リコーカメラ全機種リスト > 1961-1980
| ~1945年 | 1946~1960年 | 1961~1980年 | 1981年~ |
リコー スーパーショット 35mmレンズシャッター |
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1963年のフォトキナに電子シャッターつきのカメラをアメリカのポラロイド社が発表した。これが刺激となりシャッター・AEの電子化がはじまった。 日本ではコパルとセイコーがちがったシステムで電子シャッターを開発していた。コパルはそれまでのプロンターをコピーしたシャッターのガバナーを電子回路に置き換えた、秒時の設定にギアトレインを使わないため長時間露出が可能になった。セイコーは自動化を意識してAE機能を内蔵したプログラム露出タイプを開発した。リコーはプログラム露出方式を評価してセイコーの電子シャッターを採用した。 リコーのフィルムカメラの特徴であるスプリングモーターによる自動巻き上げとするためには、シャッターのセットトルクが特に小さくなければならないが、セイコーESはこの目的によく合致した。 |
| 発売年月
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1965年11月 |
| フィルムシステム | 35mmパトローネ入りフィルム(135) |
| 画面サイズ | 24×36mm |
| レンズ | リケノン 43mm F1.7 4群6枚構成(富岡光学製) |
| フォーカス | 距離計連動 ヘリコイド全体繰り出し |
| シャッター
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セイコー ES600 1/15 - 1/500 セルフタイマーつき |
| 露出制御 | プログラムAE EV5.6 - 17 |
| 特徴 | スプリングモーターによる巻き上げ・自動復帰フィルムカウンター・ フラッシュダイレクトコンタクトアクセサリーシュー・ 採光式フレームファインダー |
| 大きさ | 巾 131mm 高さ 87mm 奥行き 68mm |
| 質量 | 800g (電池別) |
| 価格 | 23,800円 ケース1,800円 |
| 見分けかた | 標準的な35ミリカメラのスタイルながら、ボディ下にスプリングチャージのノブと巻き戻しクランクが出っ張っている。 |










