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「新・小説のふるさと」薈田 純一(ワイダジュンイチ)

小説のゆかりの地を訪ねて、その世界を写真で表すことを試みました。現実から小説を見返せば物語の奥深さを体感したり、主人公の思いに改めて気づいたりすることもあります。月刊誌『中央公論』に不定期連載していた本作は、平成の時代を彩った43冊の文学作品で完結しましたが、その中から特に印象に残った21冊約150点を展示します。タイトルの一部は故・林忠彦氏へのオマージュとして使わせていただきました。

ONLINE写真展

作者 薈田 純一(ワイダジュンイチ)
作品名 「新・小説のふるさと」
会期 2019年10月2日(水)~10月14日(月)
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京ギャラリーI
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡0570‐006371 担当:和田

作品コメント

小説のある場面をさがして、時にマッチ箱や携帯ラジオといった作中のモノをもとめて、思わぬ人に出会ったり、予想と違う光景に戸惑ったり。そうして撮りためた写真からは小説の内なる世界が少しずつ垣間見えます。小説の読み方は人それぞれですが、これもまた一つの読み方であると思っています。偉大な先人である林忠彦氏が留意したように、写実で小説世界を侵食しないように心がけていましたが、著者の思いに立脚した世界を凌駕することは、そもそもできないことでしょう。むしろわたしは拙い翻訳をビジュアルイメージでしたのだと思っています。ただ、それでも著者が見たかもしれない小説の萌芽のような光景に出会う瞬間があった!・・・とすれば幸運なことだったと思います。
薈田 純一

プロフィール

日本写真家協会 会員
兵庫県神戸市出身。小中学時代を米国で過ごす。
大学卒業後外国通信社の写真記者として「NewsWeek」「Time」「Business Week」「LePoint」「Paris Match」「New York Times」などの海外主要報道媒体の取材に従事する。のちにフォトグラファーとして独立。内閣府、外務省所管のグラビア広報誌で行政施策や海外広報のビジュアライズに関わる。また人物写真では主にグラビアやインタビューを総合雑誌や婦人誌で、舞台写真では海外招聘ミュージカルの宣材、広報・広告写真を手がける。近年は小説、書籍、書棚をメインテーマとし、特に書棚の撮影においては、書斎の雰囲気ではなく書棚そのものにアプローチする写真にこだわり、松岡正剛、立花隆、江戸川乱歩、安部公房、李良枝、リービ英雄、温柔又、青山杉雨など多くの著名人の書棚や書店、図書館の書棚を撮影している。主な撮り下ろし、著書に『松岡正剛の書棚』『立花隆の書棚』(中央公論新社)、『立花隆の書棚』(韓国語版、文学トンネ)『アイデアNo.379 ブック・デザイナー鈴木一誌の仕事』(誠文堂新光社)などがある。

写真展

2002年9月
新宿コニカプラザ 個展「Destiny」
2004年6月
コニカミノルタプラザ 個展「Visions of Trees」
2007年8月
コニカミノルタプラザ 個展「Photosynthesis 夜想樹たち」
2008年8月
オリンパスプラザ東京 個展「Primary Days」
2008年12月
オリンパスプラザ大阪 個展「Primary Days」
2011年3月
表参道画廊 個展「Book Shelf 松丸本舗の位相」
2011年5月
オリンパスプラザ東京 個展「プライベート・チャイナ・旅の記憶」
2011年6月
オリンパスプラザ大阪 個展「プライベート・チャイナ・旅の記憶」
2011年11月
スパイラルホール「松岡正剛の書棚 松丸本舗の位相」
2012年11月
プレイスM 個展「立花隆の書棚」
2013年1月
ペンタックスフォーラム個展「書棚」
2013年2月
オリンパスプラザ東京 個展「新・小説のふるさと」
2014年3月
ギャラリースペースキッズ 個展「書棚」
2016年11月
ギャラリーNIW 個展「繁茂」

他 多数

使用機材:RICOH GX200 他

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