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日本で最初のプラスチックボディ 
オリンピックA~C (1934~)

ベストフィルムで評判の機種
 この時代のフィルムサイズの主流はベストフィルムでした。その中で評判の2機種の一つがこのオリンピックカメラです。もう一つは小西六(現コニカ)が発売していたパーレットで、こちらはドイツのツアイスの製品を模した物で、板金ボディに蛇腹式、折り畳むと30mmの薄さになり携帯性にすぐれていました。

ベークライトを使用したボディ
 理研のオリンピックカメラは普及価格をねらって部品点数を少なくするため、当時としてはカメラボディ材料に使われることのなかったベークライトを使いました。プラスチック(可塑性樹脂)のはしりです。最初のA型では固定焦点のかんたんなカメラでしたが、C型ではレンズがF4.5と明るくなり、フォーカスもできるようになりました。

ポピュラーなカメラの代名詞
 戦争前の日本で「カメラ」と言えば一般の人には高嶺の花的存在でしたが「オリンピックカメラ」はポピュラーなカメラの代名詞のような存在でした。
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