天体写真アシスト
天体写真アシストとは、天体写真撮影時にピント合わせを自動で行える「星AF」と、手動のピント合わせをアシストする「リモコンフォーカス微動」さらに、撮影された天体写真をカメラ内で仕上げることが出来る「天体画像処理」がセットになった機能拡張ファームウェアです。
星AF
星AF*は天体写真撮影時の星にピント合わせを自動で行うことが出来ます。通常、天体写真でピントを合わせるときは、ピント合わせをしやすい星で一度ピントを合わせた後、撮影したい構図に調整しますが、星AFでは、最初から、撮影したい構図を決めて、カメラでAF操作をするだけでピントを合わせることができます。AFに時間を要するのでカメラが動かないように三脚に固定、セルフタイマーや別売のリモコン、ケーブルスイッチ(CS-205)を使用してください。
* オートフォーカスレンズにのみ対応。
* LVモードでのみ使用可能
* 周囲が明るい状態(光害が多い状態など)や肉眼で星が見えない状態などではピントが合わないことがあります。
星AFモード時の画面
星AFモードでピントを合わせている間はAFエリアが拡大表示されます。
リモコンフォーカス微動
リモコンフォーカス微動*は天体写真撮影時やマクロ撮影など、直接レンズにふれると微妙なピント合わせが難しい場合に、リモコンを使用して、レンズやカメラにふれずにフォーカスを微動させることができる機能です。寒冷地での手袋を着用したときなど細かい作業が難しいときなどにもご活用いただけます。
*オートフォーカスレンズにのみ対応。
*別売の防水リモートコントロール 「O-RC1」 が必要です。
防水リモートコントロール 「O-RC1」
天体画像処理
撮影した天体写真をカメラ内で、天体写真に適した画像処理で調整することが可能です。カメラ内で簡単にシェーディング補正、被り補正、背景の暗さ、星の明るさ、天体明瞭度、フリンジ補正を調整することができます。
※本機種で撮影したRAW、JPEG画像が対象です。天体写真アシストご購入前の本機種画像でも使用できます。