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連載コラム 写真三昧 SHASHIN ZANMAI
プロフィール

 

安藤 智仁
あんどう ともひと

 

日本大学藝術学部写真学科卒業。カメラ片手の旅を愛する。東京の懐かしい風景を集めた「東京レトロ」をライフワークとして活動中。愛機はPENTAX 645D。リコーイメージング(株)カスタマーコミュニケーション部 販売サポートグループ所属。 現在全国で開催されるフォトセミナーの講師として活躍。フォトマスターEX。夜景鑑賞士2級。2014年3月、写真展「Andy's Photo Journey V」を開催。

リンク ペンタックスファミリー 光と色の反射率 by Dr.M

PENTAX K-S2を相棒に五島列島をめぐる(中編)

小値賀島の翌日は上五島の有川港からスタート。さわやかな青空と穏やかな海が広がっています。港をぶらぶらと歩いているとおじいさんに声をかけられました。うかがったところによれば、若いころは捕鯨船や遠洋マグロ漁船に乗って、南氷洋から北極海まで世界中の海を渡り歩いたそうです。

さわやかな青空と穏やかな海をたたえる有川港
御年80歳。日曜礼拝の帰りとのことでした。

この日は徒歩と、ときどき路線バスを利用しながら奈良尾港を目指して南下しました。軽量なK-S2がお供なら気分も足取りも軽くなります。一足早い春が既に訪れていた五島は菜の花や山桜、あちこちに花の匂いに満ち溢れていました。

その昔、隠れキリシタンの島でもあった五島には、今、たくさんの美しい教会があります。祈りの場として大事にされている教会ですから、邪魔にならないよう、静かに見学をします。

五島は豊かな漁場にも恵まれています。緑に囲まれて深く青い水を湛えた美しい入江には活気のある漁港が点在します。こんな深い青はカスタムイメージ「雅(MIYABI)」がベストマッチです。

そんなこんなで奈良尾港までたどり着き、疲れた足を足湯で癒したらジェットフォイルでいよいよ福江島へ向かいます。30分足らずのあっという間の船旅です。

後編へつづく。