K-S2を相棒に五島列島をめぐる(前篇)
3月に新製品K-S2が発売になりました。軽くて小さくて、それでいてK-3を凌駕するような高性能、新機能を満載したこのカメラ、旅にもってこいの一台であることは間違いありません。春の香りでいっぱいの五島列島にK-S2を相棒に旅をしてきました。
博多でのセミナーがあり、博多港から夜に出港するフェリーで渡りました。2等船室は島へ帰る人や帰省する人たちで一杯。既に島の雰囲気が感じられます。最初に上陸した小値賀島にはまだ真っ暗な4:40に到着。しばらくターミナルで仮眠を取ったあと、素晴らしい朝日を迎えました。
初日は小値賀島を一日かけて巡りました。五島列島の北端に位置し「日本で最も美しい村」にも選ばれた小さくも美しい島です。今日のもう一人の相棒はレンタサイクル。坂道は厳しいですが風が心地よいです。「あ、いいな」と思った時にいつでも止まってシャッターを切れるのが快適です。
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島中が花の匂いで満ち溢れていました。五島牛がのんびりと草を食んでいます。 |
島全体を巡ったあとは自転車を降りて、古くからの漁村の雰囲気が残る「笛吹地区」をぶらぶらと歩きました。こういう時は地図も時間も気にせず、気になった路地に迷い込んでいくに限ります。
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笛吹地区の街並み。迷い込んだ路地に発見が待っています。 |
小値賀島でののんびりとした時間もあっという間に過ぎていきました。おぢかアイランドツーリズムのスタッフの方の「今度はぜひ泊りで来てくださいね」という言葉に後ろ髪をひかれながら島を後にし、高速船で上五島へと向かいます。
つづく
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