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リコーフレックスのシリーズ

 リコーフレックスは現在では使われない板金溶接の構造を採ったボディで作られました。このカメラは大戦前ドイツのレクタフレックスをモデルに設計されましたが、大戦後の発売の際、独自のメカニズムに進みました。特に撮影レンズとファインダーレンズの焦点調節をギアの噛み合わせで連動するシステムを導入したことで、カメラの構造と外観を決定しています。ボディはレンズシャッター部、前面板、ボディ、フィルム中枠、ファインダーフード、裏蓋それぞれかんたんなユニット構造で、ユニットはたった6本のビスで組み立てるだけの合理的な構造になっています。大戦直後の1950年に発売のIII型から1957年発売のミリオンまでに当時としては画期的な100万台超の生産販売を記録しました。ユニット構造のため最初のモデルから最後までユニットの互換性があり、多くのバラエティの機種があります。

 カメラ上のファインダーレンズと下の撮影レンズの前レンズをギアでかみ合わせ、レンズのまわりのネジを連動回転させてフォーカスする構造。
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リコーフレックス III
ファインダーフードが4枚の板がバタバタと立ち上がるタイプです。
リコーフレックス III B
ファインダーフードは前後2枚になり片手でたやすく開閉できるようになりました。
リコーフレックス IV
ファインダールーペが大きくなりシャッターのセットとレリーズが一つのレバー操作になりました。
リコーフレックス VI
裏蓋のロックが二重になりました。
リコーフレックス VII
着脱可能なフィルム中枠を交換することで35mmフィルムが使用できる「 リコーキン」を発売、同時にファインダーフード前面を利用した「コンツールファインダー」を搭載しました。空中に画面フレームが浮かんで見えるアッというファインダーになりました。VII型にはリコー製シャッターのほか、 セイコーシャッターつきシチズンシャッターつきがあります。
リコーフレックス スーパー (スーパーリコーフレックス)
主にアメリカのディーラーからの希望でネームプレートのロゴを変えたもの、後期は前面板のデザインを変更しています。
リコーフレックス ホリディ
巻き上げノブを樹脂にしたり、レンズの前枠をアルミにするなど、コストダウンを集積して4,500円という大変な価格にしました。
リコーフレックス ミリオン
これもアメリカで流行りはじめた4×4cm判ベストフィルムが使える中枠も発売、裏蓋もこの各フィルムに対応、ブローニー、35mm、ベストと3種類のフィルムが使い分けできるようにしました。
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