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厚さわずか35mmの超コンパクト8mm撮影機
リコーマイト88E (1961)

リコーマイト88E 8mm小型映画の時代
 16mm映画フィルムの半分幅の小型映画「8mmシネ」は1950年代からアマチュアホビーとして写真と並ぶ楽しみの一つになり、リコーはこの分野に超小型のリコーマイト88 E を発売しました。1964年にはコダックが16mmフィルムを半分にカットした8mmシステムではなく、8mm幅専用のフィルム寸法規格を提案しました。これによって同じ8mm幅のフィルムながら画面面積の利用効率が大きくなり性能を上げることが可能になりました。しかし家庭での8mmブームも次第と下火になった1975年頃になると学校に視聴覚教育が導入されるようになり、関連機材として小型発声(サウンド)の映写機が要求されました。 リコーではエレクトロニクスの技術を生かして16mm映写機に比肩できる8mmサウンド映写機にまで到達しました。下の写真のとおりたいへん立派な物です。 しかしこの頃から社会は急速にビデオの時代を迎え、このスーパーサウンド映写機も数十台の納入でその寿命を終えました。
1961-1b.jpg 多人数を対象に長時間映写が可能。学校視聴覚に向けたスーパーサウンド8プロジェクター(1976)
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