リコーフレックスのシリーズ
リコーフレックスは現在では使われない板金溶接の構造を採ったボディで作られました。このカメラは大戦前ドイツのレクタフレックスをモデルに設計されましたが、大戦後の発売の際、独自のメカニズムに進みました。特に撮影レンズとファインダーレンズの焦点調節をギアの噛み合わせで連動するシステムを導入したことで、カメラの構造と外観を決定しています。ボディはレンズシャッター部、前面板、ボディ、フィルム中枠、ファインダーフード、裏蓋それぞれかんたんなユニット構造で、ユニットはたった6本のビスで組み立てるだけの合理的な構造になっています。大戦直後の1950年に発売のIII型から1957年発売のミリオンまでに当時としては画期的な100万台超の生産販売を記録しました。ユニット構造のため最初のモデルから最後までユニットの互換性があり、多くのバラエティの機種があります。 | |
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![]() カメラ上のファインダーレンズと下の撮影レンズの前レンズをギアでかみ合わせ、レンズのまわりのネジを連動回転させてフォーカスする構造。 |
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