぎます。
録音マイクはどこにありますか?
回答

トップカバーの両側にあります。 
また、外部マイク端子がありますので、市販のステレオマイクを接続することで、カメラの動作音などが録音されることを軽減できます。外部マイクは以下の仕様を推奨します。

プラグ ステレオミニ(Φ3.5mm)
形式 ステレオ エレクトレットコンデンサ
電源 プラグインパワー方式(動作電圧2.0V以下)
インピーダンス 2.2kΩ
ケーブルスイッチ は使用できますか?
回答

「マイク / ケーブルスイッチ兼用端子」に別売の「ケーブルスイッチCS-310」を接続して、使用することができます。
・ケーブルスイッチを接続したときは、内蔵マイクで録音されます。
・どちらを接続するかは、「詳細設定 メニュー3」 「マイク端子設定」で設定します。初期設定は「自動選択」になっており、通常は変更する必要はありません。 

ファインダー / 画像モニター / AF関連

ファインダーの仕様は?
回答

ファインダーの主な仕様は以下の通りです。
方式 ペンタプリズムファインダー
視野率 約100%
倍率 約0.95x (50mmF1.4・∞)
アイレリーフ長 約20.5mm (見口枠より)、約22.3mm (レンズ中心より)
視度調節機能 約-2.5~+1.5-1
フォーカシングスクリーン ナチュラルブライトマットⅢ、交換式
フォーカシングスクリーンは交換できますか?
回答

ナチュラルブライトマットⅢ交換式スクリーンをご用意しています。
交換用スクリーンには、標準で装着されているAFフレームマット(MF-60)の他、AF分割マット(ML-60)、AFスケールマット(MI-60)、全面マット(ME-60)があります。
スーパーインポーズはありますか?
回答

ファインダー内に選択された測距点が赤く光るスーパーインポーズ機能を搭載しています。
画像モニターの仕様は?
回答

画像モニターの主な仕様は以下の通りです。
形式 TFTカラーLCD、広視野角タイプ、エアギャップレス構造、強化ガラス製カバー、バリアングル式
イメージサイズ 3.0型(アスペクト比 3:2)
ドット数 約92.1万ドット
調整 明るさ、彩度、色調整
アウトドアモニター ±2ステップで調整可
赤色画面表示 オン/オフから選択可
アウトドアモニターの特長を教えてください。
回答

晴天の屋外撮影では液晶モニターを明るく、夜景撮影では暗くするなど設定を簡単に変更できます。天体撮影などの際には、暗闇に慣れた目への刺激を抑える「赤色画面表示」にすることも可能です。さまざまな撮影環境・状況に応じて、快適な視認性を確保します。
オートフォーカスの仕様は?
回答

ファインダー撮影時およびライブビュー撮影時のオートフォーカスの主な仕様は以下の通りです。

ファインダー撮影時:
検出方式 TTL位相差検出方式
測距センサー SAFOX X 、11点測距(中央9点はクロスタイプ)
AFモード
輝度範囲 EV -3~18 (ISO100 常温)
AF.Sの動作 フォーカス優先 / レリーズ優先
AF.C1コマ目の動作 オート / フォーカス優先 / レリーズ優先
AF.C連続撮影時の動作 オート / フォーカス優先 / コマ速優先
AFホールド オフ / 弱 / 中 / 強
AF補助光 専用LEDによるAF補助光
「AFホールド」は、合焦後に被写体が動いて見失ったときにすぐにAFを再作動させるか、一定時間フォーカスを保持してからAFを作動させるかを設定します。初期設定は「弱」に設定しています。

ライブビュー撮影時(静止画):
オートフォーカス検出方式 像面位相差検出+コントラスト検出によるハイブリッド方式*1
AFエリア 顔検出、追尾、多点オート、セレクト、スポット
フォーカスアシスト ON / OFF
「フォーカスアシスト」をオンに設定すると、ピントが合った部分の輪郭が強調され、ピントが合っているかどうか確認しやすくなります。AF / MFの両方で有効です。
*1 合焦精度に優れるコントラストAFと、イメージセンサー面に配置した位相差検出素子により、高速なAFを実現する像面位相差AF、双方のメリットを融合し、すばやく快適なピント合わせが可能となりました。
AF微調整の手順について教えてください。
回答

AF微調整は以下のような手順で行ってください。

■AF微調整の設定方法について
1. 必要なもの
 ・カメラ、レンズ、被写体
 ※被写体の例として、以下のような白黒がはっきりした平面状のチャートをおすすめします。
  サイズは測距点の枠がチャート内に充分おさまる大きさチャートと同一面に新聞紙などを貼るか、
  細かい模様が入った平面な壁があると(下記3.④.(3)参照)ピントを判別しやすいです。

注)下記のような被写体は、撮影するたびにAFのピント測距位置が変化しやすいため適しません。
 ・キーボードを斜めに撮影するような奥行きのある被写体
 ・球面の被写体

2. 撮影条件の設定
 AF微調整時のAF関連設定は下記の内容で設定します。
設定項目 内容
1 撮影距離 目安として、焦点距離の30倍から40倍の距離で確認することをおすすめします。(例)f=50mmの場合 40倍=2m
2 ズーム位置
※ズームレンズの場合
被写界深度が浅くピント位置が判別しやすいTELE側での調整をおすすめします。
3 測距点 AF.Sモード、SELで中心か、またはお客様がよく使われる測距点位置に設定してください。
4 光源 屋外太陽光下、または実際撮影するのと同じ条件を推奨します。
ターゲットチャート直射光があたり、光沢(反射)が出ないように注意してください。
5 セッティング カメラ(マウント面)と平行になるように被写体を設置してください。
AF微調整の確認中は三脚等で固定し、被写体とカメラの位置関係が変わらないようにします。
6 絞り 被写界深度が浅くピント位置が判別しやすい開放での測定をおすすめします。

3. AF微調整の手順について
 以下の番号①~⑥の順に行います。
 ①位相差AFでピントを合わせます。
 ②そのまま撮影するか、LV表示にします。
 ③撮影画像またはLV表示にてピントを確認します。
  お好みのピントで有れば終了です。
  そうでない場合は手順④へ
 ④前ピン傾向か後ピン傾向かを判定します。
  確認方法として以下があります。
  1)被写体へ位相差AFで合焦させ、そのままAF→MF切換スイッチをMFにする。
  2)LV表示をONにする
  3)LV画面で狙った被写体(測距点)の拡大表示を見ながらピントリングを一定方向にゆっくり動かして判断する。
   ・∞指標側に動かしてピントが合ってきたら前ピン傾向、ボケてきたら後ピン傾向
   ・逆に、∞指標から離れる近距離側に動かしてピントが合ってきたら後ピン傾向、ボケてきたら前ピン傾向
   (備考)∞側、近側どちらに動かしてもボケてきたらピントはベストと見なせます。
 ⑤手順④の結果から、以下の(1)~(5)手順でAF微調整を設定します。 
  (1)カスタムメニューの4ページ、「23_AF微調整」を選択して十字キーの右を2回押すと設定メニューが表示されます。


  (2)「2_一律 / 3_個別」のいずれかを選択しOKボタンを押します。 以下写真は「個別」を選んだ場合です。
一律 すべてのレンズで同じ調整値を適用
個別 ボディ装着中の対応レンズ機種の調整値を登録 (最大20機種登録可能)

(備考)「個別」は対応レンズをボディへ装着した時のみ選択可能となり、
    調整値は装着したレンズ機種に対して有効になります。




  (3)十字キーの下を押して「設定」を選び、OKボタンを押します。

  (4)上記手順④の結果から、以下の通り調整値を増減します。上写真では調整値「-5」となります。
   ・後ピン傾向の場合・・・+側へ黄色い指標を動かす。
   ・前ピン傾向の場合・・・-側へ黄色い指標を動かす。

  (5)調整値を入力後、OKボタンを押し、MENUボタンを押して撮影画面まで戻ります。


 ⑥手順①へ戻り、調整結果を確認します。

 上記手順の①~⑥を繰り返すことで、お好みのピント位置へ調整することが出来ます。

 ■調整した結果が以下のような状態になった場合について
 ・お手持ちの複数本のレンズにて、調整値のピントの方向(+または-)が同じ傾向になった場合。
 ・AF微調整をしても、被写体によりピントが甘くなる時がある場合。
 
 上記のような状態は、お客様のカメラ側のAF精度に狂いが生じている可能性も考えられます。
 お手数になりますが、弊社修理サービスセンターへカメラ・レンズを合わせてお持ち込むか、もしくはご送付いただければ、
 点検サービスを行い、調整(保証外は有償になります)を行った方が良い場合は対応をさせていただきます。
 ※費用が発生する場合は、調整前にご連絡いたします。

手ぶれ補正機構SR関連

手ぶれ補正機能の方式と性能は?
回答

独自のボディ内撮像素子シフト方式を搭載。
超広角から超望遠まで、さまざまなレンズで手ぶれを効果的に軽減します。(手ぶれ補正効果は、最大4.5段分)
また、ジャイロセンサーがカメラの一定方向への振りを検知してSRユニットを制御することで流し撮りでも効果を発揮。
SRをオンにしておくだけで、通常撮影と流し撮りのどちらにも対応できます。
※CIPA規格準拠 [f=135mm(35ミリ判換算 f=207mm)、smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR 使用時
他社製レンズを使用したときにも、手ぶれ補正機構は働きますか?
回答

手ぶれ補正効果の保証はできませんが、他社製レンズを使用した場合も手ぶれ補正機構は働いています。
※他社製レンズを使用されたことによる故障などは保証期間中でも保証修理適用外となります。
手ぶれ補正機構の使用できないレンズはありますか?
回答

ありません。装着できる全レンズで手ぶれ補正機構が使用可能です。
※ご使用のレンズがDA・DA L・D FA・FA・FA J・Fレンズの場合は、手ぶれ補正機構を使用するときにレンズ焦点距離などの情報が自動的に取得されます。
 上記以外のレンズで焦点距離などの情報が取得できない場合は、カメラの電源を入れると、「焦点距離入力」画面が表示されますので、レンズ焦点距離を設定して使用します。
※絞りA位置がないレンズの場合、および絞りをA位置から外して使用する場合は、「カスタム」メニューの「絞りリングの使用」を「2許可」に設定してください。

動画関連

動画撮影はどのような仕様ですか?
回答

主な仕様は以下の通りです。
ファイル形式 MPEG-4 AVC/H.264(MOV)
記録サイズ
フレームレート
Full HD (1920x1080 , 60i / 50i / 30p / 25p / 24p)
HD (1280x720 , 60p / 50p)
フォーカス 像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式
AFモード:シングル(AF.S)、コンティニュアスAF(AF.C)
AFエリア:多点オート、セレクト、スポット
フォーカスアシスト:ON / OFF
音声 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能(ステレオ録音)、録音レベル調整可能
記録時間 最大4GBまたは最長約25分まで、内部温度上昇時は自動終了
カスタムイメージ オートセレクト、鮮やか、ナチュラル、人物、風景、雅(MIYABI)、
ポップチューン、ほのか、フラット、銀残し、リバーサルフィルム、
モノトーン、クロスプロセス
クロスプロセス シャッフル、プリセット1~3、お気に入り1~3
デジタルフィルター 色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、
シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ハードモノクローム

・音声を録音するに設定している場合、カメラの動作音なども録音されます。
・デジタルフィルターなどの画像処理を設定して撮影した場合は、部分的にコマが抜けて記録されることがあ ります。
・撮影中にカメラ内部が高温になると、強制終了する場合があります。
・沈胴式レンズを装着している場合は、撮影中にレンズを収納すると録画が中止され、エラーメッセージが表 示されます。
・動画モードでは、Wi-Fiは無効になります。
動画撮影中のオートフォーカスは可能ですか?
回答

初期設定では、録画中にシャッターを半押ししてもオートフォーカスは作動しません。
AFモードがAF.Sの時は、AFボタンを押すことでオートフォーカスが可能になります。
カメラに対応レンズ*1を装着した時は、「動画撮影 メニュー1」「ライブビュー撮影時AF」の「AFモード」で「AF.C」が設定できます。AF.Cに設定したときは、録画中も常にオートフォーカスが作動します。また、「動画撮影 メニュー2」「ボタンカスタマイズ」で「AF/AE-Lボタン」に設定した内容によって、以下のように動作します。

ボタンカスタマイズ」の設定 AF/AELを押したときの動作
AF作動 1 / AF作動 2 「AFモード」に応じたオートフォーカスが作動
AFキャンセル (AF.C作動中) AF.C停止
(AF.C停止中) AF.C作動
*1:対応レンズ:
 smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
 HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
 HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
 smc PENTAX-DA L 18-50mm F4-5.6 DC WR RE
 HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE
 HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR
 HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
 HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
 HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW
 HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW



「「ボタンカスタマイズ」の設定 「AF/AE-Lを押したときの動作
AF作動 1 / AF作動 2 「AFモード」に応じたオートフォーカスが作動
AFキャンセル (AF.C作動中) AF.C停止
(AF.C停止中) AF.C作動



・「動画撮影 メニュー1」「録音レベル」で録音の音量を設定できます。「マニュアル」を選択したときは、音量を0~20で設定できます。


・レンズのAF作動音などを入れたくないときは、音量を「0」に設定してください。


・動画は最大4GB、または最長25分まで連続して撮影できます。メモリーカードがいっぱいになると撮影が終了します。 

動画撮影では絞り、シャッター速度を変えて露出を調整できますか?
回答

撮影モードによって、以下の設定が可能です。
P / Av / TAv / M 各露出モードで動作(絞り値は撮影前のみ。MモードはISO感度も変更可)
U1 ~ U3 登録されている露出モードに従って動作
その他 Pモードで動作
動画撮影時のISO感度設定の範囲は?
回答

Mモード時の感度設定範囲は、ISO100~12800です。
動画撮影での容量や撮影時間の制約はありますか?
回答

1回につき連続記録できるのは容量が4GB、または撮影時間25分の何れかに達するまでです。
動画撮影中にカメラ内部が高温になったときは、回路保護のため強制終了する場合があります。
外付けマイクは使用できますか?
回答

使用可能です。
マイク端子/ケーブルスイッチ兼用端子に市販のステレオマイクを接続すると、ステレオで音声を録音できます。
外部マイクを利用すると、カメラの動作音などが録音されることを軽減できます。
外部マイクは以下の仕様を推奨します。
プラグ ステレオミニ(Φ3.5mm)
形式 ステレオエレクトレットコンデンサ
電源 プラグインパワー方式(動作電圧2.0V以下)
インピーダンス 2.2kΩ
また、マイク/ケーブルスイッチ兼用端子は、別売のケーブルスイッチCS-310を接続することもできます。ケーブルスイッチを接続したときは、内蔵マイクで録音されます。

画像処理関係

画像の記録方式は?
回答

汎用性の高いJPEG形式と、高品質で撮影後の画質調整が自在なRAW(PEF/DNG)形式が選べます。 
RAW(PEF/DNG)とJPEGの同時記録も可能です。 
画像に縦位置、横位置撮影の回転情報は付けられますか?
回答

付けられます。
Real Resolution (リアル・レゾリューション・システム) とはどのようなものですか?
回答

Real Resolution (リアル・レゾリューション・システム)では、CMOSイメージセンサーを1画素ずつ動かし、4枚の画像を連続撮影。24M x RGBの圧倒的な色情報から1枚の超高精細画像を生成します。解像力と色再現性が向上し、静止物の撮影で高精細な画像を得ることができます。高感度ノイズも大幅に低減し、理論的には色モアレが発生しません。
撮影には電子シャッターを採用してカメラブレを抑えます。

「撮影設定 メニュー3」「Real Resolution」で設定します。


MC (動体補正) オン 撮影時に動いた被写体がモザイク状のノイズになるのを低減できます。
MC (動体補正) オフ 画像全体を合成
オフ Real Resolutionオフ
撮影を行うと、4枚の画像が順に表示された後、合成処理が行われます。

注意:以下の時は、Real Resolutionは利用できません。
   ・Bモード
   ・動画モード
   ・一部の機能とは組み合わせができません。(下表)
   ・「Shake Reduction」は、オフ固定です。
メモ:
   ・撮影時に動いている被写体があると、モザイク状のノイズが生じることがあります。その場合は、「動体補正オン」に設定してください。
   ・撮影時は三脚などでカメラをしっかり固定してください。ドライブモードのセルフタイマー/リモコン/ミラーアップ撮影の利用をお勧めします。

Real Resolution撮影時の組み合わせ制限:
Real Resolution
フラッシュ ×





|
連続撮影 ×
ブラケット撮影 ×
ミラーアップ撮影
多重露出 ×
インターバル撮影 ×
インターバル合成 ×
インターバル動画 ×
スターストリーム ×
HDR撮影 ×
ローパスセレクター ×
アストロトレーサー ×
ローパスセレクターとはどんな機能ですか
回答

手ぶれ補正機構 SR を利用し、露光中にイメージセンサーを微小駆動させることによって、微細な繰り返しパターンの撮影で発生しやすい、偽色やモアレを抑える独自の機構です。ローパスフィルターの安心感とローパスフィルターレスの解像力を、表現意図に応じて選択できます。

・「撮影設定 メニュー4」「ローパスセレクター」で設定します。 


OFF 解像優先
Type1 解像とモアレ低減のバランスをとって撮影
Type2 モアレ低減優先
ブラケット撮影 オフ / Type1 / Type2 の順に連続して撮影(1回のレリーズで3枚撮影)

注意:
・一部の撮影モードでは使用できません。また、一部の機能は組み合わせができません。
・以下のときは「ブラケット撮影」は使用できません。
 ・SCNモードの動体/ペット/キッズ
 ・Bモード
・ドライブモードが1コマ撮影/セルフタイマー(12秒/2秒)/リモコン(即時/3秒後)のときのみ、ブラケット撮影ができます。
・「撮影設定 メニュー3」「HDR撮影」を設定しているときは、ローパスセレクターはオフ固定です。
・約1/1000秒より低速のシャッター速度で撮影時に、十分な効果が得られます。
「明瞭コントロール」とはどのような機能ですか?
回答

金属の光沢感、空や水しぶきの透明感などを表現したい場合に有効な画像処理技術です。被写体表面の滑らかさを調整することで、質感や明瞭感をコントロール出来ます。
「撮影設定 メニュー3」「明瞭コントロール」で設定します。-4~+4が選択できます。
注意:
  ・一部の機能とは組み合わせができません。
「肌色補正」とはどのような機能ですか?
回答

髪や衣装、背景は高解像のまま、人物の肌の領域だけを抽出し、軟らかな質感と健康的な色合いに再現します。
※AF設定、露出設定にかかわらず、撮影した画像から顔が検出された場合に肌補正の処理が有効になります。
※ボディ内RAW展開でも選択することができます。
「撮影設定 メニュー3」「肌色補正」で TYPE1 / TYPE2 / OFF が選択できます。
  ・TYPE 1:肌の色と明るさを補正します。
  ・TYPE 2:TYPE 1に加えて肌を滑らかにします。
フリンジ補正は可能ですか?
回答

再生モードパレットメニューのRAW展開から設定できます。

フリンジ補正無し

フリンジ補正有り


ž・RAW展開時のみ設定メニューでフリンジ補正を設定出来ます。撮影時のレンズ補正では設定できません。
ž・「フリンジ補正」の補正強度は4つあり(AUTO、強、中、弱)、AUTOで適切になるようにしていますが、被写体状況により補正のかかり方が変わります。お好みにより他の補正強度もお試しください。


RAW展開を選択してOKボタンを押す

1画像選択を選びOKボタンを押す



十字キーでフリンジ補正を選択します

ジョグダイヤルを左右に回転させ補正強度を選択する



OKボタンを押し十字キーで補正強度を選ぶこと
も出来ます

画像の保存を選んでOKボタンを押す



画像の保存場所を選んでOKボタンで保存

RAW展開を終了する場合は「終了」
続けて展開する場合は「継続」を選んでOKを押す


メモ:
・レンズ補正に対応しているレンズを装着しているときだけ設定できます。また、カメラとレンズの間にリアコンバータ等のアクセサリを装着した場合は、設定は無効です。
・撮影2 メニュー「記録形式」がRAW / RAW+ の場合は、補正情報がRAWファイルのパラメーターに記録され、RAW展開時にオン/オフが選択できます。
・初期設定以外の「レンズ補正」を設定すると、画像保存に時間がかかるようになります。初期設定は「倍率色収差補正」ON、「回折補正」ON、「ディストーション補正」OFF、「周辺光量補正」OFFです。
デジタルフィルターとは何ですか?
回答

画像に対して色調を変えたり、加工を行ったりします。 撮影時と再生時に使用できます。 
それぞれ以下のものがあります。

撮影時(静止画) 色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ハードモノクローム
撮影時(動画) 色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ハードモノクローム

注意:
・一部の撮影モードでは使用できません。また、一部の機能とは組合せができません。
・フィルターによっては、保存に時間がかかります。

再生時 ベースメイク、色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ドラマチックアート、デッサン、水彩画、パステル、ポスタリゼーション、ミニチュア、ソフト、クロス、フィッシュアイ、スリム、モノトーン
注意:
・デジタルフィルターで加工できるのは本機で撮影したJPEG / RAW画像のみです。
・撮影時にHDR撮影 / Real Resolutionを設定したRAW画像を、デジタルフィルターで加工することはできません。
メモ:
・フィルターは撮影時に設定したデジタルフィルターも含めて、20回まで重ねることができます。
HDR撮影とはどのような撮影ですか?
回答

明暗差の大きなシーンで、露出の異なる3枚 (標準露出 / 露出アンダー / 露出オーバー) の画像を撮影して、自動的に合成することにより、白とびや黒つぶれを抑えた階調性の広い(ハイダイナミックレンジな)写真を撮影することができます。風景などの静物撮影に適しています。撮影したHDR画像は、JPEGで記録されます。
HDR撮影のモード選択には、どのような効果の違いがありますか? また、HDR ADVはどのような仕上がりになりますか?
回答

「撮影設定 メニュー3」「HDR撮影」で、HDR 1 / HDR 2 / HDR 3 から誇張の度合いを選択できます。数値が大きいほどダイナミックレンジが広い写真を撮影することができます。
「HDR AUTO」を選ぶと、撮影画面全体の明暗差に応じて調整幅が自動設定されます。
「HDR ADV」(アドバンスドHDR) は、明瞭コントロールの技術をつかって、他のHDRより、さらにドラマチックな写真表現を意識した仕上がりになっているモードです。

メモ:
・B / 動画モードではHDR撮影はできません。
・明瞭コントロール / 肌色補正 / デジタルフィルター / Real Resolution / アストロトレーサー / ローパスセレクターは組合せができません。
・「振り幅設定」で露出を変化させる幅を ±1EV / ±2EV / ±3EV から選択できます。
・「自動位置調整」では手持ち撮影時の画像の僅かなズレを自動的に調整します。
・「自動位置調整」をオフに設定したときは、撮影メニュー4「Shake Reduction」はオフ固定です。
・ドライブモードがインターバル撮影 / インターバル動画に設定されているときは「自動位置調整」はオフ固定です。
・HDR撮影時は、フラッシュは発光しません。
・HDR撮影は画像を合成するため、通常の撮影よりもカードに画像が記録されるまでの時間が長くなります。
 画像処理中は、表示パネルに「処理中です」と表示され、処理が終わるまで次の撮影はできません。


使用レンズについて

使用できるレンズとカメラの機能について教えて下さい。
回答

K-70と各レンズの組み合わせで使用可能な機能は以下の通りです。

○:使用可能  △:機能制限あり  ×:使用不可
レンズグループ
[マウント名称]
/カメラの機能
DA
DA L
D FA
FA J
FA*6
F*6 A M
P
[KAF]
[KAF2]
[KAF3]
[KAF4]
[KAF]
[KAF2]
[KAF] [KA] [K]
オートフォーカス(レンズ単体使用)
(AFアダプター1.7X使用) *1

-

-

-
-
-
マニュアルフォーカス
(フォーカスインジケーター表示の利用)*2
クイックシフトフォーカス *4 × × × ×
測距点[オート] *8 ×
測光方式[分割] ×
P/SV/TV/AV/TAVモード*3 *9
M(マニュアル露出)モード
P-TTLオートフラッシュ撮影*3 ×
レンズ焦点距離の自動取得 x x
レンズ補正 *5 *7 x x x
*1 レンズの開放F値がF2.8、またはそれより明るいレンズでA位置でのみ使用可能
*2 レンズの開放F値がF5.6、またはそれより明るいレンズのみ使用可能
*3 内蔵フラッシュまたはAF540FGZ / AF540FGZⅡ/ AF360FGZ / AF360FGZⅡ/ AF201FG / AF200FG / AF160FC使用時
*4 対応レンズのみ可能
*5 DA FISH EYE 10-17mmは、ディストーション補正 / 周辺光量補正無効
*6 FA SOFT 85mm F2.8 / FA SOFT 28mm F2.8 / F SOFT 85mm F2.8では、C4カスタムメニュー「24.絞りリングの使用」で「許可」を設定した上で、手動絞りの範囲でのみ設定した絞り値で撮影可能
*7 以下のFAレンズでレンズ補正可能 (絞りA位置以外では、ディストーション補正 / 倍率色収差補正のみ可)
FA★ 24mm F2AL[IF] / FA 28mm F2.8AL / FA 31mm F1.8 Limited / FA 35mm F2AL / FA 43mm F1.9 Limited / FA 50mm F1.4 / FA 77mm F1.8 limited / FA★ 85mm F1.4[IF] / FA★ 200mm F2.8 ED[IF] / FA★ MACRO 200mm F4 ED / FA★ 300mm F2.8 ED[IF] / FA★ 300mm F4.5 ED[IF] / FA★ 400mm F5.6 ED[IF] / FA★ 600mm F4 ED[IF] / FA★ 28-70mm F2.8 ED[IF] / FA★ 80-200mm F2.8 ED[IF] / FA★ 250-600mm F5.6 ED[IF]
*8 測距点は「スポット」固定
*9 絞りは開放のAv (絞りリング無効)

注意:
 ・絞りA位置があるレンズを絞りA位置以外で使用したり、A位置のないレンズや接写リングなどのアクセサリーを取り付けたりした場合、C4メニュー「24 絞りリングの使用」で「許可」を設定しない限り、カメラは作動しません。
 ・沈胴式レンズを装着している場合は、レンズが収納された状態では撮影や一部の機能の設定ができません。また、動作中にレンズを沈胴させると、処理が中断されます。

レンズ名称とマウント名称:
マウント名称 レンズ名称 対応
MF S S 35ミリフルサイズ
K K
A A
AF KAF D FA 35ミリフルサイズ/APS-Cサイズ
DA APS-Cサイズ、絞りリングなし
DA L APS-Cサイズ、絞りリングなし
FA 35ミリフルサイズ、パワーズーム非対応
FA J 35ミリフルサイズ、絞りリングなし
F 35ミリフルサイズ
KAF2 DA APS-Cサイズ、レンズ内AF対応、絞りリングなし
FA 35ミリフルサイズ、パワーズーム非対応
KAF3 D FA 35ミリフルサイズ/APS-Cサイズ
DA APS-Cサイズ、レンズ内AF専用、絞りリングなし
KAF4 DA APS-Cサイズ、電磁絞り、絞りリングなし

DAレンズのうちモーターを搭載したレンズと、FAズームレンズのうちパワーズームが可能なレンズのマウントはKAF2マウント(AFカプラーのないレンズはKAF3マウント、絞りレバーのないレンズはKAF4マウント)です。
FAの単焦点レンズ(ズームでないレンズ)と、モーターを搭載していないDA / DA Lレンズ、D FA/FA J / FレンズのマウントはKAFマウントです。(本機はパワーズーム非対応)
KAF4マウントの特長は?
回答

KAF4マウントは、絞りの駆動を絞りレバーではなく、電気信号とモーターで制御する方式です。KAF4マウントに対応していないボディでは絞り動作をすることができませんので、正しく露出制御ができず、露出が異常の画像が撮影されます。
K-70以降のボディでは、そのまま使用できますが、K-1以前のボディでは、ファームアップが必要となります。

ファームアップ対応ボディ:
K-1、K-3 Ⅱ、K-S2、K-S1 ファームアップはこちら

※ 対応ファームは HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE 発売時に公開予定です。
「レンズ補正」ではどのような補正ができますか?
回答

撮影4 メニュー「レンズ補正」で以下の補正ができます。

ディストーション補正 レンズ特性によって生じる歪曲収差を補正
周辺光量補正 レンズ特性によって生じる周辺光量低下を補正
倍率色収差補正 レンズ特性によって生じる倍率色収差を補正
回折補正 絞りを絞り込んだときの回折ボケを補正

・ディストーション補正/周辺光量補正は、コントロールパネルで設定することも可能です。
・レンズ補正に対応しているレンズを装着しているときだけ設定できます。また、カメラとレンズの間にリアコンバーターなどのアクセサリーを装着している場合は、設定は無効です。 
・「記録形式」がRAW/RAW+の場合は、補正情報がRAWファイルのパラメーターに記録され、RAW展開時にオン/オフが選択できます。また、RAW展開時には「フリンジ補正」が設定できます。
FA★レンズ、FA レンズのパワーズーム機能は使えますか?
回答

パワーズーム機能はご使用いただけません。
35ミリ判 S(スクリュー)マウント用交換レンズは使用できますか?
回答

マウントアダプターK との組み合わせでご使用いただけます。
「C(カスタム) メニュー4」の「24 絞りリングの使用」を「2 許可」に設定してから使用してください。
この設定がされていないと、フォーカスエイドが動作しません。


645用交換レンズは使用できますか?
回答

645レンズ用アダプターK との組み合わせで、レンズに絞りリングのある以下の製品に限りご使用いただけます。
 
A645レンズ、645レンズ(LSレンズ)、FA645レンズおよびHD PENTAX-D FA645 35mmF3.5AL [IF]
※絞りリングの無い、DA645、D FA645レンズでは、絞りの設定ができないためご利用になれません。

カメラの初期設定状態では『F - - 』と点滅してシャッターが切れません。 C(カスタム) 4 メニューの「24 絞りリングの使用」を「2 許可」に設定して、フォーカスモードを「MF」にしてから使用してください。
67用交換レンズは使用できますか?
回答

67レンズ用アダプターKとの組み合わせでご使用いただけます。
 
カメラの初期設定状態では『F - - 』と点滅してシャッターが切れません。「C(カスタム) メニュー4」の「24 絞りリングの使用」を「2 許可」に設定してから使用してください。
「C(カスタム) メニュー4」の「24 絞りリングの使用」を「2 許可」に設定した場合、撮影機能に制約はありますか?
回答

以下のような撮影時の制約があります。

レンズ 制約
D FA / FA / F / A / M (レンズ単体、オート接写リングKなどの自動絞り機能のアクセサリーと組み合わせた場合) 絞りは開放固定 レンズの開放絞りに連動してシャッター速度は変化するが、露出の誤差が生じることがある
D FA / FA / F / A / M / S (接写リングKなどの絞りこみ機能のアクセサリーと組み合わせた場合) (設定した絞り値で撮影されるが、露出の誤差が生じることがある
レフレックスレンズなどの手動絞りのレンズ(レンズ単体)
FA SOFT 28mm / FA SOFT 85mm / F SOFT 85mm(レンズ単体) 手動絞りの範囲のみ、設定した絞り値で撮影

メモ:
・絞りをA位置以外にセットした場合、M/Bモード以外はモードダイヤルの位置にかかわらず、Avモードで作動します。
・ステータススクリーン / ファインダー内 / ライブビューの絞り値は「F--」と表示されます

※絞りA位置以外で露出を測る方法
 絞りをA位置以外にしたときは、以下の方法で適正露出が得られます。
 1. モードダイヤルをMに合わせる
 2. レンズの絞りリングを設定したい絞り値に合わせる
 3. グリーンボタンを押す
  シャッター速度が適正値に設定
 4. 適正露出が得られないときは、ISO感度を調整

※Shake Reductionは、レンズの焦点距離などの情報を取得して動作します。そのため、焦点距離が自動取得できないレンズを使用するときは、以下の手順で、手動で設定する必要があります。

 1. 「C(カスタム) メニュー4」「24 絞りリングの使用」を「許可」に設定する
 2. カメラの電源を切る
 3. カメラにレンズを装着し、電源を入れる
  「焦点距離入力」画面が表示
 4. ▲▼で焦点距離を選択
 ◀を押すと一覧から選択 ズームレンズ使用時は、ズームの焦点距離を設定
 5. OKを押す
  撮影待機状態に戻る

メモ:
  ・レンズ焦点距離は、「撮影設定 メニュー4」「焦点距離入力」で変更できます。
他社製ペンタックス用交換レンズは使用できますか?
回答

Kマウントであれば装着できますが、ご使用に際してはお客様ご自身の責任でご使用ください。 他社製レンズを使用されたことによる露出、ピントの誤差および事故、故障などは保証いたしかねます。

カメラ操作撮影関連

ドライブモードの仕様について教えてください。
回答

ドライブモードの主な仕様と連写速度・連続撮影枚数は以下の通りです。
ドライブモード [静止画]
1コマ、連続( H、L )、セルフタイマー(12秒後、2秒後、連続)、リモコン(即、3秒後、連続)、ブラケット(2コマ/ 3コマ/ 5コマ)、ミラーアップ(リモコンとの併用可能)、多重露出(連続 / セルフタイマー/ リモコンとの併用可能)、インターバル撮影、インターバル合成、インターバル動画、スターストリーム
[動画]
リモコン
・ブラケット、インターバル撮影、インターバル合成、インターバル動画、スターストリームはセルフタイマー/リモコンとの併用可能
連続撮影 最高約 6.0コマ/秒、JPEG( L・★★★・連続 H ):40コマ、RAW:10コマ
最高約 3.0コマ/秒、JPEG( L・★★★・連続 L ):100コマ、RAW:16コマ
※連続撮影可能コマ数はISO 100のとき
多重露出 合成方法:加算 / 平均 / 比較明
撮影回数:2~2000回
インターバル [インターバル撮影]
撮影間隔:2秒~24時間 / 撮影待機時間:最短・1秒~24時間 / 撮影回数:2~2000回 / 開始トリガー:即時/セルフタイマー/リモコン/時刻指定
[インターバル合成]
撮影間隔:2秒~24時間 / 撮影待機時間:最短・1秒~24時間 / 撮影回数:2~2000回 / 開始トリガー:即時/ セルフタイマー/ リモコン/ 時刻指定、合成方法:加算 / 平均 / 比較明 、途中経過保存:オン/オフ
[インターバル動画]
記録サイズ:4K / FULLHD /HD /、ファイル形式:Motion JPEG (AVI)、 撮影間隔:2秒~24時間 / 撮影待機時間:最短・1秒~24時間 / 撮影回数:8~2000回 (記録サイズ 4K選択時は8~500回) / 開始トリガー:即時/ セルフタイマー/ リモコン/ 時刻指定
[スターストリーム]
記録サイズ:4K/FULLHD/HD、ファイル形式::Motion JPEG (AVI)、撮影待機時間:最短・1秒~24時間 / 撮影回数:8~2000回 (記録サイズ4K選択時は8~500回) / 開始トリガー:即時/ セルフタイマー/ リモコン/ 時刻指定、フェードアウト:オフ/ 弱/ 中/ 強
※充電式リチウムイオンバッテリー D-LI109使用時。
※連続撮影枚数は使用するSDメモリーカードの転送速度により異なります。上記結果はSDメモリーカード UHS-I ,class10 を使用時のものです。
リモコン撮影はできますか?
回答

できます。 
別売りの リモートコントロールF、防水リモートコントロールO-RC1、リモートコントロールE がお使いいただけます。「3秒後レリーズ」、「即レリーズ」、「連続撮影」が選択できます。
長秒時ノイズリダクションはありますか、また、オフに設定できますか?
回答

長秒時ノイズリダクション機能はあります。低速のシャッターで撮影するときは、「撮影設定 メニュー2」「ノイズリダクション」の「長秒時NR」で、「AUTO」、「ON」、「OFF」が選択できます。

AUTO シャッター速度・ISO感度・カメラ内部温度を判断してノイズリダクションを行う
ON シャッター速度が1秒以上のときにノイズリダクションを行う
OFF ノイズリダクションを行わない
プレビュー機能はありますか?
回答

あります。
ボタンカスタマイズにより、被写界深度をファインダーで確認する「光学プレビュー」と画像モニターで確認する「デジタルプレビュー」を設定できます。



「撮影設定 メニュー5」「ボタンカスタマイズ」を選び、十字キーの右を押す
「Fx1ボタン」を選び、十字キーの右を押す



「ワンタッチRAW+」で十字キーの右を押す                「プレビュー」を選び「OK」で決定する。



「プレビュー時の動作」で十字キーの右を押す              「光学プレビュー」「デジタルプレビュー」のどちらかをを選択する

バルブ撮影はできますか?
回答

モードダイヤルをBに合わせるとバルブ撮影ができます。
シャッターを全押しすると露光が開始され、シャッターを押している間露光し続けます。
タイマー露光を設定するときは、グリーンボタンを押して、前電子ダイヤルで希望の露光時間を設定してください。 10”~20’00”で設定でき、シャッター全押し後、設定した時間で露光を終了することができます。




「C(カスタム) メニュー1」の「7 B時の撮影方法」でシャッターボタンを押している間露光する [Type1] と、シャッターボタンを押すと露光を開始し、もう一度押すと終了する [Type2] が選択できます。



 メモ:
  ・撮影時は、三脚などでカメラをしっかり固定してください。別売のリモコンやケーブルスイッチの利用をお奨めします。
  ・ドライブモードの連続撮影/ブラケット撮影/インターバル撮影は選択できません。
AF補助光はありますか?
回答

専用LED発光によるAF補助光があります。
「撮影設定 メニュー1」の「AF補助投光」で「ON」「OFF」の切り替えができます。
ライブビュー撮影で顔検出機能はありますか? 検出できる数は何人までですか?
回答

ライブビューの「AFエリア」が「顔検出」に設定のとき、顔検出機能付のAFで動作します。検出できる顔の数は最大で 16人です。
AV機器に画像を表示しながら撮影はできますか?
回答

HDMI端子を備えたテレビなどと接続し、撮影時にライブビュー画像を表示したり、再生モードで再生したりすることができます。HDMI端子(タイプD)を備えた市販のHDMIケーブルを用意してください。

注意:
 ・AV機器と接続中は、カメラの液晶の向きにかかわらず画像モニターは表示されません。また、カメラで音量調節はできません。AV機器側で音量を調節してください。
 ・出力方式は、AV機器とカメラが対応する最大サイズが自動で選択されます。うまく映らない場合は、詳細設定 2メニュー「HDMI出力」で設定を変更してください。
 ・HDMI出力中の表示には「アウトドアモニター」と「赤色画面表示」は反映されません。
 ・長時間使用するときは、別売りのACアダプター機とのご使用をお勧めします。
AF微調整はできますか?
回答

できます。
「C(カスタム) メニュー4」「23 AF微調整」で「1 オフ」「2 一律」「3 個別」を選択できます。
「3 個別」を選択して レンズごとの個別登録も可能です。
 
レンズに太陽光などの強い光線が照射された場合、デジタルカメラの撮像素子などに与える影響を教えてください。
回答

太陽光がカメラ内部で結像し、焼き付きや破損、さらには火災の原因となることがあります。
逆光撮影では、太陽を画角から十分はずしてください。また、レンズキャップを外した状態で直射日光が当たる場所に放置しないでください。
インターバル撮影モードではどのような撮影ができますか?
回答

撮影モード:
インターバル撮影 一定間隔で連続撮影し、それぞれ保存
インターバル合成 一定間隔で撮影した画像を1枚に合成
インターバル動画 一定間隔で撮影した静止画を1つの動画ファイル(Motion JPEG、拡張子:.AVI)で保存
スターストリーム インターバル合成で撮影した静止画を1つの動画ファイル(Motion JPEG、拡張子:.AVI)で保存


撮影条件:
記録サイズ 4K / FullHD / HD から選択(インターバル動画、スターストリームのみ)
撮影間隔 2秒間 ~ 24時間で設定
撮影待機時間 最短または1秒 ~ 24時間で設定
撮影回数 2 ~ 2000回で設定 (記録サイズが4Kの場合は2~500回)
インターバル動画、スターストリームの場合は8 ~ 2000回(記録サイズが4Kの場合は8~500回)
開始トリガー 1回目を撮影するタイミングを即時 / セルフタイマー / リモコン / 時刻設定から選択
撮影開始時刻 「開始トリガー」が「時刻設定」のとき設定
合成方法 平均 / 加算 / 比較明から選択(インターバル合成のみ)
途中経過保存 途中の画像を保存する場合は☑(インターバル合成のみ)
フェードアウト 光跡をフェードアウトするレベルを選択(スターストリームのみ)
弱: 光跡が長くなる / 強: 光跡が短くなる


※撮影手順:
1.ドライブモード画面でINTを選択、▼を押す。
2.◀▶で選択
3.INFOを押す。
4.撮影条件を設定
5.OKを押す
 手順1の画面に戻る
6.OKを押す
 撮影待機状態に戻る
7.SHUTTERを押す
 「開始トリガー」が「即時」の場合は1回目撮影。「時刻指定」の場合は、設定時刻から撮影開始します。
 撮影を途中で終了する場合は、電源レバーを「OFF」にする。
 設定回数の撮影が終了すると、撮影待機状態に戻ります。

メモ:
・インターバル撮影/ インターバル合成では、新しくフォルダーが作成されて画像が保存されます。
インターバル撮影後に別 のドライブモードで撮影を行う場合は、再度新しいフォルダーが作成されます。
・「撮影間隔」の最小値は、デジタルフィルター / 明瞭コントロール / 肌色補正の設定時は10秒、「HDR撮影」設定時は20秒 になります。
・「撮影間隔」で設定した間隔で2回目以降の露光が開始されます。「撮影間隔」よりもシャッター速度が長い場合は、途中の撮影がスキップされます。たとえば「撮影間隔」が2秒でシャッター速度が3秒の場合、2回目(撮影開始から2秒後)は1回目の露光中のため撮影されず、結果的に指定した撮影回数のコマ数を撮影せずに終了します。このような場合は、C2 メニュー「12 インターバル撮影の動作」で
「撮影待機時間」に設定すると、各コマの撮影が終了してから指定した間隔で撮影ができます。「12 インターバル撮影の動作」の設定によって、手順 4の画面表示が「撮影待機時間」に変わります。



・インターバル撮影 / インターバル合成では、1回目のフォーカス位置に固定して撮影されます。 撮影ごとにオートフォーカスを作動させる場合は、C2 メニュー「13 インターバル撮影中のAF」 を 「フォーカスロックにしない」 に設定します。



・インターバル合成 / スターストリームの撮影時は、三脚などでカメラを固定してください。
・インターバル動画では、撮影3 メニュー「Shake Reduction」はオフ固定です。
・スターストリームでは、撮影3 メニュー「明瞭コントロール / 肌色補正 / デジタルフィルター / HDR撮影 / Real Resolution」、撮影4 メニュー「Shake Reduction / 自動水平補正」はオフ固定です。
・スターストリームでは、モードダイヤルの位置にかかわらず、Mモードで動作します。
・インターバル撮影時には自動水平補正をOFFに設定してください。

フラッシュ関連

フラッシュの仕様は?
回答

フラッシュの主な仕様は以下の通りです。
内蔵フラッシュ ポップアップ式P-TTL内蔵フラッシュ、ガイドナンバー約12 (ISO 100・m)、28mmレンズの画角(35ミリ判換算)をカバー
発光方式 自動発光(AUTO、SCNモード時)、赤目軽減自動発光(AUTO、SCNモード時)、強制発光、赤目軽減強制発光、スローシンクロ、赤目軽減スローシンクロ、後幕シンクロ、マニュアル発光、(FULL~1/128)
シンクロ同調速度 1/180秒
フラッシュ光量補正 -2.0~+1.0EV
外付けフラッシュ 対応、P-TTL、先幕シンクロ、後幕シンクロ、光量比制御、ハイスピードシンクロ、ワイヤレスシンクロ可能(外付けフラッシュ2台使用時)

・撮影モードによって選択できるフラッシュモードが異なります。
撮影モード 選択可能なフラッシュモード
AUTO / SCN*1  
P / Sv / Av  
Tv / TAv / M / B  
*1 SCNモードの一部は、フラッシュ使用不可
 ・フラッシュ充電中は撮影ができません。充電中にも撮影したい場合は、C2 メニュー「8 充電中のレリーズ」で設定します。
 ・使用するレンズのよっては、フラッシュの使用に制限があります。
 ・Avモードでのフラッシュ撮影は、使用レンズによって 1/180秒 から低速側までシャッター速度が変化します。DA / DA L / D FA / FAJ / FA / Fレンズ以外を使用した場合は、シャッター速度は1/180秒固定です。
 ・Tv / TAv / M モードでのフラッシュ撮影は、1/180秒以下のシャッター速度が設定できます。
 ・内蔵フラッシュは、被写体との距離が0.7m~5mのときに有効です。それよりも近いと、ケラレなどが発生します。この距離は使用するレンズや、ISO感度の設定により多少異なります。
内蔵フラッシュのガイドナンバーは?
回答

内蔵フラッシュのガイドナンバーは約12(ISO 100/m)です。
この時の有効距離は約 0.7m~5mです。それよりも近いとケラレなどが発生します。
この距離は使用するレンズやISO感度の設定によって多少異なります。

各ISO感度設定時のガイドナンバーの目安は以下の通りです。
ISO感度 ガイドナンバー ISO感度 ガイドナンバー
ISO 100 約12 ISO 6400 約96
ISO 200 約17 ISO 12800 約136
ISO 400 約24 ISO 25600 約192
ISO 800 約34 ISO 51200 約272
ISO 1600 約48 ISO 102400 約384
ISO 3200 約68
使用レンズにより内蔵フラッシュ撮影に制約はありますか?
回答

レンズによって、内蔵フラッシュの使用に制限があります。
使用レンズに関わらず0.7mより近距離で撮影すると、フラッシュ光のムラやケラレ、露出オーバーの原因になります。絞りA位置があるレンズを絞りA位置以外で使用したり、Aレンズ以前のレンズやソフトレンズを使用した場合では内蔵フラッシュは光量制御できずに常にフル発光となります。
(2016年 7月現在)
レンズ 内蔵フラッシュ使用時の制限
DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED (IF)
DA 12-24mm F4 ED AL
DA 14mm F2.8 ED (IF)
DA 15mm F4 ED AL
FA★ 300mm F2.8 ED (IF)
DA★ 560mm F5.6 ED AW
FA★ 600mm F4 ED (IF)
FA★ 250-600mm F5.6 ED (IF)
D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR
ケラレが発生するので内蔵フラッシュ使用不可
F FISH-EYE 17-28mm F3.5-4.5 焦点距離が20mm未満ではケラレが発生することがある
DA 16-45mm F4 ED AL 焦点距離が28mm未満の時、または焦点距離28mmで撮影距離が1m以下の時はケラレが発生することがある
DA★16-50mm F2.8 ED AL (IF) SDM 焦点距離が20mm以下の時、または焦点距離35mmで撮影距離が1.5m未満の時はケラレが発生
DA 17-70mm F4 AL (IF) SDM 焦点距離が24mm以下の時、または焦点距離35mmで撮影距離が1m未満の時はケラレが発生
DA 18-250mm F3.5-6.3 ED AL (IF) 焦点距離が35mm未満ではケラレが発生
DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM 焦点距離が24mm未満ではケラレが発生することがある
D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR 焦点距離が36mm未満ではケラレが発生することがある
FA★ 28-70mm F2.8 AL 焦点距離が28mmで撮影距離が1m未満の時はケラレが発生することがある。
FA SOFT 28mm F2.8
FA SOFT 85mm F2.8
内蔵フラッシュは常にフル発光
外付けフラッシュは利用時にはどのような機能がありますか?
回答

別売りの外付けフラッシュを使用すると、P-TTLオートフラッシュ撮影など様々なフラッシュ撮影ができます。
(○:使用可能  △:条件付き使用可 ×:使用不可能)
対応フラッシュ/カメラの機能 内蔵フラッシュ AF540FGZ
AF540FGZⅡ
AF360FGZ
AF360FGZⅡ
AF201FG
AF200FG
AF160FC
赤目軽減機能
フラッシュ自動発光
同調速度への自動切り替え
P/Tvモードで絞り自動セット
P-TTLオートフラッシュ撮影 *1 *1 *1
スローシンクロ撮影
フラッシュ光量補正
外付けフラッシュのAF補助光使用 × *2 ×
後幕シンクロ撮影*3 *4
光量比制御モードで撮影 *5 *6
スレーブ機能 × ×
ハイスピードシンクロで撮影 × ×
*1 DA / DA L / D FA / FA J / FA / F / Aレンズを使用した場合のみ可能。 
*2 AF540FGZ / AF360FGZ のAF補助投光は不可
*3 シャッター速度は、1/90秒以下で使用可能
*4 AF201FGはフラッシュ側の設定で可能、AF200FG、AF160FCは内蔵フラッシュおよび後幕シンクロ設定可能なフラッシュとの組合せで可能
*5 AF540FGZ / AF540FGZⅡ/ AF360FGZ / AF360FGZⅡ と組み合わせたときに、内蔵フラッシュ1/3、外付けフラッシュ2/3の光量配分で可能
*6 AF540FGZ / AF540FGZⅡ/ AF360FGZ / AF360FGZⅡ と組み合わせた場合のみ可能。

注意
・外付けフラッシュを取り付けた状態で、カメラの「フラッシュポップアップボタン」を押さないでください。内蔵フラッシュが外付けフラッシュに接触します。内蔵フラッシュと外付けフラッシュを同時に使用する場合は、延長コードを利用して接続してください。
・極性が逆(ホットシュー中央の接点がマイナス)のフラッシュは使用できません。
・ホットシューグリップなど接点数の異なるアクセサリーを組み合わせると誤作動の原因になりますので、使用しないでください。
・他社製フラッシュと組み合わせると、故障の原因になる場合があります。

メモ
・AF540FGZ / AF540FGZⅡ/ AF360FGZ / AF360FGZⅡは1/180秒より速いシャッター速度のときもフラッシュを発光して撮影する「ハイスピードシンクロ撮影」ができます。 カメラの撮影モードをTv / TAv / Mに設定します。
大型フラッシュ用シンクロソケットはありますか?
回答

Xシンクロソケットはありません。 
カメラのホットシューにホットシューアダプター2Pを装着することで、Xシンクロソケットを増設できます。
大型フラッシュの中には端子電圧が極端に高いものもあり、故障の原因になる場合がありますので、ご確認の上、使用してください。

Wi-Fi機能について

Wi-Fi規格について教えてください。
回答

無線LANの主な仕様は以下の通りです。
準拠規格 IEEE 802.11b/g/n (無線LAN標準プロトコル)
使用周波数(中心周波数) 2412MHz~2462MHz (1ch~11ch)
セキュリティー 認証方式:WPA2
暗号化方式:AES
Wi-Fi機能を使用するとどのようなことができますか?
回答

本機と通信端末をWi-Fiで接続し、専用アプリ「Image Sync」を使って以下の機能が利用できます。

リモート撮影 通信端末に本機のライブビュー画像を表示し、通信端末を操作して露出設定や撮影を行う
画像閲覧 本機のメモリーカードに保存されている画像を通信端末に表示し、画像を取り込む
Image SyncはiOSとAndroidに対応しています。Image Syncは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてください。対応OS等の詳細は、ダウンロードサイトを参照してください。

メモ:
  ・Wi-Fi機能が有効になると、ステータススクリーン/ライブビューに無線LANの通信状態を表すアイコン(白)が表示されます。(グレー)が表示されているときは、通信端末と正しく接続されていません。
  ・Wi-Fi機能を有効にしていても、電源を入れなおすと無効に戻ります。また、動画モードにすると、Wi-Fiは無効になります。
  ・Wi-Fiの通信状態が接続中/画像転送中の時は、オートパワーオフは働きません。未接続状態でオートパワーオフに移行した時は、Wi-Fi機能は無効になります。オートパワーオフから復帰すると、有効になります。
  ・USB接続中は、Wi-Fi機能は無効です。

注意:
  ・航空機など無線通信の使用が制限または禁止されている場所では、Wi-Fiを使用しないでください。
  ・Wi-Fiを使用するにあたっては、使用する国の法律を遵守してください。
  ・無線LAN機能を内蔵したメモリーカード(FLUCARD FOR PENTAX O-FC1やEye-Fiカード)を利用する場合は、電波が干渉することがあるため、本機のWi-Fiを無効に設定してください。
Wi-Fiの設定方法について
回答

以下のいずれかの操作で有効に設定します。
  ① メニューで設定する
  ② Wi-Fi/Fx2ボタンを長押しする
Wi-Fi機能が有効になると、電子音が鳴り、ステータススクリーン/ライブビューに無線LANの通信状態を表すアイコン (白)が表示されます。 (グレー)が表示されているときは、通信端末と正しく接続されていません。

メモリーカード

使用できるメモリーカードはどのタイプですか?
回答

SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(UHS-Ⅰ)が使用可能です。
動作確認済みのSDメモリーカードはなにがありますか?
回答

下記メーカーのカードの動作確認をしています。
 ・パナソニック製
 ・東 芝 製
 ・サンディスク製
  ○SDメモリーカード容量:1GB、2GB
  ○SDHCメモリーカード容量:4GB、8GB、16GB、32GB
  ○SDXCメモリーカード容量:64GB

 ・サンディスク製
  ○SDXCメモリーカード容量:128GB、256G、512GB

2016年7月現在
 ※動作確認とは弊社が動作の確認を行い、お客様への便宜を図っているもので当社がお客様に保証をするものではありません。
 ※UHS-Iスピードクラスに対応しています。
 ※動画を撮影する場合は、高速のSDメモリーカードを使用してください。書き込みが間に合わなくなると、撮影途中で終了する場合があります。
アダプターを介してminiSDカード、microSDカードは使えますか?
回答

アダプターを介して使用するメモリーカードの動作保証はいたしかねます。
SDメモリーカードをご使用ください。
SDメモリーカードの性能が撮影間隔などに影響しますか?
回答

転送速度の遅いSDメモリーカードを使用した場合、起動時間、連続撮影コマ数に影響する場合があります。 
(転送速度がclass② および 2MB/秒のカードでは影響が出る場合があります)
SDメモリーカードの各容量での撮影可能枚数はそれぞれどの位ですか?
回答

撮影条件や被写体によって異なりますが、撮影可能枚数と動画撮影時間の目安は以下の通りです。
(8GBのメモリーカード使用時)
記録サイズ
(35ミリフルサイズ)
JPEG RAW
★★★ ★★ PEF DNG
L:24M(6000x4000) 528枚 1192枚 2339枚 151枚 151枚
M 14M(4608x3072) 889枚 1996枚 3837枚 - -
S 6M(3072x2048) 1964枚 4309枚 7923枚 - -
XS 2M(1920x1280) 4723枚 9824枚 16374枚 - -

記録サイズ
(ピクセル)
Full HD HD
1920x1080 1280x720
60i 50i 30p 25p 24p 60p 50p
8GB 00:32’15” 00:38’21” 00:32’15” 00:38’21” 00:39’51” 00:32’15” 00:38’21”
※撮影可能枚数は、被写体・撮影状況・撮影モード・使用するメモリーカード等により異なります。
SDメモリーカードを使う上での注意点は何かありますか?
回答

下記の点にご注意ください。
・未使用または他のカメラやパソコンなど、K-70以外の機器で使用したカードは、必ず K-70でフォーマットしてからご使用ください。
・データ記録中や画像・音声の再生中、またはUSBケーブルでパソコンと接続中にはカードを取り出したり、電源を切ったりしないでください。
・曲げたり強い衝撃を与えたりしないでください。また、水に濡らしたり、高温になる場所に放置したりしないでください。
・静電気や電気ノイズの発生しやすい場所での使用や保管は避けてください。
・長期間使用しなかったり、SDメモリーカードが破損したりした場合には、保存したデータが読み出せなくなることがあります。必要なデータは定期的にバックアップを取ることをおすすめします。
Wi-Fi機能付きSDメモリーカード(Eye-Fiカード) やFLUカードのWi-Fi機能を使えますか?
回答

使用できません。

電池・電源関連

使用電池は何ですか? 
回答

充電式リチウムイオンバッテリーD-LI109です。
単3形バッテリーは使用できますか?
回答

K-70では単3形バッテリーは使用できません。
バッテリーグリップは付けられますか?
回答

K-70にはバッテリーグリップは用意されていません。
撮影可能枚数 、再生時間はどれくらいですか?
回答

専用充電式リチウムイオンバッテリーD-LI109使用時の撮影枚数、再生時間は次の通りです。
(満充電のリチウムイオンバッテリー使用)
使用電池 使用温度 一般撮影 フラッシュ撮影 再生時間
D-LI109 23℃ 約480枚 使用率 50% 使用率 100% 約270分
約410枚 約360枚
・撮影枚数(フラッシュ使用率 50%)はCIPA規格に準じた測定条件、その他については当社の測定条件による目安ですが、使用条件により変わります。
 
メモ:
・低温下や連続撮影を続けた場合、バッテリー残量が正しく表示されないことがあります。
・使用環境の温度が下がると、バッテリーの性能が劣化します。寒冷地で使用する場合は、予備のバッテリーを用意して衣服の中で保温するなどして使用してください。低温で低下したバッテリーの性能は、常温の環境で元に戻ります。
・海外旅行や寒冷地で撮影する場合や大量に撮影する場合は、予備のバッテリーを用意してください。
充電式リチウムイオンバッテリーD-LI109の充電、使用、保管について注意点はありますか?
回答

バッテリーを保管する際は以下の点に注意してください。
 ・長期間カメラを使用しないときは、バッテリーD-LI109をカメラにいれたままにしておくと、微小の電流が流れて過放電の状態になり、バッテリー寿命を縮める原因となりますので、カメラから取り出して保管されることをお勧めします。
 ・バッテリーを満充電して保管すると、性能低下の原因になることがあります。特に高温下での保管は避けてください。
 ・充電は使用する当日か前日にすることをお勧めします。
 ・本製品に付属しているACコードは、バッテリー充電器D-BC109専用です。他の機器に接続してお使いにならないでください。
ACアダプターはありますか?
回答

ACアダプターキット K-AC168J (別売り)をご用意しています。
ACアダプターは海外で使えますか?
回答

ACアダプターキットK-AC168J (別売り)は交流 100V~240V(50/60Hz)に対応していますので、使用先の電源コンセント形状に合わせた形状変換アダプターをご用意いただくことで、ほとんどの海外でお使いいただけます。
また、市販の変圧器などを使用すると、故障するおそれがありますのでご使用にならないでください。
形状変換プラグにつきましては旅行代理店などにご確認ください。

再生・編集関連

テレビに接続して画像を見られますか?
回答

HDMI端子を備えたテレビなどと接続し、撮影時にライブビュー画像を表示したり、再生モードで再生したりできす。AV機器との接続中は、カメラ側の画像モニターは表示されません。また、カメラでは音量調節ができませんので、AV機器側で音量を調節してください。

メモ:
 ・ご使用のAV機器の使用説明書をご確認の上、カメラを接続する映像入力端子を選択してください。
 ・出力方式は、AV機器とカメラが対応する最大サイズが自動で選択されます。上手く映らない場合は、詳細設定3 メニュー「HDMI出力」で設定を変更してください。
 ・長時間使用するときは、別売のACアダプターキットのご使用をお勧めします。
カメラで画像のリサイズやトリミングができますか?
回答

本機で撮影したJPEG画像のみリサイズやトリミングができます。
既に最小サイズにリサイズ、トリミングされた画像は実行できません。
「白飛び警告表示」とはどういうものですか?
回答

撮影された画像の中の明るい部分で、階調が失われて真っ白になった部分をクイックビューや再生時に画像モニターに点滅表示するものです。
カメラで動画の編集はできますか?
回答

動画の分割、不要な範囲を消去することができます。
また、動画の1コマを切り出してJPEG形式の静止画として保存できます。
海外旅行先でカメラをテレビに接続して見ることはできますか?
回答

市販のHDMIケーブル(タイプD)HDMI端子付きのTVに接続してご覧いただけます。

パソコン接続・ソフトウェア関連

付属ソフトウェア「Digital Camera Utility 5」の動作環境について教えてください。
パソコンとの接続と付属ソフトウェアの使用には、以下のシステム環境が必要です。

・Windows®
OS Windows 10 (32bit/64bit) / Windows 8.1(32bit/64bit) / Windows 8 (32bit/64bit) / Windows 7 (32bit/64bit)
CPU Intel® Core™ 2Duo以上
メモリ 4GB以上
HDD インストール時および起動時の空き容量:約100MB以上
画像ファイルの保存容量:1ファイルあたり約10MB(JPEG)または約30MB(RAW)程度
モニター 1280×1024pixels、24bitフルカラー以上

・Macintosh
OS OS X 10.11 / 10.10 / 10.9/ 10.8 / 10.7
CPU Intel® Core™ 2Duo以上
メモリ 4GB以上
HDD インストール時および起動時の空き容量:約100MB以上
画像ファイルの保存容量:1ファイルあたり約10MB(JPEG)または約30MB(RAW)程度
モニター 1280×1024pixels、24bitフルカラー以上

※本機で撮影した動画をパソコンで再生するときは、MOVファイル・AVIファイルが再生可能な動画再生ソフトを使用してください。
PictBridgeに対応していますか?
回答

対応していません。
メニューで設定した内容などは、カメラの電池を抜くと消えてしまいますか?
回答

日時設定以外は、電池を抜いても記憶しています。日時設定も、カメラに電池を24時間以上入れた場合、電池を抜いても48時間以上は記憶しています。

困った時は

画像が記録できません。
回答

次の項目をご確認ください。
・「空き容量がありません」のメッセージが出る。
 SDメモリーカードに容量いっぱいの画像が保存されていて、これ以上画像を保存できません。新しいSDメモリーカードをセットするか、不要な画像を消去してください。画質または記録サイズを変えると保存できる可能性があります。
・「カードが異常です」のメッセージが出る。
 SDメモリーカードの異常で、撮影/再生ともにできません。パソコンでは表示できる場合もあります。
・「カードがフォーマットされていません」のメッセージが出る。
 フォーマットされていないSDメモリーカードがセットされているか、パソコンなどでフォーマットされたSDメモリーカードがセットされています。カメラにSDメモリーカードをセットした状態でフォーマットしてからご使用下さい。
・「カードがロックされています」のメッセージが出る。
 ロックされたSDメモリーカードが装着されています。 メニュー操作、モード切り替え、画像の再生だけができます。
フラッシュ撮影で露出オーバーになることがあります。
回答

レンズの絞りリングのセットをA位置から外してマニュアル設定した場合、絞りリングにA位置の無いレンズ、およびソフトレンズを使用した場合、内蔵フラッシュは光量制御せずに常にフル発光しますので、露出オーバーになることがあります。
※内蔵フラッシュをオートフラッシュとして使用できるのはDA・FA J・DA Lレンズおよび A・F・FA・D FAレンズで絞りリングをA位置に設定した場合です。
画像モニターのガイド表示機能をしないようにするには?
回答

「撮影設定 メニュー5」の「その他の表示」の中の「ガイド表示」項目のチェックを外してください。
「焦点距離入力」が選択できません。
回答

レンズ焦点距離などの情報が自動取得できるレンズ(DA / D FA / FA / Fなど)を使用している場合は、「レンズ焦点距離」が自動的に設定されますので、「焦点距離入力」画面は表示されません。
「焦点距離入力」のレンズ焦点距離に一致するものがありません。
回答

ご使用レンズの焦点距離がない場合は、最も近い値を設定してください。
(例:17mmの場合は「18」、105mmの場合は「100」)
カメラで画像を再生すると画像モニターの画像に赤色が点滅します。
回答

「撮影設定 メニュー5」の「クイックビュー表示」の「白とび警告」を選択していると、クイックビューと再生画像において白とび部分は赤色で点滅します。
付属の保証書は海外でも有効ですか?
回答

製品に付属の保証書は、日本国内でのみ有効です。
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