明るい単焦点レンズでぜひとも撮りたいのが、キレイなボケの中にくっきりと浮かび上がる猫。奥行きのない室内でもそんな理想を実現してくれるのがこのレンズです。
初めて手にしたときは、絞り開放のF1.4でもピントのきている部分がシャープに写ることにテンションアップ。それがもう楽しくて楽しくて!開放で撮りまくり、ピンボケ写真などを量産しました。…楽しくも難しい被写界深度の浅さでございます…。
自宅内で55mmは長すぎるという人もいますが、猫撮りに関して言えば全然平気です。猫にカメラを近づけると溜め息混じりに目をそらされるのが関の山。その点、この長さだと、猫が自然に振舞える距離が必然的に取れるので、むしろ使いやすいとも言えるでしょう。
ちなみに、企画用に借りていたレンズを返却した後、我慢できずにお店に注文しちゃいました。しばらく我が家は質素な食卓が続きます。ププ!