機能拡張ファームウェアは、ご愛用いただいているPENTAX K-3 Mark III Monochrome に新機能や設定可能な項目などを増やすことで、さらに性能、使い勝手を向上させ、最新の機能にアップデートするものです。
新着情報
機能拡張内容 バージョン2.12ダウンロード
ファームウェアのアップデート(ver.2.12)を行うことで、K-3 Mark III Monochromeに以下の機能が追加されます。
フォーカスリミッター機能対応レンズの追加
ボディ側のメニュー画面から「近距離/遠距離/オフ」が選択できるフォーカスリミッター機能対応のレンズが追加になりました。
この機能でAFのサーチ範囲を絞ることで、スムーズなピント合わせが可能です。
追加レンズ:
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
その他対応レンズ:
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW
更新履歴
機能拡張内容 バージョン2.10
ファームウェアのアップデート(ver.2.10)を行うことで、K-3 Mark III Monochromeに以下の機能が追加されます。
Fx押し続け機能
各ボタンの機能が変更できる「Fxボタン」の選択肢のなかに、「(押し続け中)」という機能が追加されました。
「Fxボタン」を押し続けている間だけ機能が有効になります。
割り当て可能な機能
- ユーザーAF
- AEロック
- プリセットSv
- プリセットTv
- プリセットAv
- 測光モード
- フラッシュモード
- HDR撮影
- ローパスセレクター
- 撮影情報表示
Fx押し続け機能が使用できるボタン
- SRボタン
- RAWボタン
- キーロックボタン
- 測光モードボタン
- 再生ボタン
- AEロックボタン
- ドライブモードボタン
- アウトドアモニターボタン
- Fxボタン
- カスタムイメージボタン
その他の機能拡張
クロップ撮影時の連続撮影可能コマ数向上
機能拡張内容 バージョン2.00
ファームウェアのアップデート(ver.2.00)を行うことで、K-3 Mark III Monochromeに以下の機能が追加されます。
1. AF. C設定(ファインダー撮影時)
・AF.C時の測距点追尾方法
従来の測距点追尾方法に「Type3」を追加。
(従来)
Type1
AFセンサーの情報の他にAEセンサーの情報も利用して測距点を追尾させます。
Type2
AFセンサーの情報のみを利用して測距点を追尾させます。
(追加)
Type3
AFセンサーの情報のみを利用して、選択した測距点を重点的に追尾させます。
選択した測距点を優先しながら、他の測距点を補助として被写体を追尾することで、測距点から外れにくい追尾が可能です。
・AF.C時のピント感度設定
AF.C時のピント感度(奥行き方向に動く被写体のピント)を5段階で設定できるようになりました。
奥行き方向に動く被写体をとらえるときに、ピント位置の変化に細かくレンズを駆動させる「追従性重視」から、
ピント位置の変化が大きいときにレンズを駆動させる「安定性重視」までの5段階で設定することが可能です。
5:追従性重視 (被写体の奥行方向の動きが小さくてもAF追従)
4
3:標準 (従来の追従感度。デフォルト設定)
2
1:安定性重視 (被写体が奥行方向に大きく動くとAF追従)
2. USERモード設定「BOX」書出し/読込み機能追加
「BOX」とはよく使用する設定を保存できる機能で、10種類まで登録できます。BOXに登録してある設定値はUSERモードに割り当てて使用することができます。今回の機能拡張では、この「BOX」に登録してある設定値をSDカードに書出し(保存)たり、書出した設定値をK-3 Mark III Monochromeで読み込める機能を追加しました。「BOX」に登録してある設定値に加え、「現在のカメラ設定」もSDカードに書出し可能です。
※K-3 Mark III MonochromeとK-3 Mark III双方の互換性はありません。
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