リコーカメラ全機種リスト > 戦前編(~1945)
~1945年 | 1946~1960年 | 1961~1980年 | 1981年~ |
リコーフレックス B 二眼レフ |
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日本の二眼レフは多少の改変はしているものの、ローライのコピーであった。その中で理研光学の二眼レフは板金のボディを採用したユニークな物であった。 基本はドイツの二眼レフ「レフィレクタ」「トランプフレックス」であり、ボディの構造はそのままコピーされている。 戦後のリコーフレックスはこの戦前のB型のボディの設計をアレンジしたものであり、B型が無ければ今日のリコーも無かったと言える記念的存在のカメラである。 |
発売年月 |
1942年 |
フィルムシステム | ブローニー120フィルム使用 赤窓によるフィルム巻き上げ |
画面サイズ | 公称 60×60mm 実画面は55×55mm シックス判 |
レンズ | ウーカスアナスチグマット 75mm F4.5 3群3枚構成 (後期 コーアアナスチグマット 75mm F4.5 3群3枚構成) ファインダーレンズ:ビューウーカス 75mm F3.5 |
フォーカス | 上下レンズ連結でヘリコイド繰り出しフォーカス |
シャッター | 3枚羽根 ハイル T ・B ・5 ・10 ・25 ・50 ・100 ・200 エバーセット (後期にセットタイプ) |
特徴 | 小型軽量 ピンぼけのない二眼レフ |
大きさ | 巾 95mm 高さ 140mm 奥行き 97mm |
質量 | 約800g |
価格 | 160円 (公定価格) |
見分けかた | 板金の角張ったボディ。平均的二眼レフより小型 |