©坂上行男
再開発事業により変貌していく駅周辺の景色と、そこにいる人々の姿を3年間にわたって撮影したモノクロ作品約30点で構成。
再開発事業により変貌していく駅周辺の景色と、そこにいる人々の姿を3年間にわたって撮影したモノクロ作品約30点で構成。
作者 | 坂上行男 (さかうえゆきお) |
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作品名 | 「駅の時間」 (えきのじかん) |
会期 | 2017年5月3日(水)~5月15日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーII |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP ℡03(3348)2941 担当:江上 |
町の「川俣駅周辺整備事業計画」が起こったのは2010年の春頃だったと記憶しています。
そして2016年1月21日、この事業の核となる川俣駅新駅舎が完成しました。
工事現場がここに出現したのが2013年4月。
この時から撮り始めて3年2ヶ月が過ぎて、今の景色を眺めた時、屋根の形や壁の色が変わっても、行き交う人々の影の形はあの頃とあまりかわっていないと思われました。
みんなの心の中で、時間はほんとに流れたのかと疑ってしまったりしています。
私のGR LENS 18.3mmは止まった時間を旅したようです。
そして、ここを利用する多くの人たちもまた、止まった時間を漂うような短い旅を繰り返すのだろうと思ったりしています。
坂上行男
1951年 群馬県邑楽郡明和町中谷、川俣駅近くに生まれる。
1970年 日本大学芸術学部写真学科を中退。
1976年 川俣駅ごく近くに坂上スタジオを開業。現在に至る。
使用機材:RICOH GR