信州のほぼ中央に位置する諏訪湖。私の幼いころの心に残る景色を懐かしみつつ、今の姿を未来に伝えたいと諏訪湖に向き合ったカラー作品約50点で構成。
リコーイメージングスクエア東京
「諏訪湖憧憬」(すわこしょうけい)藤森 順二(ふじもり じゅんじ)
開催期間 | 2014年6月4日(水)~6月16日(月) |
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開館時間 | 10:30~18:30(最終日16:00終了) |
定休日 | 火曜日 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア東京(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II |
連絡先 | 〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)MAP 03-3348-2941 担当:松枝・江上 |
作品コメント
信州のほぼ中央に位置する周囲約16kmの諏訪湖。
諏訪大社上社の男神が、下社の女神のもとへ渡る恋の道とされる御神渡りや、武田信玄の水中墓の伝説もあるロマンチックな面を持つ一方、近年では湖周道路の整備が進み、湖畔には昔の面影を残す所が、もはや無いに等しい状況です。
私の母は諏訪湖の近くで生まれました。幼いころ、母に手をひかれ実家へ行き付近を散策し、湖畔で遊んだ記憶が有ります。それは半世紀も前のことですが、今でも鮮明で懐かしく又、美しい記憶として脳裏に刻まれています。
4年前にも諏訪湖をテーマに写真展を行いました。それは人間との関わりの諏訪湖を表現しましたが、今回は湖畔の建物や人工物も景色の一部とし、自然と共存して現在の風景として成立した姿を、約5年間撮り続けてきた作品です。今回は初めてのカラー作品で、私の心の中に刻まれた色でもあるのです。
藤森 順二
作者プロフィール
- 1950年
- 長野県諏訪市生まれ
- 1975年
- 写真雑誌の月例を始める
- 1980年
- 故木村仲久氏に師事
- 2005年
- 二科会写真部会員推挙
- 2010年
- 日東光学株式会社退社後フリー
写真展
- 1997年
- 「きままな視線」
- 2001年
- 「西伊豆点描」
- 2005年
- 「池上線が走る町」
- 2007年
- 「TERRITORY」
- 2009年
- 「諏訪湖現映」
- 2012年
- 「山里逍遥」 現在 二科会写真部会員(理事)・山月会長野主宰・集団こまくさ会長・三の会講師・ペンタックスリコーファミリークラブ会員
使用機材
PENTAX K-5、K-7