Mega Pixel CCDを搭載したビデオスコープ
「90iシリーズ」を国内向けに販売開始
2008年5月22日
HOYA株式会社
「90iシリーズ」を国内向けに販売開始
HOYA株式会社は、高画質、高解像度、多機能といった医療現場のニーズに応え、Mega Pixel CCDを搭載したビデオスコープ「90iシリーズ」を国内向けに販売開始いたします。
本シリーズは、高解像度出力を実現したビデオプロセッサ「EPK-i」と組み合わせることで高精細画像を実現。粘膜の自然の色を忠実に再現し、微細な粘膜や血管の構造まで抽出する高精細画像が、これまで以上に細やかな検査・診断を可能にします。本シリーズは、当社内視鏡製品の開発コンセプト「ドクターの負担を減らし、患者さんの苦痛をなくす医療機器」を追求したハイエンドクラスの内視鏡システムです。昨年5月に米国にて販売開始して以来、医療関係者から高い評価を受けております。
なお、本システムは5月24日からパシフィコ横浜にて開催される「第75回 日本消化器内視鏡学会総会」に出展いたします。
HOYA株式会社 PENTAXライフケア事業部 医用機器SBU
国内営業部 販売戦略課 池田共宏 / TEL. 03-5840-6175
(直通)
Mega Pixel CCDを採用
Mega Pixel CCDを内視鏡で初めて採用。専用の対物光学系、配光光学系、デジタル信号処理により、高精細画像を得ることができます。操作性の向上
フル・デジタル対応
スコープ側のデジタルデータを、プロセッサ側へ直接デジタル伝送する新方式を採用。高画質を維持したまま、画像処理を行ったり、静止画や動画を出力したりすることが可能です。新画像処理エンジン
演算能力を当社従来製品比で約50倍に高めた新画像エンジンを搭載しています。複雑な計算を必要とする表面強調処理やコントラスト強調処理も、リアルタイムで処理できます。タッチパネル採用
内視鏡用プロセッサで初めてフロントパネルにタッチパネル方式を採用。当社従来製品のようなフロントパネルスイッチとキーボード、フットスイッチ等による方式に比べ、多様な機能を簡便な操作で使用することができます。マルチ・ユーザーインターフェース
その他
ペンタックス ビデオ上部消化管スコープ EG-2990i |
ペンタックス ビデオ大腸スコープ EC-3890iシリーズ Mi/Fi/Li/Mi2/Fi2 |
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視野角 | 140° | 140° | |
観察深度 | 5~100mm | 4~100mm | |
先端硬性部径 | Φ10.8mm | Φ13.2mm | |
軟性部径 | Φ9.8m | Φ13.2mm | |
チャンネル最小径 | Φ2.8mm | Φ3.8mm | |
湾曲角 | 上/下 | 210゜/120゜ |
180゜/180゜ |
右/左 | 120゜/120゜ | 160゜/160゜ | |
適合プロセッサ | EPK-i | EPK-i | |
有効長 | 1050mm | 1300mm(Mi)/1500mm(Fi)/1700mm(Li)/ 1300mm(Mi2)/1500mm(Fi2) | |
全 長 | 1373mm | 1623mm(Mi)/1823mm(Fi)/2023mm(Li)/ 1623mm(Mi2)/1823mm(Fi2) | |
医療機器認証番号 | 220ABBZX00167000 | 220ABBZX00174000 |
ペンタックス ビデオプロセッサEPK-i | |
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撮像方式 | カラー単板方式 |
高解像度ビデオ出力 | DVI-D、VGA(排他的に1組) |
標準解像度ビデオ出力 | DV端子(1組)、RGBS端子(2組)、Y/C端子(2組)、コンポジットビデオ端子(1組) |
デジタル出力 | SERIAL端子(2組) |
外部機器コントロール | プリンターコントロール端子(1組) 外部機器コントロール端子(3組) |
画像強調 | 3段階から選択 |
送気送水機能 | 5段階から選択 |
内視鏡観察用ランプ | 300Wキセノンショートアークランプ |
内視鏡観察用ランプ平均寿命 | 連続約500時間 |
補助用ランプ | 3W LEDランプ |
適合スコープ | ペンタックス ビデオスコープ“90i”シリーズ ペンタックス ビデオスコープ“K”シリーズ ペンタックス ファイバースコープ(ビデオモジュールを介する) |
電源・消費電流 | AC100V、50/60Hz、5.4A |
外径寸法 | 幅430mm×高205mm×奥行485mm |
質量(重さ) | 26.5kg |
医療機器認証番号 | 220ABBZX00124000 |