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日本のカメラ産業揺籃期の夢
  リコーフレックスB (1936~)

簡単確実なメカニズムでまとめた二眼レフ
 カメラの代表的形式の一つとして二眼レフがあります。その二眼レフを簡単確実なメカニズムでまとめたのがリコーフレックスBです。
 日本の多くのカメラメーカーがドイツ製品の模倣からはじまり、次第に独自の設計をするようになって行きました。このリコーフレックスBもドイツのレフレクタというカメラに非常によく似ています。

 ボディは鉄板のプレス溶接で作られ、フィルムの交換は中枠を取り外して行います。フォーカスは、下の撮影レンズの周囲についているヘリコイドねじによってレンズを前後します。下のレンズと上のファインダーレンズは一枚の板で連結してあり、フォーカスを一緒にしますので、ファインダーのピントグラスでフォーカスができます。

生まれ変わったリコーフレックス
 戦後のカメラブームを作ったIII型以降のリコーフレックスは、このカメラのボディ構成を利用、フォーカスメカを含めて全面新設計して生まれました。
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