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世界最軽量の一眼レフ XR 7 (1980)

AE機能を持つコンパクトな一眼レフ
 リコーが本格的に取り組んだ一眼レフ TLS 401はそのユニークさで評価を受けましたが、強い個性のため大きな販売量ではありませんでした。その後標準的な一眼レフで徹底的コストダウンをはかった XR500 "サンキュッパ"によって内外での売れ行きが加速しました。しかし、特に海外市場からはAE機能を持つコンパクトな一眼レフが求められました。
 外面的には標準機能形態ながら、内容は最新技術でとの構想で開発した一眼レフがXR 7です。

世界最軽量を実現
 カメラの制御を可能な限り電子化しました。それまでの一眼レフでは、シャッターボタンを押してから閉じるまでのいろいろなメカの動きを機械的な連動に頼っていました。XR7ではレリーズでミラーが上がる以後の動作を電子制御によるシステムとしましたので、一眼レフ特有のミラーが上がったままになる問題を少なくすることに成功しました。
 機構部品が少なくなり、プラスチック部品の導入も注力したので、 標準レンズ装着の場合、世界最軽量の標準機能一眼レフになりました。使いやすい一眼レフとして世界中に12年間も継続して出荷されました。

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