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幽彩天城の森(ゆうさいあまぎのもり)曽我定昭(そがさだあき)

伊豆半島は首都圏に近い有名観光地でありながら、その脊梁をなす天城山は一般的にあまり知られていない。年間4000ミリ近い降雨が育む深い原生林を全倍カラー作品約40点で構成。

ONLINE写真展

会期 2015年1月7日(水)~1月19日(月)
時間 10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日 火曜日
入場 無料
会場 リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II
連絡先 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP
03-3348-2941 担当:松枝・江上

作品コメント

遙か昔、南海の火山島がプレートの移動に乗って北上、本州に衝突して伊豆半島は誕生したと学説は言う。17年前、初めて訪れた天城山は滴るようなブナの新緑とアマギシャクナゲを筆頭に美しい花々で彩られていた。この10年ほどでブナは衰退している。樹齢数百年の巨木が枯れ、強風や集中豪雨で根こそぎ倒された痛ましい姿を全山に曝しているのに、次世代の幼木がまったく見当たらないのだ。だが2014年、天城のシャクナゲは近年では最高の花付きで、全山何処に行ってもため息の出る美しさであった。

私が天城山に持つイメージは伝えられる歴史のせいか、美しくも、哀しい情念が漂う幽玄の世界です。この作品展でそれらを少しでも感じて頂ければ幸いです。
曽我定昭

作者プロフィール

1940年 フィリピン生れ。20歳代、自動車会社の設計部に勤務、車体設計の傍ら富士スピードウエイオフィシャルカメラマンを務める。
1997年より天城山の取材を開始、2000年に写真集「天城山」、2002年に写真集「天城」、2006年に写真集「幽幻」を発刊する。写真展も東京、横浜、名古屋などで開催する。この間天城カレンダーを毎年制作する。2012年NHKのTV番組「新日本風土記・天城越え」で紹介される。
現在、日本風景写真協会会員

使用機材

PENTAX 645D

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