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桁違いの量産と標準規格を両立させた
リコーフレックス IIIB (1951~)

桁違いの量産
リコーフレックス IIIB 型が発売になるまでカメラの生産台数はどのメーカーでも1000個単位でした、ところがリコーフレックス IIIB 型は史上空前の大ベストセラーになり、生産台数も月産1万個を超えました。部品加工の自動化、組立ラインにベルトコンベヤの採用などそれまでのカメラの生産方式には無かった新機軸の導入が必要になりました。

 鏡胴部品の加工のため西独(当時)から超高速自動盤を購入するなどして大増産にそなえました。
規格をモディファイして制度と量産性の向上を両立
シャッターの外装の後に構成レンズの後玉がレンズ枠にカシメられた状態でねじ込まれますが、リコーフレックスでは社内製作の00#シャッターの規格を守りながら、部品点数も最小にするため後玉を直接シャッター枠にはめこむように工夫しました。こうすることでレンズの取り付け精度を向上した上、部品点数も減らすことができました、もし精工舎など他社から購入したシャッターに変更する場合でも一切ボディの変更なしに取り付けることができました。
標準規格寸法のシャッター 規格をモディファイした
リコーレフIIIB型のシャッター
1951-1-b.jpg
1951-1c1.gif 1951-1c2.gif
レンズは枠金物(セル)にカシメた上 シャッターにねじ込まれる レンズは枠金物(セル)にカシメた上 シャッターにねじ込まれる
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