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「抵抗の光学」篠田 優

「リコーイメージングスクエア」統合により新設されたギャラリーAの初回は、ギャラリーアドバイザーの内藤明氏の推薦による篠田優写真展を開催いたします。内藤明氏は作家と鑑賞者とをつなぐオリジナルプリントが重要で、プリント指向(print-oriented)というあり方に写真表現の醍醐味があると提唱しています。
本展は、三浦半島と房総半島に現存する軍事的な遺構をカラー作品27点で構成します。今や喪失の途にある遺構は太平洋戦争中に軍事拠点として利用されてきました。篠田優氏は「痕跡-証言たちを、撮り集め、結び合わせていくという、忘却への抵抗。」と語るように「掘削時の痕跡は確かにその時代に生きた者たちの証言であり、それらを撮り、集めることは、過去や、過去から導かれる現在と未来への認識を更新する一助となる」と位置付けています。遺構内部の暗さと、そこから見える景色の明暗比は尋常ではありません。それを見事なまでに表現したプリントは作家本人が手掛けています。なお、展示作品は2015年から2020年にわたって撮影したものです。展示作品の販売もいたします。 篠田 優

ONLINE写真展

作者 篠田 優
作品名 「抵抗の光学」
会期 2020年4月2日(木)~ 4月20日(月)
臨時休館中は、写真展の閲覧はできませんので、予めご了承下さい。
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日、水曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京ギャラリーA
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡0570‐006371

作者プロフィール

1986年、長野県出身。
2013年、東京工芸大学 芸術学部 写真学科を卒業。
現在、明治大学大学院理工学研究科建築・都市学専攻総合芸術系 博士前期課程に在籍中。
主な受賞として、EINSTEIN PHOTO COMPETITION X2 岩瀬貞哉賞(2012年)、塩竈フォトフェスティバル写真賞大賞(2013年)がある。
主な個展に「Wakes」(表参道画廊/東京、2020)、「text」(Alt_Medium / 東京、2019)、「See / Sea 」(ニコンサロン/ 東京・大阪、2017)など。
主なグループ展に「信濃美術館クロージング ネオヴィジョン新たな広がり」(長野県信濃美術館/長野、2017))など。
高田馬場にてギャラリー「Alt_Medium」共宰。
URL: www.shinodayu.com

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