カタログ(3.0MB)デジタル一眼レフカメラ/K100D Super

ペンタックスデジタルカメラ K100D Super の「よくある質問」とその「回答」をご紹介いたします。
一般的な機能・仕様
- ダストリムーバル(DR)の仕組みや効果はK10Dと同じですか?
- 起動時間はどのくらいですか?
- ファインダー倍率と視野率は?
- 接眼部から目を離しても全視界が確認できる距離(ファインダーアイレリーフ)はどのくらいですか?
- 液晶モニターの大きさ、画素数はどのくらいですか?また、明るさは変えられますか?
- 液晶モニターの視野率は?
- 付属品は何がありますか?
- 専用ケースは付属していますか?
- 録音はできますか?
- 防滴または防塵構造ですか?
- AF補助光はありますか?
- 設定メニュー(撮影機能)の「画像仕上」が2種類に設定できますが、それぞれの違いを教えて下さい。
- JPEG画像の6M( 3008 X 2000 ) と RAWデータ※( 3008 X 2008 ) で記録画素が違うのは何故ですか?
- メニューで設定した内容などは、カメラの電池を抜くと消えてしまいますか?
- テレビに接続して画像を見られますか?
手ぶれ補正機能
- ペンタックス独自のSRとは、どのような手ぶれ補正方式なのか?
- SRはどのような制御で手ぶれ補正を行うのか?
- コンパクトデジタルカメラのOptio A30に採用しているSRと同じシステムですか?
- どの程度(シャッター速度何段分)の手ぶれ補正効果がありますか?
- 他社製レンズを使用したときにも、手ぶれ補正機能は働きますか?
- 手ぶれ補正機能の使用できないレンズはありますか?
- SRは常にオンで使用したほうが良いのですか?
- SRのON/OFFスイッチは何のためにあるのですか?
- SRをオンにするとバッテリーの寿命は変わりますか?
- 手ぶれ補正はバルブ(B)でも使用できますか?
- ストロボで低速シンクロするときにもSRは作動しますか?
- OptioA30のように、撮影前にSRの効果を確認することは出来ますか?
- ファインダーで手ぶれ補正効果を確認できますか?
- 撮影前にSRの効果を確認することは出来ますか?
記録媒体
- 記録媒体は何ですか?
- 動作確認済みのSD(SDHC)メモリーカードはなにがありますか?
- MMC(マルチメディアカード)は使えますか?
- SDメモリーカードの性能が撮影間隔などに影響しますか?
- SD(SDHC)メモリーカードの各容量での撮影可能枚数はそれぞれどの位ですか?
電池・電源関連
撮影・再生関連
- 連続撮影について教えてください。
- リモコン撮影はできますか?
- 多重露出はできますか?
- 液晶モニターのガイド表示機能をオフにできますか?
- 偏光フィルターは使えますか?
- 「白飛び警告表示」とはどういうものですか?
- ホワイトバランスの任意設定はできますか?
- 内蔵ストロボのガイドナンバーは?
- 内蔵ストロボは何ミリのレンズまで対応していますか?
- ストロボの光量補正はできますか?
- 使用レンズにより内蔵ストロボ撮影に制約はありますか?
- 外付けストロボは使えますか?
- 大型ストロボ用シンクロソケットはありますか?
- ワイヤレスでストロボ撮影できますか?
- 内蔵ストロボをストロボ発光禁止にするには?
- ストロボ制御はプリ発光する方式ですか、またプリ発光回数は?
- オートピクチャーモード/ピクチャーモードは、フィルムカメラで採用されているものと同じですか?
- ピクチャーモードはなにがありますか?
- シーンモードにはどのようなモードがありますか?
使用レンズについて
- DA★レンズは使えますか?
- 超音波モーターによるAF作動は可能ですか?
- FA★レンズ、FAZOOM レンズの パワーズーム機能は使えますか?
- ダストリムーバル(DR)の仕組みや効果はK10Dと同じですか?
- 使用できるレンズの機能について教えて下さい。
- 絞りリングにAポジションのない[ Kマウント]レンズは使用できますか?
- 67用交換レンズ、645用交換レンズ、および S(スクリュー)マウント交換レンズは使用できますか?
- 中判レンズを使用したときとデジタルカメラ専用レンズとでは写る範囲が違うと聞きましたが?どうなりますか?
- 他社製ペンタックス用交換レンズは使用できますか?
パソコン接続・ソフトウェア関連
- K100D Super のシステム環境について教えてください。
- K10D用のカメラコントロールソフト、PENTAX REMOTE Assistant 3 は使えますか?
- USB2.0に対応していますか?
その他
- レフコンバーターA、Mは使えますか?
- アイカップM II は使えますか?
- フォーカシングスクリーンは交換できますか?
- ステレオアダプターDセットとは何ですか?
- デジタルプレビューの操作方法は?
- PIM III(PRINT Image Matching III)・ExifPrint(Exif2.2)に対応していますか?
- PictBridgeに対応していますか?
こんなときは?
- SDメモリーカードを使う上での注意点は何かありますか?
- 絞りリングにAポジションのない[Kマウント]ズームレンズ使用時の操作、設定はどのようにすればよいですか?
- ストロボ撮影時、ストロボが連続で発光してしまうが、故障ですか?
- 初期設定時に日本語以外を設定してしまいました。設定変更方法を教えてください。
- 付属の保証書は海外でも有効ですか?
- 海外旅行先でカメラをTVに接続して見ることはできますか?
- 使用説明書をなくしてしまいましたが、もう一度入手できますか?
一般的な機能・仕様
- 起動時間はどのくらいですか?
- 約0.8秒です。 この起動時間は電源スイッチをONしてからカメラ上部の表示パネルに撮影可能コマ数の表示がでるまでの時間です。 (使用するメモリーカードの種類により異なります。)
- 液晶モニターの大きさ、画素数はどのくらいですか?また、明るさは変えられますか?
- 2.5型の低温ポリシリコンTFTカラーLCD広視野角タイプ(バックライト付)で、画素数は:約21万画素です。明るさ調整機能付です。
- 付属品は何がありますか?
- 以下のものが付属しています。
・ホットシューカバーFK(※)
(※)の付属品は別売りもしています。
・アイカップFo(※)
・MEファインダーキャップ(※)
・ボディマウントカバー
・USBケーブル I-USB17(※)
・ビデオケーブル I-VC28(※)
・ソフトウェアCD-ROM(S-SW55)
・ストラップ O-ST53(※)
・アルカリ単3電池(4本)
・使用説明書(カメラ使用説明書)
・PENTAX PHOTO Browser 3 , PENTAX PHOTO Laboratory 3使用説明書
・保証書
- 専用ケースは付属していますか?
- 付属していません。
別売りでカメラケースO-CC53があります。写真などはこちらをご覧ください。
- 設定メニュー(撮影機能)の「画像仕上」が2種類に設定できますが、それぞれの違いを教えて下さい。
- 鮮やか ・・・・・ 色彩豊かでシャープでコントラストの強い画像が得られます。
ナチュラル ・・・ 被写体を自然に描写します。レタッチを行うベースの画像としても最適です。
- JPEG画像の6M( 3008 X 2000 ) と RAWデータ※( 3008 X 2008 ) で記録画素が違うのは何故ですか?
- 画像処理エンジンの仕様の関係で、JPEG画像では記録画素数が3008×2000までに限定されました。しかしRAWデータでは、*ist Dと同じ3008×2008の記録が可能だったのでそれを採用したため、若干の違いが出ました。
※RAWデータ
CCDからの生出力を記録した画像データ。RAWデータはカメラ内部で画像処理される前の生のデータなので、RAW以外では撮影前にしておかなければならない設定(ホワイトバランス・コントラスト・彩度・シャープネスなど)を、撮影された後に、1コマ1コマ個別に設定できます。また、RAWデータはJPEGおよびTIFFの8bitデータに対し、16倍の情報量を持つ12bitデータなので、大変豊かな諧調表現が可能です。パソコンに転送し、付属のソフトウェアで現像処理することで、JPEGやTIFFなど異なる画像データを作成することができます。
- メニューで設定した内容などは、カメラの電池を抜くと消えてしまいますか?
- 日時設定以外は、電池を抜いても記憶しています。日時設定も、カメラに電池を12時間以上入れた場合、電池を抜いても48時間以上は記憶しています。
ただし、Fnボタン押しで設定するドライブモードのうち、「セルフタイマー(12秒)」「セルフタイマー(2秒)」「リモコン」「リモコン(3秒後レリーズ)」「オートブラケット」は、カメラの電源を一旦切ると「1コマ撮影に」戻ります。
- テレビに接続して画像を見られますか?
- 見られます。カメラ側面のUSB/ビデオ端子とテレビの外部入力端子を付属のAVケーブルI-VC28で接続してください。なお、ケーブルの接続時は必ずカメラとテレビの電源をオフにしてください。
手ぶれ補正機能
- どの程度(シャッター速度何段分)の手ぶれ補正効果がありますか?
- シャッター速度換算で約2段~3.5段分の補正効果があります。
※手ぶれ補正の効果は使用するレンズの焦点距離や撮影距離、撮影状況、また、個人差もありますので一定ではありません。
一般的に手ぶれの限界シャッター速度は、1/焦点距離と言われています。
K100DのようにAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した機種では、焦点距離は1.5倍した数値でお考えください。(35mmSLR換算の焦点距離)
たとえば、100mmレンズの場合は、1.5倍した焦点距離 150mm として考えますと、一般的な手ぶれの限界シャッター速度は1/150秒になりますので、この数値よりも2~3.5段分遅くしたシャッター速度を目安にしてご使用ください。
- 他社製レンズを使用したときにも、手ぶれ補正機能は働きますか?
- ご使用はお勧めできません。
他社製レンズを使用した場合も手ぶれ補正自体はおこないますが、手ぶれ補正効果の保証はできません。※他社製レンズを使用されたことによる故障などは保証期間中でも保証修理適用外となります。
- 手ぶれ補正機能の使用できないレンズはありますか?
- ありません。装着できる全レンズで効果が得られます。
※ご使用のレンズがDA・D FA・FA・FA J・Fレンズの場合は、手ぶれ補正機能を使用するときにレンズ焦点距離などの情報が自動的に取得されます。
レンズ焦点距離などの情報が取得できない上記以外のレンズで手ぶれ補正機能を使用する場合は、「手ぶれ補正」画面で「レンズ焦点距離」を設定して使用します。※絞りA位置がないレンズの場合および絞りをA位置から外して使用する場合は、「Cカスタム」メニューの「絞りリングの使用」を許可に設定してください。
※スクリューマウントレンズを使用されている場合は、「Cカスタム」メニューの「Sレンズ使用時のFI」でフォーカスインジケーションを「利用可能」に設定してください。「利用不可」に設定されているとレンズが未装着扱いになるため、手ぶれ補正機能を設定することが出来ません。
記録媒体
- 動作確認済みのSD(SDHC)メモリーカードはなにがありますか?
-
下記メーカーのカードの動作確認をしています。
パナソニック
・SDメモリーカード 容量 :128MB~2GB
・SDHCメモリーカード 容量:4GB~32GB
東芝
・SDメモリーカード 容量 :128MB~2GB
・SDHCメモリーカード 容量 :4GB~32GB
サンディスク
・SDメモリーカード 容量 :128MB~2GB
・SDHCメモリーカード 容量:4GB~16GB
※2008年8月現在
※「動作確認」とは弊社が動作の確認を行い、お客様への便宜を図っているもので当社がお客様に保証をするものではありません。
- SDメモリーカードの性能が撮影間隔などに影響しますか?
- 転送速度の遅いSDメモリーカードを使用した場合、起動時間、連続撮影コマ数に影響する場合があります。
(2MB/秒のカードでは影響が出る場合があります)
- SD (SDHC) メモリーカードの各容量での撮影可能枚数はそれぞれどの位ですか?
- 撮影枚数一覧表はこちらをご覧下さい。
電池・電源関連
- 使用可能な電池は何ですか?
- CR-V3リチウム電池、単3形リチウム電池、および充電式の単3形ニッケル水素電池が使えます。
単3形アルカリ電池は特性上、緊急用や動作確認用として以外は、使用をお勧めしません。
- 撮影可能枚数、再生時間はどれくらいですか?
- 各電池による撮影枚数、再生時間は次の通りです。
電池(使用温度) 一般撮影 ストロボ撮影 再生時間 使用率50% 使用率100% CR-V3(23℃) 約730枚 約630枚 約480枚 約700分 ( 0℃ ) 約300枚 約210枚 約180枚 約470分 単3形リチウム電池(23℃) 約660枚 約570枚 約450枚 約470分 ( 0℃ ) 約520枚 約360枚 約310枚 約400分 単3形ニッケル水素充電池(23℃) 約430枚 約300枚 約260枚 約350分 (NI-MH ・2500mAh)(0℃) 約350枚 約250枚 約200枚 約300分 単3形アルカリ電池(23℃) 約80枚 約60枚 約40枚 約140分 (0℃) 不適 不適 不適 約70分
撮影・再生関連
- 連続撮影について教えてください。
- JPEG画像を撮影する場合、 約2.8コマ/秒 で最大撮影枚数5コマまで連続撮影できます。 JPEG ( L・★★★) 時(ノイズリダクションの設定、オン・オフによる違いはありません)
最大連続撮影枚数は使用するSDメモリーカードの転送速度により異なります。 また、RAWデータでは3コマまでです。
- ホワイトバランスの任意設定はできますか?
- マニュアルホワイトバランスで設定することができます。 Fnメニューの「ホワイトバランス」・「マニュアル」で調整することで撮影時の光源に合わせて微妙な色合いをカメラに記憶します。
- 使用レンズにより内蔵ストロボ撮影に制約はありますか?
- レンズの絞りリングのセットをA位置からはずし、マニュアル設定した場合、絞りリングにA位置の無いレンズ、及び、ソフトレンズを使用した場合、内蔵ストロボは光量制御せずに、常にフル発光になります。
内蔵ストロボをオートストロボとして使用できるのはDA・FA Jレンズおよび A・F・FA・D FAレンズで絞りリングをA位置に設定した場合です。
また、内蔵ストロボは、ご使用のレンズや撮影条件によってケラレを生じることがあります。 事前にテスト撮影をして確認されることをお勧めします。
- 外付けストロボは使えますか?
-
ご使用の外付けストロボにより使用できる機能は異なりますので、下表を参考にしてご使用ください。
( ○:使用可能 △:条件付使用可能 X:使用不可能 )
カメラの機能\ストロボ 内蔵ストロボ AF-540FGZ
AF-360FGZAF-200FG AF500FTZ
AF330FTZAF400FTZ
AF240FT
AF140C赤目軽減機能が使用できる ○ ○ ○ ○ × ストロボ自動発光ができる ○ ○ ○ ○ ○ ストロボ充電完了で、ストロボ同調速度に自動的に切り替わる ○ ○ ○ ○ ○ P(プログラム)モード、Tv(シャッター優先)モードで絞りが自動セットされる ○ ○ ○ ○ ○ ファインダー内でオートチェックできる × × × × × P-TTLオートストロボ撮影ができる(連動感度:200~3200) ○ *1 ○ *1 ○ *1 × × TTLオートストロボ撮影ができる × × × × × 低速シンクロ撮影ができる ○ ○ ○ × × AF補助光が使用できる ○ ○ × ○ ○ *5 後幕シンクロ撮影ができる *2 △ *3 ○ × × × 光量比制御モードで撮影できる *2 △ *4 ○ × × × スレーブ機能が働く × ○ × ○ *6 × マルチストロボが働く × × × ○ *6 × ハイスピードシンクロで撮影ができる × ○ × × × ワイヤレスで撮影ができる *7 × ○ × × ×
*2 シャッター速度は 1/90秒以下に限定。
*3 AF540FGZ または AF360FGZと組み合わせ後幕シンクロが可能。
*4 AF540FGZ または AF360FGZと組み合わせとき、内蔵ストロボ1/3、外付けストロボ2/3の光量配分で可能。
*5 AF-140Cは不可。
*6 AF330FTZは不可
*7 AF540FGZ または AF360FGZが2台以上必要。
- 大型ストロボ用シンクロソケットはありますか?
- Xシンクロソケットはありません。カメラのホットシューにホットシューアダプター2P を装着することでXシンクロソケットは増設できますが、大型ストロボの中には端子電圧が極端に高いものもあり、故障の原因になる場合がありますのでお勧めできません。
- 内蔵ストロボをストロボ発光禁止にするには?
- 以下の2通りの方法があります。
- モードダイヤルをストロボオフモードする。
- Fnボタンを押してストロボモードを手動発光に設定し、内蔵ストロボを収納したままにする。
- ストロボ制御はプリ発光する方式ですか、またプリ発光回数は?
- 内蔵ストロボをオートストロボとして制御された場合、およびAF540FGZ・AF360FGZを付けてP-TTLモードにセットした場合は1回プリ発光して(P-TTL)光量制御されます。
また、Aレンズ以前のレンズおよびソフトレンズを使用した場合およびF・FA・D FAレンズで絞りリングをA位置から外した場合は常に本発光のみとなります。
- オートピクチャーモード/ピクチャーモードは、フィルムカメラで採用されているものと同じですか?
- オートピクチャーモード/ピクチャーモードともにこれまでの露出とAFのみの調整に加え、画像処理の調整なども行っています。
オートピクチャーおよびピクチャーモード時は、画像仕上(画像の基本設定)が「鮮やか」に固定されます。
また、メニュー画面での画像仕上、彩度・シャープネス・コントラストの設定変更できますが、反映はされません。
- ピクチャーモードはなにがありますか?
- カメラが最適なシーンを選んで設定するオートピクチャーモードとシーンに合わせてご自分で選ぶピクチャーモードがあります。詳しくは以下の表をご覧ください。
AUTO PICT
(オートピクチャー)人物、風景、マクロ、動体モードから最適な撮影モードを自動的に選択します。最適な撮影モードが無い場合は、カメラの標準設定(標準モード)で撮影します。 人 物 人物撮影に適しています。 風 景 ピントが合って見える範囲を前後に深くし、木々の緑や青空などの輪郭・彩度を強調して鮮やかな色の画像に仕上げます。 マクロ 近くにある花などを鮮やかに撮影できます。 動 体 スポーツなど動きのある被写体に適しています。 夜景人物撮影 夕暮れや夜景を背景とした人物撮影に適しています。 ストロボオフ ストロボを発光禁止にします。 その他の設定はAUTO PICTの標準モードと同じです。 SCN (シーン) 状況に合わせた8種類の撮影シーンから選択します。
- シーンモードにはどのようなモードがありますか?
- SCN(シーン)にダイヤルを合わせると、次の8種類の撮影シーンから選択して撮影できます。
夜 景 シャッター速度を遅くして、夜景をきれいに撮影します。 サーフ&スノー 砂浜や雪山など背景の明るい場所での写真をきれいに仕上げます。 テキスト 文字をくっきりときれいに撮影します。 夕 景 夕焼けや朝焼けの写真を美しく仕上げます。 キッズ 動きの多い子供を撮影するのに適しています。肌色を健康的に仕上げます。 ペット 動き回るペットを撮影するのに適しています。 キャンドルライト キャンドルライトの雰囲気を生かして撮影します。 美術館 美術館などストロボを発光させたくない場所での撮影に適しています。
使用レンズについて
- 使用できるレンズの機能について教えて下さい。
- K100D Super に使用できるレンズは、DA レンズ および FA Jレンズまたは絞りリングにA位置のある D FA・FA・Fレンズです。詳しくは以下の表をご覧ください。
※35ミリ判フィルムカメラとCCDフォーマットはサイズが異なるため、同じレンズを使用しても写る範囲は異なります。
レンズの焦点距離をおよそ1.5倍した数値の焦点距離に相当するレンズで撮影したのと同様の範囲となります。機能/レンズ [マウント名] DA・D FA・FA J・FAレンズ[KAF, KAF2] *3 Fレンズ[KAF] *3 Aレンズ[KA] *3 オートフォーカス(レンズ単体使用)
(AFアダプター1.7X使用) *1○
-○
--
○ *5マニュアルフォーカス(フォーカスインジケータ表示の利用) *2
(マット面の利用)○
○○
○○
○11点測距 ○ ○ × *5 パワーズーム ○ *6 - - 絞り優先自動露出 ○ ○ ○ シャッター優先自動露出 ○ ○ ○ マニュアル露出 ○ ○ ○ P-TTLオートストロボ *4 ○ ○ ○ 分割測光 (16分割) ○ ○ ○ 手ぶれ補正機能使用時のレンズ焦点距離・自動取得 ○ ○ ×
×:使用不可能*1 レンズの開放F値がF2.8、およびそれより明るいレンズのみ、A位置でのみ使用可能。
*2 レンズの開放F値がF5.6、およびそれより明るいレンズのみ使用可能。
*3 F・FAソフト85mmF2.8、およびFAソフト28mmF2.8ではカスタムメニューの「絞りリングの使用」を「許可」に設定した上で手動絞りの範囲でのみ、設定した絞り値で撮影されます。
*4 内蔵ストロボおよびAF-540FGZまたは AF-360FGZ・AF-200FG使用時。
*5 測距点は中央となります。
*6 KAF2マウントのFAレンズのみ使用可。
- 絞りリングにAポジションのない[Kマウント]レンズは使用できますか?
また、D FA・FA・F・Aレンズの絞りをAポジション以外に設定した場合は機能の制約はありますか? - カメラのカスタムメニューの「絞りリングの使用」を「許可」に設定することで、一部機能に制約がありますがご使用いただけます。
D FA・FA・F・Aレンズの絞りをAポジション以外に設定した場合、モードダイヤルが オートピクチャー、ピクチャーモード、SCN, P, TV になっていてもAV(絞り優先)モードで作動します。 詳しくは以下の表をご覧ください。
使用レンズ 露出モード 制約事項 D FA・FA・F・A・M (レンズ単体、オート接写リングKなどの自動絞り機能のアクセサリーとの組み合わせた場合) AV(絞り優先)モード 絞りリングを操作しても、絞りは開放のままで絞られません。レンズの開放絞りに連動してシャッター速度は変化しますが、露出の誤差が生じることがあります。また、ファインダー内には、絞り表示がそれぞれ[F--]と表示されます。D FA・FA・F・A・M・S (接写リングKなどの絞込み機能のアクセサリーと組み合わせた場合) AV(絞り優先)モード 設定した絞り値で撮影されますが、露出の誤差が生じることがあります。 また、ファンダー内には、絞り表示がそれぞれ[F--]と表示されます。レフレックスレンズなどの手動絞りのレンズ(レンズ単体) AV(絞り優先)モード FA・Fソフト85mm, FAソフト28mm(レンズ単体) AV(絞り優先)モード 手動絞りの範囲でのみ、設定した絞り値で撮影されます。ファインダー内には、絞り表示が[F--]と表示されます。なお、被写界深度確認操作(光学プレビュー)を行うと測光スイッチが入り、露出の確認が出来ます。すべてのレンズ M(ハイパーマニュアル)モード 設定した絞り値とシャッター速度で撮影されます。ファインダー内には、絞り表示がそれぞれ[F--]と表示されます。なお、被写界深度確認操作(光学プレビュー)を行うと測光スイッチが入り、露出の確認ができます。
- 67用交換レンズ、645用交換レンズ、および S(スクリュー)マウント交換レンズは使用できますか?
- それぞれのマウントに対応した67レンズ用アダプターK、645レンズ用、およびマウントアダプターKを用いれば装着できます。 カメラのカスタムメニューの「絞りリングの使用」を「許可」に設定することでシャッターが切れるようになります。
露出モードはAV(絞り優先)モード、M(マニュアル)モードがお使いいただけますが、露出の誤差が生じることがあります。 また、ファンダー内および表示パネルには、絞り表示が[F--]と表示されます。
また、モードダイヤルが オートピクチャー、ピクチャーモード、SCN(シーン)、P, TV になっていてもAV(絞り優先)モードで作動します。
- 中判レンズを使用したときとデジタルカメラ専用レンズとでは写る範囲が違うと聞きましたが?どうなりますか?
- 35ミリ判でも645判、67判でも、焦点距離はレンズ固有の数値です。35ミリ判換算で、レンズの焦点距離をおよそ1.5倍した数値の焦点距離に相当するレンズで撮影したのと同様の範囲となります。
パソコン接続・ソフトウェア関連
- K100D Superのシステム環境について教えてください。
-
- 《Windowsのシステム環境》
- USB接続
Windows 2000/ Windows XP(Home Edition・Professional)/ Windows VistaがプリインストールされたパソコンでUSBポートが標準で搭載されていること。 - アプリケーションソフト
<PENTAX PHOTO Browser 3 および PENTAX PHOTO Laboratory 3> - OS:Windows 2000/ Windows XP(Home Edition・Professional)/ Windows Vista(32bit版)
- CPU:Pentium 4以上(Pentium 4 2.0GHz以上を推奨)
- メモリ:512MB以上(1.0GB以上を推奨)
- モニター:1024X768以上(1280x1024以上を推奨)で、24bitフルカラー(約1677万色)表示可能なもの
- ハードディスクの空容量250MB以上(500MB以上を推奨)
- 《Macintoshのシステム環境》
- USB接続
Mac OS X(Ver.10.2以降)がプリインストールされたMacintoshでUSBポートが標準で搭載されていること。 - アプリケーションソフト
<PENTAX PHOTO Browser 3 および PENTAX PHOTO Laboratory 3> - OS:Mac OS 10.2以降
- CPU:PowerPC G4以上(Intel CoreプロセッサまたはPowerPC G5を推奨。Universal Binary対応)
- メモリ:512MB以上(1.0GB以上を推奨)
- モニター:1024X768以上(1280x1024以上を推奨)で、24bitフルカラー(約1677万色)表示可能なもの
- ハードディスクの空容量250MB以上(500MB以上を推奨)
※対象OSは、そのマシンにプリインストールされたもので、最新のバージョンにアップデートされているものに限ります。
※推奨環境のすべてのパソコンについて動作を保証するものではありません。
- K10D 用のカメラコントロールソフト、PENTAX REMOTE Assistant 3 は使えますか?
- K100D Super は PENTAX REMOTE Assistant 3 には対応しておりません。
K100D Super でご使用になった場合、カメラに不具合が起こる恐れがありますのでご使用にならないでください。
その他
- ステレオアダプターDセットとは何ですか?
- 立体写真を撮影するステレオアダプターと画像を鑑賞する3Dイメージビューワーのセットです。 ステレオアダプターをレンズの前枠(フィルターネジ径52mm)に取り付けて撮影することにより、1本のレンズで左右の視点の異なる像を作り、それを1枚の画像の左右に分割して記録させます。 記録された画像をプリントアウトし3Dイメージビューワーで覗くと、簡単に立体画像が鑑賞できます。 *ist Dシリーズのカメラでは、撮影レンズの焦点距離を35mm前後(35ミリ判換算で約50mm相当)にし、被写体との距離が約1.5~4mで撮影すると、効果的な立体写真が撮影できます。
- デジタルプレビューの操作方法は?
- 「Cカスタム」メニューのプレビュー方式でデジタルプレビューと光学プレビューの選択で、デジタルプレビューを選びます。
- 撮りたいものにピントを合わせてから、ファインダーで構図を決めて電源レバーをプレビューマークに合わせると、シャッターが切れて、液晶モニターに画像とプレビュー中を示すアイコンが表示されますので、構図、露出、ピントを確認できます。 シャッターボタンを半押しするとデジタルプレビューが終了し、カメラが合焦動作に入ります。
- デジタルプレビューで表示した画像は記録されません。
- デジタルプレビューで白飛び警告またはヒストグラムを表示することができます。「▼再生」メニューの「ビュー表示」(p.173)で設定します。
- デジタルプレビューの表示時間は最長60秒です。
ヒストグラム表示なし ヒストグラム表示あり
- PIM III(PRINT Image Matching III)・ExifPrint(Exif2.2)に対応していますか?
- カメラで撮影したJPEG 画像は対応しています。 但しRAWデータは対象外です。
- PictBridgeに対応していますか?
- 対応しています。 印刷モードでは 1画像、 全画像、 DPOF設定が選べます。 印刷設定では日付プリント(オン/オフ)、用紙サイズ、用紙タイプ、印刷品質、ふち指定ができます。 プリンタの種類によっては、カメラ側の設定が一部反映されないことがあります。
こんなときは?
- SDメモリーカードを使う上での注意点は何かありますか?
- 下記の点にご注意ください。
未使用または他のカメラやパソコンなど K100D Super以外の機器で使用したカードは、必ず K100D Superでフォーマットしてからご使用ください。フォーマット方法は以下のとおりです。
- MENUボタンを押す。
- 十字キー(右)を2回押して「詳細設定」メニューを表示する。
- 十字キー(下)を1回押して「フォーマット」を選ぶ。
- 十字キー(右)を1回押して「フォーマット」画面を表示する。
- 十字キー(上)を1回押して「フォーマット」を選ぶ。
- OKボタンを押すとフォーマットが開始されます。
- プロテクトした画像も含めすべてのデータが消去されますのでご注意ください。
- データ記録中や画像・音声の再生中、またはUSBケーブルでパソコンと接続中にはカードを取り出したり電源を切ったりしないでください。
- 曲げたり強い衝撃を与えないでください。また、水にぬらしたり高温の場所に放置したりしないでください。
- 静電気や電気ノイズの発生しやすい場所での使用や保管は避けてください。
- 長期間使用しなかったりSDメモリーカードが破損した場合には、保存したデータが読み出せなくなることがあります。必要なデータは定期的にバックアップを取ることをおすすめします。
- 絞りリングにAポジションのない[Kマウント]ズームレンズ使用時の操作、設定はどのようにすればよいですか?
- まず、カメラのカスタムメニューの「絞りリングの使用」を「許可」に設定することで、一部機能に制約がありますがご使用いただけます。
次に、自動で焦点距離入力が出来ないため、あらかじめ撮影する焦点距離にもっとも近い焦点距離を入力してください。(焦点距離を換えるたびに設定し直すことがわずらわしい場合には、一番ワイド側の焦点距離を設定してください。)
- ストロボ撮影時、ストロボが連続で発光してしまうが、故障ですか?
- AF.S(シングルモード)では、内蔵ストロボが上がっているときは、被写体が暗い場合には、シャッターボタンを半押しすると自動的に内蔵ストロボがマルチ発光され、オートフォーカスのピントが合いやすくなります。ただし、ピクチャーモードの動体モードおよびストロボオフモードでは作動しません。
- 初期設定時に日本語以外を設定してしまいました。設定変更方法を教えてください。
- 初期設定画面は最初に一度だけ表示されます。設定を間違えた場合はそれぞれ個別に設定する必要があります。
▼言語設定(表示が英語などの外国語から日本語に修正の場合)
- 「電源」ボタンを押す。(撮影モード)
- 「MENU」ボタンを押す。
- 「十字」キーを右に2回押して設定画面(英語の場合Set-up表記)にします。
- 「十字」キーを下に5回押して、「Language/言語」を選択します。
- 「十字」キーを右に1回押して「Language/言語」画面を表示します。
- 「十字」キーにて、希望する言語を選択します。
- 「OK」ボタンを押す。(設定画面に戻ります。)
※続いて日時設定を行う場合は ▼日時設定の(4)へ進んでください。 - 「OK」ボタンを押す。(撮影モードに戻ります。)
Set-Upメニュー 日本語を選択
▼日時設定
- 「電源」ボタンを押す。(撮影モード)
- 「MENU」ボタンを押す。
- 「十字」キーを右に2回押して設定画面(日本語の場合)にします。
- 「十字」キーを下に3回押して「日時設定」を選択します。
※▼言語設定(7)からの場合 「十字」キーを上に2回押して「日時設定」を選択します。 - 「十字」キーを右に1回押して「日時設定」画面を表示します。(表示スタイルが選択されます)
- 「十字」キーを右に1回押して表示スタイルの年月日を変更可能にします。
- 「十字」キーの上下のキーで表示スタイルを選択します。(「年/月/日」を選択とします)
(「年/月/日」:日本、「日/月/年」:欧州、「月/日/年」:欧米) - 「十字」キーを右に1回押して表示スタイルの時間表示を変更可能にします。
- 「十字」キー(上/下)で12h(12時間表示)と24h(24時間表示)のいずれか選択します。
- 「十字」キーを右に1回押して、次に下に1回押して「日付」を選択します。
- 「十字」キーを右に1回押して、「年」を選択して「十字」キー(上/下)を押して設定します。
- 「十字」キーを右に1回押して、「月」を選択して「十字」キー(上/下)を押して設定します。
- 「十字」キーを右に1回押して、「日」を選択して「十字」キー(上/下)を押して設定します。
- 「十字」キーを右に1回押して、次に下に1回押して「時刻」を選択します。
- 「十字」キーを右に1回押して、「時」を選択して「十字」キー(上/下)を押して設定します。
- 「十字」キーを右に1回押して、「分」を選択して「十字」キー(上/下)を押して設定します。
- 「OK」ボタンを押す。(設定画面に戻ります。)
- 「OK」ボタンを押す。(撮影モードに戻ります。)
設定メニュー 表示スタイルを設定 日時を設定 時刻を設定
- 付属の保証書は海外でも有効ですか?
- 製品に付属の保証書は、日本国内でのみ有効です。
海外でご使用になる場合は、国際保証書をお持ち下さい。国際保証書は、お手元の保証書と交換に発行いたしますので、使用説明書記載のお客様窓口にご持参またはご送付ください。(保証期間中のみ有効)
- 海外旅行先でカメラをTVに接続して見ることはできますか?
- できます。 出力形式は、初期設定時の言語に応じてNTSC、あるいはPAL にセットされています。異なる方式の機器でご覧いただく場合は設定を変えてご使用ください。SECAM方式のテレビではご覧いただけません。
- 使用説明書をなくしてしまいましたが、もう一度入手できますか?
- はい。使用説明書は無償でダウンロード(PDFファイル)できます。
冊子が必要な場合は、カメラ編:500円、PC接続ガイド:200円(いずれも税別・送料別)となります。お近くのお客様窓口までご注文ください。