■ライトボックスを作ってみましょう
使用する材料は以下の通りです。
お魚屋さんや八百屋さんでもらえる発泡スチロールの箱があれば簡単に作れます。
今回は箱の上面にも光を透過する素材(プラスチックダンボール)を用いたので発泡スチロールの板3枚を組み立てました。ボンドを使って固定してしまえば猫さんが乗っかっても大丈夫。箱の中に小さめの電気スタンドを入れて、トレーシングペーバーを全面に張り付けたら出来上がりです。ただし猫さんは発泡スチロールで爪を研ぎたがるから、撮影が終わったら猫さんの手が届かないところへ・・・。
今回は恵比寿の猫カフェNyafe Melange(ニャフェ・メランジェ)で撮影。店内の環境光は電球色ですので色を揃えるためにライトボックスにも電球を使いました。ご自宅の照明が蛍光灯の場合、電球型の蛍光灯を使いましょう。
■正面や横からライトボックスを向けてみる
やわらかい光なので室内光とよく馴染みます。
■背景にライトボックスを置いてみる
この時に猫さんの下に白い布や紙を敷いておくと猫さんのお顔が暗くなりません。光源に接している体が光に溶け込みファンタジックに、すこし離れたところは輪郭が光に縁どられて毛表面のディティールが出ます。スタイリッシュな印象♪ 余白ができるので年賀状やポストカードにも使いやすい写真ができあがります。
■トレペの代わりにアクリル板やプラスチックダンボールを使ってみる
写真6、写真7はカスタムイメージ「ほのか」を使用。暗い場所での撮影で影が濃くなってしまう時や、黒猫さんを柔らかい印象で撮りたい時におすすめです。
いかがでしたでしょうか?
光をコントロールするだけでも、おうちの猫さんをいつもと違う印象で撮ることができます。これからも猫フォトを楽しむライティングやコワザをご紹介していきますので、お楽しみに!