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電池の減らないカメラ XR-S (1980)

太陽電池を搭載
 カメラに電子回路が導入されたため、小型軽量化、信頼性は大きく向上しましたが、その一方電池なしでは動かないという疑問が生まれました。
 当時カメラ用電池は旅行先などで手に入らぬこともあり、ユーザーの中には不安を持つ人もありました。一眼レフリコーXR7の開発が終わり、消費電力が非常に少なくて済むことがわかったので、太陽電池を付けることで電池を不要とする可能性が考えられました。
実際にはバックアップ用の電池を組み込みましたが、日中の使用では電池の消耗はまったく無し。暗いところで使っても昼間の明りで電池が充電されるため、電池の減らない一眼レフができました。

リコーXR-S の充電回路
 ふつうの一眼レフあるいはコンパクトカメラでは、電源電池は撮影時などにスイッチが入るようになっていますが、リコーXR-S では太陽電池は常時バックアップ用電池に接続され、周囲が明るいときは充電をしています。暗い場所にいて太陽電池からの電力でカメラが動作しないときは、自動的にバックアップ電池からの電力で動作するようにしています。
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