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天体望遠鏡にデジタル一眼レフカメラを取り付けて撮影

天体望遠鏡には一眼レフカメラを組み合わせることもできます。35mm判一眼レフカメラだけではなく、67、645といった中判カメラのほか、デジタル一眼レフカメラでもOK。このページでは、天体望遠鏡に一眼レフカメラを接続するアクセサリー「カメラマウント」を使用し、*ist Dで撮影してみました
ペンタックスは、カメラだけではなく天体望遠鏡も設計、製造しているため、カメラとの最適設計が可能です。写真撮影/眼視観察兼用のリアコンバーターをはじめ、天体望遠鏡と一眼レフカメラを接続するカメラマウント、月や惑星を大きく写すための拡大撮影筒 MP-2など、様々なアクセサリーを豊富にご用意しております。それらを組み合わせることによって、天体を観察したり、撮影して楽しむことが可能です。
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天体望遠鏡の性能を最大限に引き出す直接焦点撮影法
直接焦点撮影法とは、天体望遠鏡と一眼レフカメラ本体をカメラマウントのみで接続する撮影方法。焦点距離は天体望遠鏡の焦点距離で決まります。使用するアクセサリーがシンプルなので、天体望遠鏡の性能を最大限に発揮でき、明るくシャープな画像が得られます。下の写真のように少し雲がかかったような月でも、表面のディテールはしっかりと写すことができます。ふんわりとした光の中にキリリとした月があり、とても雰囲気のある写真に仕上がります。
●使用する機材●
a. 天体望遠鏡 125SDP
b. 赤道儀 MS-4
c. カメラマウント ペンタックスK用
d. *ist D
シャッタースピード:1/20秒、感度:200。天体望遠鏡を含めた35mm判換算焦点距離:約1200mm相当。3008×2008ピクセルで撮影した画像を縮小しています
デジタルカメラアダプター PF-DS1
感動の瞬間をとらえる スポッティングスコープ
大きくしっかり写す拡大撮影法
拡大撮影法とは、天体望遠鏡と一眼レフカメラの間に拡大撮影用レンズを入れて、月や惑星などを大きくしっかりと写す撮影方法です。これには、拡大撮影用のアクセサリー「拡大撮影筒 MP-2」が必要になります。左の写真は、上の写真と同じ月を、MP-2と拡大撮影用レンズのXP-24を使用して撮影しました。半月が画面いっぱいに写っていて、クレーターなどの細かなディテールも確実に捉えています。
●使用機材●
a. 天体望遠鏡 125SDP
b. 赤道儀 MS-4
c. 拡大撮影筒 MP-2
d. アイピース XP-24
e. カメラマウント ペンタックスK用
f. *ist D
シャッタースピード:1/250秒、感度:200。天体望遠鏡を含めた35mm判換算焦点距離:約3200mm相当。3008×2008ピクセルで撮影した画像を縮小しています