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「夢幻草花」 (むげんそうか)森田雅章 (もりたまさあき)

作者独自の作風は他に類を見ない物で、まさに新美学と言える作品群から厳選した「花の写真」の最先端をいく写真展。カラー作品46点で構成。

ONLINE写真展

作者 森田雅章 (もりたまさあき)
作品名 「夢幻草花」 (むげんそうか)
会期 2017年8月30日(水)~9月11日(月)
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーII
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡03(3348)2941 担当:狩野・和田・江上

作品コメント

今回の写真展は、ポジフイルムで撮影したものと、デジタルとの混合です。
撮影方法はレンズの光軸をずらす「無限撮影法」で、レンズを傾け画像の歪みを利用することで、柔らかなボケと芯のある映像を併せ持つことができます。
それは裸眼では見ることのできなかった花の魅力を、レンズを通してのみ表現できる世界なのです。
今までにない視覚と描写の新しい「花の写真」を感じていただけたら幸いです。 森田雅章

作家プロフィール

1958年愛知県生まれ。幼い頃より撮影機材に囲まれた環境で育つ。
1978年~東京中心に多くの個展を開催。
1979年発表の「檻の中」は、動物園の檻に閉じ込められた「猿」を見る私たちこそ、我々自身が作り上げた檻の中に生きている。という考えを問いかけて、視点展グランプリを受賞。その後、リアリズムを拒否し、「性欲」をテーマに女性を撮り始めるが、雄しべと雌しべが同居する花の世界に共通点を感じ、「性欲」をテーマに花の世界に入る。しかしドロドロした作風は失敗に終わる。
1990年再び作画を変え、花のアップ中心にライトを多用した個展「妖精たちの小宇宙」を開催。
その後、人間の目では見ることのできない花のささやきを、美しい映像の中に表そうとするが、フィルターテクニックやCGのような撮影後の後処理は許せず、水面に映る花や、歪んだ鏡を使っての撮影などいろいろ試みた。ある日、望遠レンズの最短撮影距離を稼ぐためにレンズをボディから離した時、レンズの歪みを利用する撮影法で、レンズの光軸をずらす撮影法を発見する。森田流「花の無限撮影法」が、こうして生まれた独自の撮影方法だ。レンズの歪みを利用するこの撮影方法は、柔らかな描写で綺麗なボケを持ち、かつ芯のある映像をも可能にした。それは裸眼では見ることのできなかった花の魅力を、レンズを通してのみ表現できる世界だった。今までにない視覚と描写の新しい「花の写真」を、「新美学の境地」として今なお探求中だ。

個展

1978年 「モンキー」
1979年 「檻の中」
1990年 「妖精たちの小宇宙」
1996年 「妖精たちの小宇宙II」
1998年 「バングラデシュ」
2003年 「妖精の詩」
2010年 「夢幻」
2010年 「妖精たちの小宇宙IⅤ・Ⅴ」
2013年 バングラデシュ「線路沿い」
2014年 スモーキーマウンテンレポート「あの時の子供たちは」in Philippines
2017年 「妖精達の小宇宙ⅤI」

その他

1981年 第6回視点展グランプリ受賞
2015年 土門拳賞最終ノミネート
2007・2008・2009・2010・2011年 フランス公募展サロンドトンヌ入選
写真雑誌多数発表

出版物

妖精たちの小宇宙 (地球ルネッサンス会議)
夢幻草花 MUGENSOUKA (ebook japan)
スモーキーマウンテンレポート「あの時の子供たちは」in Philippines

使用機材:PENTAX K-1


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