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「久慈川の氷花」 (くじがわのしが)黒沢富雄 (くろさわとみお)

茨城県北部山間地を流れる久慈川では、厳寒期に氷花(シガ)と呼ばれる氷の小片が無数に川面を流れて彩る珍しい現象が見られる。全国的には、久慈川と北海道の空知川の2箇所でしか見られない希有な現象で、その氷花(シガ)に魅せられた作者が、独自の視点で捉えたカラー作品約40点で構成。

ONLINE写真展

作者 黒沢富雄 (くろさわとみお)
作品名 「久慈川の氷花」 (くじがわのしが)
会期 2016年1月27日(水)~2月8日(月)
*2月6日(土)・2月7日(日)新宿センタービル休館日のため、臨時休業させていただきます。
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
℡03(3348)2941 担当:松枝・江上

作品コメント

シガは川底の石の表面に張った氷が水温の上昇とともに浮かび上がって流れる現象で、川の流れによって時には繋がり、時には離れ、サラサラとかすかな美しい音色を奏で、朝日を受けてキラキラ輝く美しさは幻想的です。
シガの発生は、氷点下5℃以下の日が5日以上続き、深さが50cm以内の川底が凍り付いて発生します。久慈川の流域には支流が少なく、岩盤が多いので水温が上がりにくいため、条件が整った時に流れでます。「シガ」に魅せられて10数年前から撮影していますが、地球温暖化の影響か最近は発生率が少なくなって来ています。
冬になると氷点下5℃以下になる日が続くのを待って、大子町に出掛けて、明るくなる頃には川へ長靴で膝位まで入り、「シガ」を壊さないように下流からゆっくり歩き、陽が射して来た時を中心に撮影を始めます。「シガ」の神秘性に魅かれ毎年待ちわびて出かける日を楽しみにしています。
黒沢富雄

作家プロフィール

1950年 茨城県常陸大宮市生まれ(旧大宮町)
1972年 東京写真専門学校中退(現東京ビジュアルアーツ)
1974年 日本写植研究所卒業
1996年 黒沢写真工房設立
2001年 読売文化センター講師
2010年 水戸駅エクセルカルチャーセンター講師
現  在 日本写真家協会会員 日本写真協会会員 黒沢写真塾講師

写真展

1995年 「花火-光のファンタジー」
1999年 「ファイャーワーク」
2008年 「ファイャーフラワーズ・パートIII」
2012年 「東日本大震災・あの時を忘れない」

使用機材:PENTAX 645NII、MZ-S、Optio WG-2


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