モノクロームを
極める
新たな世界がここに始まる
なぜ、このカメラなのか?
光と影が織りなす繊細な美しさ。
白と黒のなめらかな階調。
質感を克明に描く解像力。
このカメラで被写体と対峙し、
シャッターを切った
撮影者はみな驚嘆するだろう。
陰影の描写力が違う。
ディテールの再現力が違う。
光学ファインダー越しの
色づく世界を見つめ、
思い描いたモノクローム表現を
はるかに超える
新たな世界がそこにある。
光と影で描くという
カメラの原点に立ち返り、
モノクローム撮影に特化した
イメージセンサーを採用。
1画素1画素が取得した
輝度情報をダイレクトに
画像に反映することで、
比類のない表現力、
描写性能を実現している。
PENTAX K-3 Mark III Monochrome。
モノクローム写真に限界はない。
未知の表現領域がここにある。
ギャラリー
赤城 耕一 氏
KOUICHI AKAGI
1961年東京生まれ。
グラフ誌、週刊誌にてドキュメンタリー、ルポルタージュ、タレントや俳優のポートレートを撮影。また、カメラ・写真雑誌、WEBマガジンで写真のHOW TOからメカニズム論評、カメラ、レンズのレビューにて撮影、執筆を行う。写真ワークショップ、芸術系大学、写真学科で教鞭をとる。使用カメラは70年前のライカから、最新のデジタルカメラまでと節操がない。
著書に「銀塩カメラを使いなさい!」(平凡社)「赤城写真機診療所MarkII」(玄光社)など多数
リコーフォトアカデミー講師
Comment
モノクロ写真は私にとってやっぱり原点。
カラーでなんでもできる時代にモノクロ専用機でモノクロフィルムを装填したかのように覚悟を決めて撮る。
これって冒険だと思うけど気持ち的に大事なことで、そしてそれが楽しいんだよね。
岡田 元伸 氏
MOTONOBU OKADA
熊本県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真応用科卒業後、写真家・高崎勝二氏主催CARATSへ入社。TVCMやスチール写真など広告作品を数多く手掛ける。人物、風景からバイクや車を代表するメカ物まで幅広く撮影。光と影に色気とトーンを重視する的確な照明技術で広告写真作品において大小様々な受賞歴がある。映画と旅が好きで、一瞬の永遠性の強さを動画にもスチールにも見出そうと努めている。
Comment
モノクロ専用機として最初はどうしたものか?と戸惑う部分も多かったが、使っていくうちに学生時代を思い出し、街角スナップをしていた頃を思い出して夜帰宅して現像して更にプリントして初めてみえる画像がなんと手札版のプリントのような画像がカメラ背面に現れる。しかも暗室で作業してるかのようなコントラスト補正もあって、自分のイメージに容易に近づけることが出来る楽しさ。高感度設定でも、フィルムだとハイコントラストになるのに低感度時と同じトーンを保ったままの表現には驚いた。そのまま6400とかで撮影してても、背面液晶プレビューでは低感度撮影と間違えてしまうようなトーンが逆に要注意になるのではと思ったほどで、大きなお世話だろうが注意されたほうが良いと思える点である。暗室作業の楽しさを知ってる方ならば、写真の原点へ戻ることを思い起こさせるという意味でもオススメで、逆にデジタル機しか経験の無い方でもモノクロしか撮れないのではなく、優秀なモノクロフィルムが詰めてあるカメラだと思って、マニュアルフォーカスでモノクロ手札判写真をコレクションしていく、そのような気分で使ってみるのも面白いのではと思う。
小泉 なみこ 氏
NAMIKO KOIZUMI
大阪出身、東京在住。大阪芸術大学卒業後、株式会社アマナホールディングスを経て独立。
広告写真を中心に活動するフリーランスのフォトグラファー。自然光の空気感を活かした写真からグラフィカルな作品まで、人物、プロダクトなど多様な彼写体を独自の視点で撮影している。2022年より小泉なみこ写真室を主催。“写真を楽しもう”をコンセプトに、 ワークショップや写真展などを積極的に行っている
Comment
モノクロ写真を撮るのはいつぶりだろうか?
真正面からモノクロと向き合うのはひょっとすると20年ぶり、学生時代以来かもしれない。
写真を仕事とし日々さまざまな撮影を行っているが、久しぶりに撮るモノクロ写真はそれはそれは新鮮だった。
シャッターを押してまず最初の感想が「うわ、きれい。」
事務所の白い壁に差し込む光を何気なく撮っただけの写真だったのだが、その美しさに驚いた。
ここ数年仕事ではミラーレスカメラの使用頻度が高いため、一眼レフのシャッター音も心地よい
通常のカラー撮影との良いギャップに「これはどう写る?逆光ならどう?」と次々試し撮りしてしまうほどに興奮するK-3 MarkⅢ Monochromeとの出会いだった。
K-3 MarkⅢ Monochromeで作品を撮り進めてゆくなかで特に感じたのがそのグラデーションの美しさだ。ハイライトからシャドーまでの階調がなめらかで緻密。全然つぶれない。「さすがに白飛びするかな?」と予想したハイキーな箇所も撮影者の予想を裏切って見事に再現してくれるのだ。
撮影画像をPCに入れて確認するたびに、まじまじと見つめてしまうほどに感動ものである。
佐々木 啓太 氏
KEITA SASAKI
1969年兵庫県生まれ。
写真専門学校を卒業後、貸スタジオ勤務、写真家のアシスタント生活を経て独立。自らに『街角写真家』という肩書きをつけ、自身の作品発表の場として写真展を開催しながら「写真はモノクロ・オリジナルはプリント」というフィルム時代からの持論を貫いている。
Keita's Bookというミニ写真集のようなプライベートブックを毎月発売中。
( http://www.facebook.com/KeitaPage2)
リコーフォトアカデミー講師。
Comment
そのトーンにほれる。
大門 美奈 氏
MINA DAIMON
横浜出身、茅ヶ崎在住。
リコーフォトギャラリーRING CUBEでの公募展をきっかけに写真家となる。作家活動のほかアパレルブランド等とのコラボレーション、またカメラメーカー・ショップ主催の講座・イベント等の講師、雑誌・WEBマガジンなどへの寄稿を行っている。
個展・グループ展多数開催。代表作に「本日の箱庭 」・「浜」、同じく写真集に「浜」(赤々舎)など。
リコーフォトアカデミー講師。
www.minadaimon.com
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モノクロームの世界を撮ることは特別なことではなく、ただ目の前の光をストレートに写すこと。
モノクロームの新たなスタンダードを描く、特別でない特別なカメラ。
塙 真一 氏
SHINICHI HANAWA
スナップ撮影からポートレートまでをこなすフリーランスフォトグラファー。
ニューヨーク、パリなどを撮り歩いた写真で個展を数多く開催している。
カメラやレンズなどにも造詣が深く、カメラ、レンズの使いこなし術などの教室にも定評がある。
レンズは単焦点レンズを使用することが多く、Limitedレンズの愛用者でもある。
リコーフォトアカデミー講師。
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黒つぶれしてしまいそうなシャドーにこそモノクロ専用機ならではのトーンが感じられる。
K-3 Mark III Monochromeの特長
モノクロ専用
CMOSイメージセンサー
「光と影で描く」というカメラの原点に立ち返る
モノクローム写真は写真表現の原点です。色の情報がない分、光と影、豊かな階調は被写体の造形や質感をより克明に描き出し、写真に深い印象と説得力を与えます。
モノクロームでの表現をより一層極めたいユーザーのため、K-3 Mark III Monochrome はモノクローム専用のイメージセンサーを採用しています。モノクローム専用設計とすることで、1画素1画素それぞれが輝度情報を取得でき、レンズを通して入ってきた光の情報をダイレクトに画像にすることが可能です。
信号処理
画像処理
ベイヤー補間が不要でノイズが細かく元のデータを最大限に活かすことが可能。最小限の信号処理による画像データに対して、最適なファインシャープネス処理を全ISO感度ごとに再設計
※高感度NRの初期設定は全ISO感度でオフ
モノクロームに特化した画質設計
モノクローム専用イメージセンサーの特性に合わせ、画質を再設計しました。カラー用イメージセンサーと異なり、補間処理を行わない分、イメージセンサーの画素がそのまま画像の画素に対応するため、極力その情報を壊さずに、最大限表現できるよう処理を一新した画質設計を実施することで、モノクローム専用ならではの繊細な表現力と自然なボケ、グラデーション、緻密なシャープネスを実現しています。
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ISO 200
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ISO 400
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ISO 800
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ISO 1600
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ISO 3200
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ISO 6400
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ISO 12800
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ISO 25600
Monochromeで撮影 K-3 Mark IIIで撮影
デザイン
モノクロームの世界観を表現
カメラ上面の表示パネルに白色のバックライトを採用したほか、背面左上にMonochromeの文字を印字。カメラ内のUIメニューはモノクローム配色を初期設定にしています。SRバッジもシルバーとしました。さらにカメラ外観のアイコンなどのプリントは、操作性を考慮した濃淡の異なる3つのグレーを使い分けるなど、モノクロームの世界観を随所に感じられるようデザインしました。
製品ラインアップ
PENTAX K-3 Mark III
Monochrome
ボディキット
直販限定
モデル
PENTAX K-3 Mark III
Monochrome Matte Black Edition
ボディキット