DXシステムを最大利用 リコーFF70 (1985)
使い勝手を考えた新システム登場 コダックが提唱したDXシステムは、フィルムを装填するとフィルム感度と種類、写せる枚数などをカメラに読み込ませて表示しようというものです。84年に各社がこのDXシステムを利用したフィルムとカメラを発売しましたが、最初はフィルム感度の自動読み込みていどの機能付加に止まりました。 |
大きなLCDにフィルム情報を表示 リコーでは得意の電子回路技術を用いてDXシステムの特徴を100%生かすようなカメラを開発しました。今までのカメラにはなかった大きなLCDパネルには、装填したフィルムの感度とフィルムカウンターが表示され、フィルムが確実に装填されたか、フィルムの走行状態が示されるようになっています。カメラ内部では、DXシステムで読み取ったそのフィルムの撮影可能枚数が終わると自動的に巻戻しになるようにしてあります。 |
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